アーカイブ: 2011年6月

2011/06/30

永続的リンク 00:48:00, カテゴリ: つれづれなるままに

ハンゲショウ(半化粧/半夏生)      (1292)


 ハンゲショウ(半化粧)の群生があると聞いて、行ってきた。


 ハンゲショウの花は わが家にもある。
 多年草なので、放っておいても毎年 いつも出てくる。
 が、雑草に囲まれて生育がよくないので、小さくて貧弱だ。


 見に行ったところは、池のほとりで水はけもよく、
 背丈も大きくて、群生!だった。
 
 遠くからでも、緑の中の白さが映えて、よ~くわかった。

 
 天気もよく、とても暑かったが、池をわたる風が吹いて、
 木かげの 心地よい場所で、しばしハンゲショウを見ていた。


2011/06/29

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『 ねずみ女房 』           (1291)


 『 ねずみ女房 』 R・ゴッデン・作 福音館書店・刊  
  W・P・デュボア・画  石井桃子・訳   

 一ヵ月ほど前 読んだ『縦横無尽の文章レッスン』(村田喜代子著)の中に、テキストとして出てくる、イギリスの古い童話。

 作家である村田喜代子さんは、この童話を教材にして、大学生に文章の書き方を教えておられる。

 主人公の めすネズミの物語りだが、人間も同じだ。
 
 めすネズミの家族は幸せに生活(くらし)していた。
 おすネズミが「これ以上 何がほしいというんだな?」と聞く。

 めすネズミは 何が欲しいというものがわからないが、まだ持っていない 何かが欲しかった。

 知らない世界を見たいと思い、知らない世界を発見する喜びを大切にしたい。
 
 このめすネズミと同じように考える女性は、悩み 生長していくのだと思う。

 童話だけれども 多くのことを考えさせられる本。
 よい物語りは、大人にも人気ですね。

 
【写真・部分】 『 ねずみ女房 』~世界傑作童話シリーズ~  
R・ゴッデン・作 福音館書店・刊  W・P・デュボア・画  石井桃子・訳
   1977.3.20.初版発行 @1200e

2011/06/28

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中学生と あいさつ         (1290)




 朝8時、ウォーキングに出かける頃は、降っていなかった。

 半月前 田植えが済み、今は青々としてきれいな田んぼ。

 こちらの(学区の)中学校の近くになると、
 中学生が「お早うございます!」と挨拶してくれる。

 わが家の近くの(学区の)中学では、だれも挨拶しない。

 ・・教育の差でしょうか。

2011/06/27

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ギャラリー オープン        (1289)



 友人が、中津川の旧中山道・落合宿の町並みの古民家でギャラリーをオープンした。

 センスの光る 好みの雑貨、陶器、古布を使った服・・などが展示されている。

 気さくな人柄で 人あたりもよいので、客商売がよく似合う。

 
 わたしとは陶芸教室で出会った。
 中学・高校は似たような女子の私立校で過ごしたせいか、お互いに気をつかわなくてもよいので、ベストフレンドのひとり。

 「個性的な店づくり」の夢がかなって よかったね!

2011/06/26

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 『 ギャルリ百草「 美と暮らし 」』    (1288)



 『 ギャルリ百草「 美と暮らし 」』 ㈱ラトルズ・刊  
  安藤雅信・安藤明子:共著 写真:中島大助    

 
 10年ほど前 新聞に紹介されていた「ギャルリ百草(ももくさ)」。
 明治の中頃に建てられた家を移築して開廊された。

 さっそくに出かけたが、どんどん山の中に入っていくので、途中で帰りたくなった。

 わたし達の年代の人には、このような民家風は落ち着く。
 百草の展示品も、買えないほど高価でなく、日常生活で使えるものばかり。

 しばらく行ってなかったが、この2月 友人を案内して訪れた。
 隣家も増えて、途中の道路も分かり易くなった。

 
 本書はオーナーご夫妻が書かれたもの。

 何回も訪れて見ているが、ふんだんに使われている 本の中の写真もきれいで、こうした古いものを大切に使っていく。

 このことが「美と暮らし」ですね・・。


 百草茶会”渡来”の記事は、今までの茶会のイメージとは180度違っていた。

 陶芸作家であり、この著者でもある安藤雅信氏の 頭の柔らかさはすごいなあと感動。

 雑誌「ミセス」でも記事を読んでびっくりしていたが・・。
 興味ある方は ぜひお読み下さい。

【写真】 『 ギャルリ百草「 美と暮らし 」』(部分)   
 安藤雅信・安藤明子・共著  ㈱ラトルズ・刊  
 2010.4.12.初版発行。 @1800e
【所在地】 岐阜県多治見市東栄町2-8-16
      Tel: 0572-21-3368

2011/06/25

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釉がけ                (1287)





 午前中 釉がけ。
 この部屋はクーラーが無いので、夏は 汗だくになる。

 花器、箸置き、湯呑み、鉢など・・24個。

 白釉でも 何種類もあり、器の種類と、どの土を使うかで変わるので、考えながら釉がけすると、結構時間がかかる。

 
 毎日 料理を作り、盛り付けたり、手に持ったりして、
 使いながら工夫して作る(作陶する)生活道具は、
 作りがいがありますね。




2011/06/24

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藤工芸 おけいこ日        (1286)



 念願の 買い物かごが 出来上がりました。

 真っすぐに長く編むのは むつかしいものです。

 ことし一番の暑さの中、扇風機を回してる。

 藤がすぐ乾いてしまうので、
 ときどき 水に浸しながら 編んだ。


2011/06/23

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梅酒                 (1285)


 大粒な青梅を 5Kg、小梅を 3Kgも いただいた。

 大きいものは 梅酒に、小梅は 梅干用に 漬けた。


 (昨年の)梅酒を クイッと飲むのもよい・・が、
 煮物のときなどに 少し梅酒を入れると、コクが出て グーッと味がよくなる。
 わたしなりの「隠し味」。

2011/06/22

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『 シグネチャー 』         (1284)

  
 もう何十年も 毎月届く 会員雑誌。
 ダイナースクラブの『 シグネチャー 』 

 いつもペラペラーっと めくるだけ。

 何故か4月号は熱心に読んだ。
 「三つ子の胃袋は百まで」の中に、ウチワサボテンの料理が書かれてあった。

 そう言えば20年も前に メキシコへ行ったとき、 シルビアが(わが家に6ヶ月間ホームステイしていた女性)、サボテンステーキを作って食べさせてくれたなあ と、急に懐かしくて、その様子を投稿した。


 7月号に わたしの原稿が掲載されていた。
 ギフトカード3000円分 いただけるようだ。 うふふ。

2011/06/21

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大人のための作文教室     (1283)




 2回目の「大人のための作文教室」。
 車で40分かかるので、8時半を過ぎたら家を出る。

 大学教授の 講師の先生は、もうすでに待っておられる。

 前回提出した宿題の作文。
 全員分のコピーを持ち帰って、読ましてもらった。


 今日は、先生の指名により、自分のを大きな声で 読む。
 それに対して、感想やら、ここはこうしたらもっと文章がよくなるのでは などと、皆さんから意見が出される。
 
 隣り席は、大学生らしき男の子。 穏やかそうだ。
 静かな話し方だが、内容は「う~ん なるほど」「そうそう!」という感想が出て、おもしろい。


 老若男女の教室なので、さまざまな文章が寄せられている。
 エッセイ、童話、小説・・など。

 わたしには こういう文章は書けないなあというのも多くあり、その人の個性が出てるので刺激された。

2011/06/20

永続的リンク 08:51:05, カテゴリ: つれづれなるままに

誕生日               (1282)



 ことしも 誕生日が来た。

 健康で、いまも毎日 楽しみがあり、動けるので、
 それだけで わたしは充分。

 昨夜は 長女の家族と、次女の家族で、
 すき焼きを食べに行き、大いに 楽しんだ。

 バースデイケーキも買ってもらい、
 孫たちが喜んで食べていった。


 わたしは子どもの頃 身体が弱くて、
 育てるのに 一番苦労したと、よく言われていた。

 今、こんなに元気な姿を見たら、
 両親は喜んでくれるだろう・・。

2011/06/19

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ズッキーニ              (1281)



 知人から ズッキーニをいただいた。
 自家で収穫されたもの。
 その方は生(なま)でもおいしいと言われた。


 わたしも いつだったか 苗を植えた。
 大きくはなったが、ひとつも実がならなかった。

 後で聞いたら、雌雄異花のため、受粉は人が花粉媒介をしてやらねばダメらしい。それも朝のうちにやる。

 手間をかけなければ育たないものですネ。

 
 30年近くも前、日本では食べたことが無かった。
 韓国の家庭では、卵液につけて、焼いたものを出され、初めて食べた。

 何ておいしいのだろう と思った。
 その後 訪韓するたびに、友人宅ではわたしの好物として ご馳走してくれる。


 さて、さっそく薄切りにして(ごまドレッシングをかけて)生で食べてみた。
 シャキシャキして おいしい。
 くせになりそう・・。

2011/06/18

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藤工芸 おけいこ日        (1280)



 藤工芸の おけいこ日。


 念願の かご編みを教えてもらいます。

 横幅28cm、高さ31cm、奥行き11cm。

 中に入りこむことなく、外に広がることなく、
 真っすぐに編むことを心がければ、
 きれいに立ち上がっていく。

 でき上がりが 楽しみ。

2011/06/17

永続的リンク 00:15:27, カテゴリ: つれづれなるままに

花入れの 箸置き           (1279)




 7月17日からの展示会に、箸置きが ひとつも無い。

 急いで 花入れの箸置きを 作る。

 高さ5cm足らずの 花器を作り、
 箸が乗るように つぶす。

 土は 自分でブレンドした。

 白マットを かける積もり・・。

2011/06/16

永続的リンク 02:23:44, カテゴリ: つれづれなるままに

カフェ・ド・ノイエ cafe de neue   (1278)



 友人とのランチの帰り道、
 車の中から見つけた カフェ。

 「 カフェ・ド・ノイエ cafe de neue 」

 ノイエとはドイツ語で「新しい」を意味する言葉。
 アンティーク・インテリア雑貨に、可愛いものがいっぱい。

 友人がアンティークのミシンが欲しいと言っていたが、
 お値段(8万円)が少し高くて、今回はあきらめた。

 店内もゆったりとした空間。
 本格「炭焼きコーヒー」も おいしかった。

 また 行きたい店。

2011/06/15

永続的リンク 03:05:34, カテゴリ: つれづれなるままに

『 漂流家族 』 池永 陽 著     (1277)



  池永 陽・著 『 漂流家族 』 双葉社・刊

 本書の帯に、
 「帰れる家がありますか?」
 家族だから見えること、家事だから見えないこと。
 日常生活の中で、誰もが持っている弱さや狡さ、
 そして優しさを描く、
 とあった。

 8編の家族ドラマが書かれている。

 わたしはこの中で、「父の遺言」が一番気に入った。
 父子家庭で育ち、少なくとも仲の良い父娘では無かったが、
 亡くなってはじめて父の愛に気づく、というドラマ。

 8編とも、平凡な、どこにでも存在するような家族ばかりのようだ。

 著者はきっと人生をよく観察し、人間が好きな男性(ひと)なのだ。
 そうでなければ、心の中まで書けないよ・・とおもう。

【写真】 池永 陽・著 『 漂流家族 』 双葉社・刊  
 2011.3.20.第1刷発行。 @1500e  

2011/06/14

永続的リンク 00:05:36, カテゴリ: つれづれなるままに

湯のみ                (1276)



 黒ミカゲの土を使って、湯のみを作陶。

 昨日も曇りだったので、ロクロで 湯のみを 9ヶ挽いた。

 一昼夜後、どうにか 削りができた。
 本当は もっと時間をかけて、ていねいにしたい。
 否、しなくてはいけないと思ってる。

 土が余ったので、変形の花器を ひとつ。

 
 家事の合間に作陶し、ブログを書き、買い物に行き、
本も読みたいし、その上、今 作文教室の宿題もして、
庭の草取りも気になるけど・・。
 
 ボランティアの会議もあるし、おけいこ事にも行きたいしで、
毎日退屈している時がない。

 でも全部 自分が好きでしていることだから、
 文句言えないのだ。

2011/06/13

永続的リンク 00:02:28, カテゴリ: つれづれなるままに

映画 「マザーウォーター」     (1275)


 映画「マザーウォーター」を DVDで観る。

 川のせせらぎ、そよ風の吹く緑の木々。
 ゆったりとした時の流れの中で生活する人々。

 豆腐を売る女性。  コーヒー店の女主人。
 ウィスキーしか置いてない バーのママ。
 
 いつも個性的なスタイルの、もたいまさこさん。
 何故かきれいで小さな、京の街での日常が描かれている。

 もたいさんの食べている「かきあげ」。
 (あまりの美しさに パチリ・・)
 
 事件も何も起こらない。
 やさしいエッセイを読んでいるような気分でした。

 わたしは好きだけど、
 メリハリの無い画像は退屈だったという感想も聞いた。

【写真】 DVD 映画「マザーウォーター」より

2011/06/12

永続的リンク 00:34:23, カテゴリ: つれづれなるままに

第3回 木曽川学セミナー   (1274)


 第9期 第3回木曽川学セミナー:
 「美濃の 白鬚(しらひげ)信仰」~その生成と展開をめぐって~
 講師は 須永 敬 先生(九州産業大学 国際文化学部 准教授)


 わが家は岐阜県(美濃の国)に近いので、岐阜県にも出かけるが、あちこちで白鬚神社を よく見かける。

 いままで疑問にも思わなかったが、
 白鬚信仰は 川の神、水運の神で、木曽三川流域に多い。
 近世では ムラの鎮守として、農民を含めた民が神社を祀ってきている。

 そういう話を聞けば、私の住む愛知県(尾張の国8郡)には、白鬚神社は皆無。
 この歳まで、そんなことは 気も付かなかった。

 
 須永先生は まだ30代後半。美濃の国に60もある白鬚神社の全部を、自分の足と目で回ってこられたという。

 今年度から転勤で、九州に住んで居られる。
 話しも上手く、退屈しなかった。

2011/06/11

永続的リンク 00:20:25, カテゴリ: つれづれなるままに

雪月花              (1273)


 高さ15cmほどの 小壺の素焼きに釉掛けをしようと思った。


 そのとき ちょうど習字の先生が来れれた。

 失礼を承知で、
 「この壺に、(雪月花の)字を書いていただけませんか」と、
 お願いしてみた。

 「いいよ」「何と書くの?」と、すごく気軽に言って下さった。
 幸いにも、先生は 筆もたくさんの種類のを お持ちだった。

 ベンガラ(紅柄)と呼ばれる酸化鉄の絵の具を使って、
 アーッという間に 書いて下さった。


 透明釉をかけ、焼成。
 すこし渋いが、きれいな色の花を一輪挿せば、わたし好みの室礼のひとつ。

2011/06/10

永続的リンク 00:53:34, カテゴリ: つれづれなるままに

『 CO 命を手渡す者 』        (1272)


 『 CO 命を手渡す者 』 秦 建日子著 河出書房新社・刊

 「COって 何だ」と思った。
 CO とは臓器移植コーディネーターと知った。

 大切な人が「脳死」と言われたら・・・・・。
 2010年7月から、本人は意志がなくても、家族が承諾すれば、臓器が提供できるようになった。

 それを機会に、この小説が書かれたそうだ。
 身近に脳死の人も、移植を受けた人も居ないので、実感は無い。

 交通事故死の多い現代は、ますます増えていくと思う。

 小説の中では ことがうまく進んで成功するのですが、現実は突然の出来事に遭って、もっとドロドロした場面も見られることでしょう。

 だから、COの職業が存在するのかなあ。
 読み物としては、おもしろかった。

 
【写真】 秦 建日子・著 『 CO 命を手渡す者 』
河出書房新社・刊 2011.3.8.初版発行@1300e

2011/06/09

永続的リンク 08:44:46, カテゴリ: つれづれなるままに

一次選考               (1271)


 図書館で、日本文学館がやっている、エッセイコンテスト募集の話しを聞いた。 せっかく作文教室へ通うようになったから、一度出してみようか と思った。


 5月31日が締め切り日。
 4~5日前に書きあげ、何度も推敲した。
 全国から多くの応募者が集まるから、どんなものかと、期待はしていなかった。

 一次選考通過の通知が送られてきて、びっくり??
 「母へ――。幸せな生活を過ごせましたか」というタイトルのエッセイに、きちんと<書評>が添えられてました。
 <しっかりとした文章で完成度の高い作品・・・(以下略)>

 もうこれだけ褒められた書評をいただけただけで大満足です。
(7月の大賞者結果は無理と思ってます。なにしろ全国からです)


 6月12日で母が鬼籍になって4年。
 どなたもでしょうが、 「母って いいですよネ。」

2011/06/08

永続的リンク 02:22:24, カテゴリ: つれづれなるままに

家ガール               (1270)



 「山ガール」「森ガール」という言葉は聞いたことがある。

 最近、「家ガール」という、おしゃれな呼び名が生まれているとか。
 家にいることが 何より好きな女子のことをいう。

 これって単にズボラー、または 出不精なだけだと思うけど・・。

 フットワークの軽い女性は、「外ガール」と呼びましょうか。

2011/06/07

永続的リンク 09:11:53, カテゴリ: つれづれなるままに

子ども大学開校式       (1269)


 市の「子ども大学」開校式(今年度の入学式)が行われ、機関紙「しみんていニュース」の記事を書くため、取材に行ってきた。

 平成14年度に市内の学校が、週5日制になったのを機会に、大人と子どもが「おもしろくて、貴重な体験をする 子ども大学」が発足した。

 毎年だが「国際理解」とか、原始人の体験を学ぶ「原始人クラブ」のコースが人気があるようだ。

 市長、県会議員、市会議議長の皆さんからの挨拶も、小学生に よく理解できる内容だった。

 さあ、わたしは どう原稿を書こうかなぁ。

【写真上】 オープニングの挨拶風景
【写真下】 講師紹介(3コースのべ18講座の講師陣)

2011/06/06

永続的リンク 01:26:55, カテゴリ: つれづれなるままに

 クラフトショップ LABORATORY (落合宿)      主宰:曽我 すみ子さん     (1268)


 昨年、友人が「知人の おもしろいギャラリーがあるから、行こうよ」と誘ってくれた。
 旧中山道の風情が残る、中津川市 落合 下町に、曽我すみ子さんのギャラリーがあった。

 築200年という江戸期建築の古民家。
 中に入ると 土間に 手織り機が3台ある。
 土間を下がっていくと 中庭に出る、珍しい家の造りに驚いた。


 店主の曽我さんは、以前は他所で、民宿、スナック、ディスコを営んでいた。
 そのころ、いろいろと 身の変化に伴ない 自信を無くして失意の中でもあった。

 悩んでいたとき、
旧い 眠っているような糸が、織り機にかかると、あたかも目覚めたかのごとく、きれいな反物になるのを見て、
身が震えるようだった。


 私も こんなことをしていてはいけない、しっかりしなければ、と 目が覚めた。
 織り物の、その先生に頼み、教えを乞うようになった。

 幸い、織り機も貸してあげると言われ、
うれしくて、うれしくて、寝るヒマも惜しんで 織っていった。
そのうちに、糸も草木染めで 染めたくなった。


 自分の求めていたことに出会い、夢中になれて、迷いはなくなった。
 ミシンで洋裁も得意だったので、仕立てもした。
 工房とギャラリーがやれたらと、大きな希望も湧いてきた。

 そんな折り、名古屋で 彫金を学んでいた長男も、中津川へ帰ってきた。
 運が向いてきたように、不思議と 良いほうに 良いほうへと、巡ってきた。

 落合宿の街道筋に、昔 庄屋だったという古民家を、貸してもらえた。
 年代ものの建具、調度品は残し、必要な箇所は息子と自分の手で改装した。

 長男の彫金に、曽我さんの手作り作品の数々。

 委託販売の陶器、ガラスの作品などが並ぶギャラリーが誕生。
 建物まるごと博物館のような空間に並ぶのは、好きな人に響く、こだわりの作品が多い。

 曽我さんは、「草木染のできる植物は、人間に対しても優しい。昔の人は体調が悪いと、草木染めの服をなめれば治ったそうよ」と言われる。


 ディスプレイに使われるものにも こだわり、ジャンクな古雑貨を多く使ってある。
 竹の ふたつきのカゴ(店主によれば 農家の人が畑に行くとき弁当を入れていたもの)に、織った布地を掛けてある。

 古民家ならではの室礼と お見受けした。
 商品の作品と空間のセットでも、曽我さんのセンスが光っている。


 ギャラリーで接客しながら、奥のアトリエで 毎日 制作もしている。
 ほかに商品の企画、制作の予定作り、在庫の管理に、家事もと、やることがいっぱい!と言いながらも うれしそう。
 今後は自分ひとりだけでなく、希望者には一日千円で講習もして、仲間作りもしていきたいそうだ。


 この一年に三度、この店を訪れた。
 「昨日 これが織り上がった」と見せてくださった。
 絹の 細い 細い 糸で織り、10日間かかった、とか。
 夏の夕暮れに、優しい瞳が 輝いていた。

【クラフトショップ LABORATORY 主宰:曽我 すみ子さん】
「クラフトショップ LABORATORY」主宰:曽我 すみ子さん
お店:岐阜県中津川市 落合831(旧中山道 落合宿の中ほど)
電話:0573-69-3562

2011/06/05

永続的リンク 08:43:56, カテゴリ: つれづれなるままに

『 断捨離のすすめ 』       (1267)


 『 断捨離のすすめ 』 ~モノを捨てれば うまくいく~ 
  やましたひでこ・監修 / 川畑 のぶこ・著 

 以前にも このような本は何冊も読んだ。
 まだこの種の本を読むのは、実行されてないということだが・。

 本書は 娘が」図書館で借りてきた。

 著者は 川畑のぶこ氏。 心理療法家。
 断捨離をすることにより、健康で安全、安心と 元気、爽快感と解放感が感じられ、毎日が ご機嫌に生活できるそうだ。

 よくわかりました。
 すぐには実行できませんが、少しづつ移していきたい。

 一番ショックだったのは、つぎの二つを自分に問いかける項のページです。
 「棺桶に容れてもらいたいものか?」
 「死後、残された人たちに、胸を張って見せられるものか?」

【写真】 『 断捨離のすすめ 』~モノを捨てれば うまくいく~ 
  やましたひでこ・監修 / 川畑 のぶこ・著  
  2009.12.8.初版発行。@1300e    

2011/06/04

永続的リンク 03:22:17, カテゴリ: つれづれなるままに

パンのある生活          (1266)

 パン屋。
 店の名前はフランス語なので、わたしは読めない。

 「フランス語で パンのある生活」を意味するらしい。
 日本名は「マエジマ製パン」。


 以前「きんぴらごぼう入りのパン」をもらって、
 すご~く おいしかった。

 機会があったら 行こうと思っていた。
 (わたしは モノ好きです)

 家からクルマで20分。 岐阜県可児市。

 白い洋館の建物。 中に入ってびっくり。
 7~8人のお客さんが居て、わたしが入ってら 満員状態の狭さ。

 パンの工房も開け放され、レジの後ろの方では、
 パンを焼いている人も「いらっしゃいませ!」と声をかけてくれる。

 
 あった!!ありました。「きんぴらごぼう入り」。

 きんぴらの味付けは濃いけれど、パンがシンプルなので、
 口の中で混ざり合って、絶品のおいしさ。

2011/06/03

永続的リンク 07:46:05, カテゴリ: つれづれなるままに

とりもも肉のキウイフルーツ焼き   (1265)



 料理研究家・小林まさみさんが作る料理は、簡単でおいしい。
 お父さん(義父)と いつも一緒に出演されるのも ほほえましい。

 6月1日のNHK-TVアサイチに出演。

 とりもも肉の キウイフルーツ焼き。
 さっそく 作りました。

 キウイフルーツをつぶして、とりもも肉と一緒に、
 しょうゆとカレー粉を混ぜたタレに漬けて、焼くだけ。

 安くて 超カンタン。気に入りました。
 もちろん おいしかった!

2011/06/02

永続的リンク 01:37:25, カテゴリ: つれづれなるままに

『 縦横無尽の文章レッスン 』     (1264)



 『 縦横無尽の文章レッスン 』 村田喜代子・著 


 『名文を書かない文章講座』を読んで、参考になったので、
 出版されたばかりの本書を読んだ。

 著者の小説は 『人が見たら蛙に化れ(なれ)』 あなたと共に逝きましょう』 は 好きで読んでいる。

 この本は大学での実践的な文章講座の記録である。
 先生から生徒に出される宿題も、いい文章がいっぱいある。

 毎週、広島の大学へ抗議に通う道中の様子とか、お昼のランチに何を食べたかなどの、スケッチ風のエッセイも楽しい。

 
 本書のテキストとして 『ねずみ女房』(ルーマー・ゴッテン著、石井桃子訳、福音館刊) が出てくる。

 ねずみの物語だが 先生の解説のように読んでいると、
「これはすごい内容ですね!」  童話だが大人の本。

 多くのことを 学ばせてもらった 一冊。
 ぜひ 孫たちにも 読ませたい。

【写真】 村田喜代子・著 『 縦横無尽の文章レッスン 』 
朝日新聞出版・発行 2011.3.30.第1刷発行 @1600e

2011/06/01

永続的リンク 01:41:58, カテゴリ: つれづれなるままに

自然の色                (1263)

 サラダに使いたいと思って、
 裏の畑へ「紫玉ねぎ」を採りにいった。

 うす~い上皮を剥ぐと、中から紫色の玉ねぎが現われた。
 なんと表現しようか。

 それはそれはきれいな赤紫色。
 こんな美しい色は 自然以外に出せない・・。

 「ハチク(淡竹)」のタケノコを もらった。
 表皮は茶褐色だが、一皮むくと薄紫色。

 これまた 美しすぎて 見とれた。

 夜遅く、BS日本-こころの歌-を放映。

 城ヶ島の雨の歌の中で、「利休ねずみの雨」と歌っていた。

 これもまた、美しい色を 想像します・・。




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