「手紙」という歌。--- 老いた親たちが 子どもたちへ ---
友人たちと雑談しているとき、いま「手紙」という歌が、
介護をしている人たちの間で、ブームになっていると聞いた。
今朝、NHKテレビ ほっとモーニングを見ていたら、その歌をやっていて、ああ「この男性だ」と気付いた(樋口了一:シンガーソングライター)。
番組の中で、「介護をつらいと感じていた人が、歌を聞き 楽になった」と話されていた。
この「手紙」という詩は ポルトガル語で書かれていたとか。
それに曲をつけたもの。
内容は 老いた親が子に宛てて書いたもの。
「老いることは悲しいことではないんだ。 旅立ちの前の準備をしている私に 祝福の祈りを捧げて欲しい。」「私の人生の終わりに 少しだけ付き合って欲しい。」
こんなことを言える人間(ひと)は どんな老い方をしたのか。
わたしは 人生の終わりに 果たしてこう言えるのか。
ゲストの千住 明 氏は「介護は 親を天国へ帰す手伝いをすることだ」と。
・・・・・ 印象的な言葉でした。
わたしは 母を介護の末に 三年前に亡くした。
上手く 天国へ帰してあげられたかしら・・。
この歌“手紙”。 よく味わって また 聞いてみたい。