友人の息子さんがギャラリーを開いている。
きょうから外国のアンティークアクセサリーの展示が始まるので行ってきた。
息子さんは木工家具作家が本職。
もう20年ほど前に、わが家の大きなテーブルを、
トチの樹で造ってもらった。
それ以来、飾り棚や 大皿立てなどの作品もある。
最近結婚されて可愛いい奥様もできたので、
展示品も雰囲気が変わってきたように感じた。
わたしはフランスのアンティークレースがはめ込まれたネックレスをわけていただいた。
久しぶりにお母さんである友人とも、
ランチしながらおしゃべりできた。
今朝は用事のついでに、自宅から30分ぐらいのところの喫茶店に入った。
カウンター席に、薄い紫系のピンクの上着に、とってもおしゃれな帽子をかぶった、高齢の女性が 独りで珈琲を飲んで居られた。
わたしの席から後ろ姿がよく見える場所だったので、「素敵な女性」と思ってた。
帰られる折りに立ち上がられたら80歳代の方のようで、
足もとも不自由そうで 杖を持っておられた。
あの年代になっても、独りでお茶を愉しみに外出されていることに感心した。
わたしはと言えば、よくモーニングには行くが、
いつも友か 家族が一緒・・。
独りではなんとなく行けない。
いつか「独りで食事やお茶に行かれないのは”大人”ではない」言った人がいた。
先日も ある友人が言っていた・・
「あと何年 生きられるかわからないが、おしゃれして、外出して、大いに楽しもうよ!」と。
・・自立した老後を目指して。
ことしも木曽川学が始まった。
一回目は法事の為、欠席した。
二回目のきょうは「美濃の 踏み返し鏡という鏡」について。
南山大学 名誉教授 伊藤秋男先生。
いままで 古墳には興味はなく、祖先が生活していた、
地面の中に埋まっている建物の址や出土する道具などは、
見ても それ以上におもしろくもなんとも無かった。
が、毎年この先生が個性的な話術で、
「埋蔵文化財はこんなに愉しい」と言われると、
「少しは しっかり見なくては・・」と思えてくる。
講演中に、教材の直径20cmくらいの神獣鏡が回ってきた。
手に持って拝見しながら
「ろくろで大皿を挽いて こんな紋様を描いたらいいなあ」
と考えていた・・
陶芸仲間だった友から
「私の友だちに、あなたと同い年で同じ学校を出たという人がいるよ」と聞いていた。
また他の同級生からも
「あなたと同じ市内のお寺のお庫裡さんになられた方がいる」と言われた。
わたしの出身校は中高一貫教育制の女子校で、
一学年に350人くらいいたので 全然わからない・・
きょう友に一緒に行ってもらって、直接対面することになった。
想っていた人とは違っていたが、高校の時の写真を見ながら、
共通の知っている人を見つけた。
残念だが、ご本人と同じクラスになったことはなかったが、
恩師や同級生の話しができた。
50年以上も前のことなのに、話しが弾み、
お互いによく覚えていたものだ。
帰路に 自宅でもあるお寺までクルマで送って行った。
小高い青龍山が借景となり、北には木曽川の清流が見え、
南に濃尾平野を眺望する絶景の地にあった。
北と南ではあるが、同じ市内に住んでいることがわかり、
再会を約束してきた。
( 深緑のお寺の庭 )
藤工芸の おけいこ日。
2ヶ月 お休みしてました。
先生のお家の近くで、
2ヶ月前には基礎工事をしていたのに、
今日はセキスイハウスが何軒も建っていてびっくり。
その間に グループの人たちは、
ステキな作品が出来上がってました。
お仲間の人たちは、わたしの身体を気づかって下さって、
とてもうれしい二時間半を過ごしました。
きょうは 初孫とわたしの誕生日でした。
娘から可愛いケーキを贈られた。
この歳になると、
「おめでとう」でもないわ・・
と、言わなくてもよいこと言ったりして・・
乙武洋匡・著 『 自分を愛する力 』
講談社現代新書 2198
著者はあの大ベストセラー『 五体不満足 』を書いた方。
あれから15年くらい(?)
その間、スポーツライター、小学校の教師をされていた。
本書は息子として、教師として、今は父親の立場で、
どう生きてきたか という内容。
五体満足のわたしからはみれば、一応障害者の生活は、
想像するしかない。
・・わたしは二カ月前に、右耳が不自由になり、通院治療中だがこのまま治らないかもしれないという不安がある。
乙武君は本書で「こうした身体に生まれたことを、一度も辛いと感じたことはない」と書かれている。
『 五体不満足 』と『 自分を愛する力 』。
この二冊を読んでいなかったら、信じていなかった。
乙武君のご両親は、本当にすばらしい人たちですね。
【写真】 乙武洋匡・著 『 自分を愛する力 』 講談社・刊
講談社現代新書 2198 2013.3.20.第一刷発行 @760e
*
三人の子どもたちに、何年間お弁当を作り続けてきたことか。
いま、作る機会はほとんど無い。
隣り家に住む孫たちは年子で、大学三年と二年生。
時どき お弁当を持っていく。
弁当箱もかわいいし、
おかず入れもかわいいグッズがそろっていて、楽しい。
一度 作ってみたかったので、
「明日のお弁当は わたしが作る・・! 」
孫たちの分は毎日作るわけではないので、余裕もあり、
あれこれ考えて作った・・。
「おいしかった!! 完食!」
孫たちから うれしい報告。
三重県長島のなばなの里で「日本一の花まつり」が開かれているので出かけた。
あじさい、花しょうぶ園が見ごろというか、あじさいはもう半月早かったらさらにきれいだったことでしょう。
ベゴニアや半化粧も見応えがあった。
ここの花市場は、花と苗木とガーデニング用品の店。
多くの種類があり 楽しい。
わたしたちは2011年3月11日 あの日あの時、この店で買い物中。あまりの強くて、うねるような長い地震にびっくりした。
きょうも同じような時間に、花や野菜を買った・・
そうそう きょうは行きの車の中にムカデが出てきた。
高速道路をいそいで降りて探したが見つからず困った。
帰り道 家に近くなった車の中で見つかった。・・
6月13日中部経済新聞に掲載されていたメデイカルニュース。(日刊ゲンダイ6月11日紙面から転載)
「日本人は除菌し過ぎ!?」という、
東京医科歯科大学名誉教授藤田紘一郎先生の話し・・
「行き過ぎたキレイ好きは、逆にさまざまな病気を引き起こす」
・・結論は、菌の中には人間にとって有害な菌もいますが、
今の日本の衛生環境を考えると、過剰に心配する必要はない、ということ。
わたしも日ごろそういう風な考え方で生活していたので、この説を読み安心した。
以前、メキシコやトルコなど水が貴重な国で見た、
少し不衛生と思っても人間は生きているので、
それほど神経質になることはない。
・・何事も ほどほどに ということでしょうか。
母が亡くなって、7年目になる。
今回は住職も若和尚で。
この寺は父が寺総代をしていた関係で、
この住職の ひいおじいさんの頃から、
わたしの家族は親しくしていた。
わたしが子どものころは、
寺の行事には必ず手伝わされたものだ。
特に 今は亡きおじいさん和尚には、公私ともに世話になり、
いま、孫和尚での七回忌法要を受け・・感慨無量。
兄、弟、わたしの三人兄弟とその家族15人で昼食会。
ひさしぶりに話しが弾んだ。
日ごろは遠くに居て会えない身内にも会えて、うれしかった。
6月4日 NHKの「アサイチ」で料理研究家井澤由美子さんが、
レモン塩を紹介されていた。
いろいろ使い道がありそうだし、と さっそく作ってみた。
わたしは長い間、塩なんてどれも同じと思っていた。
2005愛知万博のとき、モンゴルだったかの塩を買った。
使ってみて とてもおいしかった。
それ以来、塩もいろいろな国のものを使ってみた。
ヒマラヤの黒岩塩、ペルーインカの天空塩・・。
今はオーストラリアのチータムソルトを使っている。
きょうはレモン3個と静岡県の「あらしお」を使ってレモン塩を作ってみた。
・・一週間後が楽しみ。
村田喜代子・著 『 この世ランドの眺め 』 弦書房・刊
近ごろこの著者が気に入っている。
本書は「小説とエッセイとどちらが恥ずかしいか」という問いに答えるようなエッセイ文が多い。
この一冊で村田喜代子さんなりの人柄、生い立ち、家族との生活の一部がよくわかり、おもしろかった。
わたしの愛読している何冊かの本も(ふぅ~ん、こういう生き方をされているから、個性豊かな物語りが出来上がったのか)と納得。
【写真】 村田喜代子・著 『 この世ランドの眺め 』 弦書房・刊
2011.6.10.第1刷発行 @1800e
先週、恵那市「坂折の棚田」のみごとな写真展を拝見したので、さっそく 田植えの直後の棚田の景色を見に行った。
二、三年ぶりだ。
きれいに手入れされ、自然を損なわない風景に見とれた。
休憩所で知らない女性グループとおしゃべりした。
「ここもいいが、もう少し離れたところの、
”とちくぼの棚田”は手つかずの自然が残った田畑で、
ほっとする場所だからぜひ一度行ってみて」と。