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二カ月ほどかかって 人形を仕上げた。
男の子にベストを着せようと思ったが、
モデルも無くて 苦労した。
完成して、
「この人形を見て 怒る人はいませんよ」と言ったら、
「本当ですね。 可愛いですもの。
いいことをことをおっしゃいますねぇ」
と、先生も喜んでくださった。
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林 真理子/見城 徹・共著 『 過剰なる二人 』
林真理子という作家の才能を見出し、
作家として成功させた編集者との共著。
この作家は 順調に直木賞を受賞し、
運のよい幸せな女性と思っていた。
・・そんなわけないですね。
成功するまでは血の出るような苦労もされているから、
今があることがよくわかった。
幻冬舎社長の見城氏も、本書で苦労を書いておられる。
いや、氏の生き方、を。
いままでの林真理子著の本を思いながら、
楽しんで読んだ。
「小説は文章描写の芸術である」と言われる作家。
同感だが、
わたしのような者には、
これほどむつかしいことはないなあ。
【写真】林 真理子・見城 徹 共著『 過剰な二人 』
2015.9.29.第一刷発行 講談社・刊 @1300+tax
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百田尚樹・著 『 夢を売る男 』 幻冬舎文庫
作文教室の会員の方が
「どうぞ」と貸してくださった。
本の帯に
「一度でも本を出したいと思ったことがある人は 読んではいけない !!」
とある。
著者はベストセラー作家だが、
わたしは今まで読んだことはない。
本書には 今の出版界の様子が描かれている。
二年前に、現実に似たような出版社が在って、今は営業停止されている、
ということを知っていたので、
これがモデルかなあ・・と勝手に思った。
【写真】 百田尚樹・著 『 夢を売る男 』 幻冬舎文庫
2015.5.1.初版発行 @650+tax
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須藤靖貴・著 『 小説の書きかた 』 講談社・刊
県立高校の文芸部を舞台にして、
どうしたら小説を書くことができるかを
教えてくれるという内容。
わたしは、高校生になった、というか
生徒になったつもりで その教えを読んだ。
小説を書いていく段階で、
一番大切なことは「予定調和」だという。
誰でも想像できちゃうようなことは避けるという。
初めて聞いたような話しを書きなさい、
と教えられる。
小説を書くということは、平凡なことではだめなのだ。
また、この著者は、新人賞を受賞した小説家を登場させて、小説というものを教えてくれる。
小説は書けないわたしは、面白かったし、感心した。
本書は、こらから文章を書いてみようかと思う人には
参考になる。
【写真】須藤靖貴・著 『 小説の書きかた 』 講談社・刊
2015.9.3.第1刷発行 @1300e
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平成28年1月9日 於:長久手市文化の家 森のホール
主催:長久手市 生涯学習課
小和田哲男 長久手歴史講演会
「小牧・長久手の戦い」~秀吉・家康の戦略と戦術を追う~
こんな講演会に行った。
わたしはさほど興味はなかったが、
歴史や絵図の好きな夫に連れられて・・・というところ。
長久手に行ったのは2005年 愛知万博(愛・地球博)以来。
長久手には実家からのほうがずーっと近い。
子どもの頃は 長久手は何の魅力も無い田舎町だった。
いまは名古屋や豊田の衛星都市として
人口がもぐんぐん増えている。
朝から 早目に家を出て 長久手古戦場公園へ。
長久手市郷土資料室にも立ち寄る。
この一帯には 秀吉側の池田恒興、森長可らが
討ち死にした塚が点在する。
講演会場の文化の家は、図書館通りにあった。
この前を通ることは何度もあったが、初めて入った。
会場のなか外は きれいに整われていた。
参加整理券はとっくに受付終了されてたという人気。
聴きに来た人たちは ほとんどが中高年の男女。
NHK大河ドラマの中世戦国時代もの・・
五編の時代考証をも携わってきた小和田講師。
語りも滑らかで、エピソードも豊富。
小牧・長久手の戦いは どうして起こったか。
秀吉と家康の深謀な戦略や、
両軍の武将たちの思惑や作戦がわかってくる。
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よりみち探偵団 ことしはじめての例会
例年どおり記念撮影して
犬山 針綱神社へ 初詣で
神社でおみくじを引いたら 「大吉」
ことしは縁起が良いかなあ
ランチはスワンでタコライスを食べる。
となりの人のハンバーググラタンも おいしそう
ことしも皆さん 健康で楽しい探偵をしましょう
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