『 オモニ 』 ~ホームレスから大統領へ~
著者・李 明博(イミョンバク)(第17代大韓民国大統領)
訳者・蓮池 薫
先月19日 韓国大統領選挙の日、ソウルに居た。
水曜日なのに選挙なの? と思いながら、
タクシーの運転手さんと政治の話をした。
この人は民族のことをよく考えているなあという印象を受けた。
本書は前韓国大統領 李 明博氏の自伝。
わたしと同い年。ホームレスから大統領へという副題に「えっ?」と思いながら読む。
この時代の人は皆 苦労したと思うが、
大統領の若いころの苦労は想像を絶する。
世界は広いというけれど、
この世の母親たちの心ほど広くはない。
海は深いというけれど、
この世の母親たちの心ほど深くはない。
大統領は本書で、母とは そういうものだ、と書かれている。
この世の母すべてが そうであってほしい。
【写真】 著者・李 明博 『 オモニ 』 訳者・蓮池 薫
~ホームレスから大統領へ~ 講談社・刊
2008.12.15.第1刷発行 @1600e
よりみち探偵団 新年会。
今年の計画を立てる・・。
・ 同じような地図作りをしている、
他所のグループと意見交換の場が欲しい。
・ 城下町通りには 次つぎと新しい店ができてきているので、
「食べもの屋さんのマップ」も作り替える。
・ 新入会員の募集をはかる。
・・以上三つを 活動に加える。
その後は例年通り 神社でお詣りをして、
「豆腐カフェ 浦島」で新年会。
本日の玉手箱弁当は、新春らしくおせち料理が入っていた。
また汁物は和風豆腐チゲ。
ピリーッと辛く、だし汁が効いて、おいしかった。
藤工芸の おけいこ日。
先月は旅行中で、二か月ぶりでした。
このグループの人はそれぞれ好みの作品を作っているので、
教える先生は 大変・・。
わたしも今日から、陶器で焼いたものに、3種類の藤を使って編み込んで、「あかり」にしようと教えてもらっています。
何年振りかで会った友人に、
「明日は 初孫の成人式なの」と言ったら、
「えっ! 小学生のころ よく会っていたのに、
もう二十歳 ?! 」と 驚かれた。
いまはホテルで2500円の会費制で成人式だそうです。
いとこたちやら おばさんたちで、わが家も、
朝早くから にぎやかでした。
新城道彦・著 『天皇の日韓併合』 法政大学出版局・刊
~ 王侯族の創設と 帝国の葛藤 ~
一年くらい前に初版された 新しい本。
市立図書館で探して、見つけた時はうれしかった。
方子妃に関心を持つからには、韓国併合がどんなものか 知りたかった。
著者・新城道彦氏は九州大学韓国研究センターの助教授。
地味な研究であり、資料も少ない中で よくぞ書いてくださった。
今だかって わたしは天皇の韓国併合に興味もなく、
なんと無知だったことか。 じっくりとほんを読む。
見たこともない字も たくさん出てきて
退屈だったページも多かった。
ソウルの国立中央博物館のTさんの説明をお聞きしていたおかげで、
天皇の韓国併合がどんなものか、少しは理解できたと思う。
また機会があったら さらに知りたい。
【写真】新城道彦・著『 天皇の日韓併合 』法政大学出版局・刊
~ 王侯族の創設と 帝国の葛藤 ~ サピエンティア 19
2011.8.15.初版第1刷発行 @4000e
渡辺みどり・著 『 日韓皇室秘話 李方子妃 』 読売新聞社・刊
昨年12月に訪韓の折り、国立中央博物館 日本館で日本人のTさんの解説をお願いした。
この日本館に展示されている品(絵、美術品、陶器など)は、李王朝最後の皇太子李垠(イウン)と方子(マサコ)妃の持ち物であった、という。
異国の王朝に嫁いだ李方子妃のことをもっと知りたい、と思い 本を探した。
『 日韓皇室秘話 李方子妃 』は渡辺みどり著。
結婚生活の初めのころは、豊かで穏やかだった。
世が変わりタケノコ生活をせざるを得なくなる。
国立中央博物館に、そのうち何点かが遺されている。
李王家の総財産は数え切れないほどあり、
美術品一万数千点ということを知りました。
方子妃の自伝『流れのままに』によると、
彼女は自分の婚約を新聞記事で知るという、考えられないような生活をされた。
あの博物館にあった展示品のひとつづつを思い出しながら、本書を読んだ。
【写真】 渡辺みどり・著 『 日韓皇室秘話 李方子妃 』
読売新聞社・刊 1998.10.12.第1刷 @1500e
可児市のカメラ屋さんに用事があった。
仕上がりを待っている間に、
兼山の「ガーデンカフェ ギャラリー かねやま 」に店主を訪ねた。
店内は お正月の室礼がステキ。
半月前に韓国ソウルへ一緒に出掛けた。
いろいろな思い出を話した。
旅行中に「韓国語が話せるとたのしいわよ」とわたし。
・・すぐに 勉強にとりかかっておられた・・!
「60歳になって一年生よ」と笑っておられた。
わたしは 何でも前向きで、向上心のある方が好きなので、
明るい気分で帰ってきた。
Nさん すこしづつでいいからネ。
あけましておめでとうございます。
例年、元旦はどこへも出かけず。
子どもたちが来るので 待っている。
ことしは朝から明治村の近くへ出かける用事があり、
帰りに 尾張富士の神社に 初詣で してきました。
大きな丸太8本を組んだ 焚き火があり、
あたりながら知らない人と おしゃべりしてきた。
午後は 子ども、孫 12人が揃う。
にぎやかな年の瀬です。