カラスウリ。烏瓜。
夏の夜に 幻想的な白い花を初めて見たとき、
ほんとうにびっくりした。
この4、5日忙しくて、裏庭に出ても よく見ていなかった。
今朝、赤い実が生っていたので、つたごとに 採ってきた。
ミニトマトみたいですが、中は種しかなくて空洞です。
自作の花器に 飾ってみた。
大島 清・著 『 歩くと なぜいいか? 』 PHP研究所・刊
娘に薦められて 買った。 彼女は 細いのに よく歩く。
わたしはメタボなのに あまり歩かない。
著者は医学博士でもある。 「歩く」ことが いかに健康によいかを、ご自分の体験を踏まえて書かれている。
もう一方で「歩くこと」と「趣味」の関係も楽しい。
著者は 犬山の京都大学霊長類研究所に在籍されていたころの、「カラスウリ マップ」を描かれているようだ。
わたしはその周辺はわかるので、うなずきながら読み進めた。
それ以来 カラスウリの魅力にとりつかれておられるとか。
カラスウリが一夜花(ひとよばな)で、夕方開き 翌朝は萎れてしまうことも、ご自分の目で見てよく調べてあったようです。著者が歩いているからこそ 気が付いたこと。
実は わたしカラスウリがあれほどきれいな一夜花だとは知らなかった。 2年前に、わが家の庭で見て驚いた。
余談だが その蔓が大切な庭木にまとわりつくので、嫌っている人もいる。
ともかく読んで、「歩く」ことの良さは わかったつもり。
足の大腿筋を大いに使い、脳を刺激し活性化をはかりたいものだ。
【写真】大島 清・著 『 歩くと なぜいいか? 』 PHP文庫。
2007.5.21.第1版第1刷。PHP研究所 発行。
単行本が2004.4.13.新潮社から出ている。
(真ん中に はがき大の絵が収まる)
カフェギャラリー「宙sora」に お茶を飲みに行った。
ギャラリーでは“街の絵描きさん”まがたきよこさんの絵をやっていた。
どこの街でも見かける人びとや風景が描かれ、
ほのぼのとした絵。
今流に言えば「いやし系」に 心ひかれました。
描き手も きっと優しい心の持ち主だろうなぁと、想い巡らしながら 拝見。
( ほのぼのとした・・・ 一番のお気に入りの絵)
【写真】“街の絵描きさん”まがたきよこさん展。お許しを得てカメラでパチリ(各務原市:カフェギャラリー「宙sora」にて)
わたしが 子どもの頃は、
母が大きな樽に大根を漬けたり、浅漬けを漬けたりしていた。
今、わが家は あまり漬けものを食べないが、
少し欲しいとき用にと、
娘が ガラス製の「つけもの器」を買ってきた。
畑に二十日大根が出来てきているので、漬けてみた。
可愛いガラス器なので、そのまま食卓に置いても違和感が無い。
偶然見つけた「ようこそ北鎌倉の山の家」のブログで見つけた。
この本が紹介されていて(10月23日発売です)、
わたしは料理エッセイを読むのが 好きなので、さっそく買ってしまった。
『 北鎌倉のお庭の台所 』・・・果実とハーブと小さな野菜・・・
藤田みどり・著 (有)八月社・制作。
この著者は北鎌倉に住み、
豊かな自然から生まれる料理を愉しまれている。
わが家はこれほどではないが、庭に梅やみかん、柚子が育ち、小さな家庭菜園から 何種類もの野菜が採れる。
若いころはあまり関心がなく、畑は虫が出てくるので土いじりも いやでした。 近頃やっと 豊かな自然の恵みを実感できる幸せを 味わえるようになった。
本書は、料理も参考になるが、
著者は骨董好きらしく、器の写真が 楽しい。
【写真】『 北鎌倉の台所 』 藤田みどり・著 ㈲八月社・制作 ㈱主婦の友インフォス情報社・発行。H21.11.30.第1刷発行 @1300e
国宝犬山城下の 秋のおまつり が開かれた。
わたしはN.P.O.の機関紙「しみんていニュース」の原稿の取材に出かけた。
秋晴れに恵まれ、すごく多い人出に びっくり。
第5回 甲冑行列が 見どころ。
小牧長久手の合戦の再現も。
鉄砲隊による古式火縄銃が秋空に響き、祭りを盛り上げていた。
城下町一帯、年ごとに だんだん賑わいを見せ、
町おこしも 成功してきたようです。
この夏 友人と中津川へ行く途中、恵那の木工屋さんに寄った。
木を磨いていらっしゃったので、「これ 何ですか?」と伺ったら、アユを釣る時に使うものだとか。
これからツヤ出しを塗る、と言われた。
なかなか味があり、おもしろいので、ツヤのないのを分けてもらった。
さて どうしようかと、あれから何日も考えていた。
藤工芸の先生に見せたら、「わあ いいわねえ。いろいろな編み方を入れて、パッチワーク風に おもしろいクラフトができる」ということで、教えてもらうことになった。
ただいま三分の一くらい出来たところ・・。
ほかの生徒さんに「これ なんですか?」と聞かれ、
わたしも答えられませんが・・。
4~5年前に みかんの木を植えた。
あまり手入れをしないので、
一年置きくらいしか 実が生らない。
つやはあまり無いが、今年は3Lくらいの大きな実が、多く生っている。
まだ少し早いが、食べたら 甘く良い味でした。
市の健康診査を受けてきました。
身体測定、尿検査、心電図、血圧、血液検査など。
医師との話では、血圧・心電図 上々。
体重が少し多いですね(言われなくてもわかってます)。
精神(趣味がある、自立できる)は お若いですって・・。
陶芸に興味があるようで、いろいろ聞かれた。
一カ月後 くわしい結果が出るそうだ・・。
今朝、新聞で「原田康子さん 死去」を知った。
高校生だった頃 『挽歌』がベストセラーになった。
大好きな一冊で わたしは何年かおきに読んでいるが 飽きない。
5~6年前に 吉川英治文学賞の『海霧』も、かなり長い小説だったが、今も心に残っている。
エッセイを読むと、あまり丈夫な体ではなかったようだ。
わたしの好きな女流作家なので とても残念に思う。
【写真】「原田康子さん」訃報。(日経新聞)
「れんこん(ハス)」は、美味だけでなく、生命力が強い植物だとか。
地下茎のレンコンを食べるのだが、おおきな葉も粥にしたり、お茶にしたりと 捨てるところの無い薬草でもある。
ハス(蓮)の実は 砂糖漬けにすると、おいしいようだ。
花のガク(蓮台)はドライフラワーにして飾るとおもしろい。
ガク(蓮台)のつけ根を切って水に漬けて戻し、アイロンで押すと、
コースターや茶托、花台としても ぴったり!
(湯のみも 茶托も 手作りで・・・)
(お地蔵さんもやって来て・・・)
一ヶ月ほど前、よくお邪魔する Hさんのブログに、
「とまと らーめん」がおいしい と紹介されていた。
大阪の「とまとの里」人気らーめんで、東洋水産KKが造っている、と教えてもらったが、まだ食べていない。
先日、レンコンの里:立田村(愛西市)の「道の駅」に寄った。
この地方は田園地帯で レンコンの栽培が有名である。
ここで「れんこん らーめん」が売られていた。
さっそく買って食べたら、とってもおいしかった。
レンコンの粉末が入っているとかで プリプリした麺で歯ごたえ。
スープはしょうゆベースで、味がよい。
クルマで一時間。それほど遠いところではないが、わたしには まったく行く機会が少ない場所。
(もっと買ってくれば よかったなぁ・・・・)
10月18日(日)当日は きのうと変わって上天気。
藤原町の森の中は 空気も冷んやりでした。
9時の開始から お客さまはどんどん。 出足は好調。
あーっと言う間に 売り切れの店もあった。
わたしは陶芸で出店しましたが、
わたしの作品を買っていただき、うれしかったからと、
その場で絵を描きサインして下さった。
こんなうれしい出合いもあった。
閉店後 反省会をした時、多くの方が「楽しかった。次回もまた出店したい」と話されていた。
何のトラブルもなく、にぎやかに終わりました。
ちかごろ、ギャラリーを訪れて気がついた。
企画展とか個展などの案内状が ずいぶんオシャレになった。
あらゆる趣向が凝らしてあるが、モノトーンでまとまっている。
家に飾っておきたくなるようなものばかり。
葉書の中に小さな文字でぎっしり自分の世界観や表現方法を書いてあるものもあり、読んでみるとなかなか味がある。
いままでのようにハガキ大のものであったが、サイズもさまざまである。
大きいのは18cm×15cmあり、小さいものは名刺より小さい。
また、以前だったら簡単に行くことのできないような遠距離のものまで置いてあるギャラリーもある。
それだけ人のフットワークが軽くなり、移動する人も多いということでしょうか。
「森のまーけっと in 秋」
10月18日(日曜日)am9:00~pm4:00
「カフェ アタント」となりの 森の中(0594-46-4800)
三重県いなべ市藤原町山口1950-3の 森の中で、
「第6回 森のまーけっと」が開かれる。
寄せ植え、布小物、手作りケーキ、手作りせっけん、雑貨など、
ハンドメイドの好きな人たちの出展者(32店)で盛り上がります。
わたしは第2回目、5回目と今回で 三度目の参加。
藤原岳に囲まれた林の中は、空気がよくて気持ちがよい。
クチコミと仲間のおかげで、お客様も増えて、回を重ねるごとに人気が出てきました。
ことしは 大手の新聞にも記事が掲載される予定で、出店者たちは張り切っている。
「森ま言い出しっぺ代表」Yさんは、一見しとやかだが内面は すごいパワーのある、頼りになる女性。
昨年のいまごろ、ノーベル賞(物理学賞)の発表に、日本全国民が沸いた。
名古屋大学(理学部)出身の先生の受賞で、
いままでは 遠い存在であったが、すこし身近になったかなぁ。
益川敏英先生と小林 誠先生。 両先生の幼い頃や大学生生活は、馴染みのある場所、同じ年代を過ごしているので、親しみが湧く。「素粒子」という むつかしい研究内容は、読んでも あまり解からなかった。
益川先生の、進路選択に迷っているときのアドバイス:
「勉強」は 日本語では苦しみ強いる、という意味。
英語のスタディStudy は、知る楽しみ、という意味がある。
自分の専門を見つけるということは、努力しなくても集中できることを見つけることだ。
きっと 探せば見つかる。
雲の上の先生方なのに、わかりやすい言葉でユーモラスに言われると、説得力抜群だと思う。
若い人たちに ぜひ読んで欲しい。
ちりめんのループを用いて、
トンボのブローチ作りをした。
「手作りグループ」の仲間に飛び入りで教えてもらった。
色とりどりのちりめん。
どれも 可愛かった。
「トックリのセーターや カバンに付けよう!」と、
みなさん にぎやかでした。
「マンマ ミーア」(滋賀・甲賀市)から それほど遠くないところに、もう一軒カフェ&ギャラリーがあるから行ってみよう・・!
「ギャラリー やまほん」/ カフェ・ノカ (三重・伊賀市)
伊賀焼の窯元の跡地のようで、ギャラリーは工場を改装した模様。
シンプルなインテリアで作品が引き立つように配置されている。
洗練された「ものづくり展」と 感じた。
隣の建物はカフェになっていたが、残念なことに時間も取れなくて、入れなかった。
何気ない空間も すごくおしゃれだ。
オーナーは、お仕事も含め、「人生を楽しむ」ことに たけておられる、余裕のある人とお見受けした。
山里の中 よい気分でした。
(ギャラリー“やまほん”は 山里の中 よい気分でした。)
(その昔、農業学校だった、里山の中。)
「 マンマ ミーア 」。
イタリア語で「何んてこった」という意味のカフェ&ギャラリー。
この半年くらい前から、行ってみたいなぁと思っていた。
きょうついに実現。
昔、農業学校だったというだけあり、山の中。景観は抜群。
奥様がスイーツ、ご主人が木工作家という、若い夫妻で、改装された。
ギャラリーは 小部屋もうまく利用されて、作品が引き立つ工夫が見られた。
ケーキも 見た目も可愛くて、ブドウ入りがおいしかった。
コーヒーを飲みながら、里山の風景を充分楽しめた。
わたしたち初めての4人のために、ここへ連れてきてくださったYさんのおかげです。
ありがとう!
(小部屋もうまく利用されて、作品が引き立つ。)
(コーヒーを飲みながら ながめた里の景観は 抜群!)
(陶と藤のコラボ 新作品「鉢カバー」と「花器」。)
最近 はまっている、陶と藤のコラボ作品が 出来上がった。
「鉢カバー」と「花器」は、ぶどうのつるを使用した。
「壁掛け」は 皮藤2色で、乱れ編みでポシェットを作って はめ込んだ。
自分なりに 楽しい作品となった。
(陶と藤のコラボ 新作品。)
==(「千日小坊」 ヒユ科)==
八月から九月初めのカラカラ天気で、
鉢植えの花が枯れてしまった(手入れ不足もあって・・。)
ひさしぶりに花屋さんへ行った。
紅色の小さな小坊の名がぴったりの「千日小坊」(ヒユ科)。
「ユーバトリューム チョコラータ」(キク科)(耐寒性宿根草)。
それに、神秘な「トレニア パープル」(ゴマノハグサ科)、
など わたし好みのブルー系三種類を買った。
千日小坊は 可愛い。 庭の大きな鉢に植えてから、
名札の裏の「管理のワンポイント」を見たら、
「冬 5℃以下になったら、室内へ入れる」とある。 アララ・・。
ユーバトリューム チョコラータは チョコレート色でめずらしい。
「水切れにならないように注意せよ」。
わたしは忙しくて、花の世話まで手が回らないのになぁ。
==「ユーバトリューム チョコラータ」(キク科)==
==「トレニア パープル」(ゴマノハグサ科)==
団塊世代の夫婦に 夫の動脈瘤破裂の危機。
この年齢になると このような病気が襲って、この夫婦のような日常で過ごす人たちは多いだろう。
著者もこの年齢であり、夫婦間の会話も、間の取り方は抜群で、描写も手に取るように うまく描いてある。
わが家は 今のところ 病気には縁が無く 平凡な日常を過ごしているが、いつか この夫婦のようなやりとり、会話や日常の緊迫感も味わうのかなぁ。
村田喜代子という女流作家は どんな本もおもしろい。
【写真】 『あなたと共に逝きましょう』 村田喜代子・著。朝日新聞出版・発行。2009.2.28.第1刷発行。@1600e. 初出誌:「小説トリッパ―」2006年春季号から2007年秋季号まで連載。
台風18号は かなり大型で、伊勢湾台風と同じくらい。
夕方 家の周り(庭)の大きな壺や 陶器のタヌキや置き物、小さな花鉢などを片付ける。
伊勢湾台風を経験しているので、思い出しては あれこれと備えをした。
真夜中に来ると言っていたのに、全然 静かだった。
明け方、風が少し強いぐらいで、わが家はなにも被害は無かった。
大きなケヤキ(100年もの)の枝や葉っぱが飛び散り、半日かけて掃除。
午後、前の五条川を見てびっくり。
桜の大枝が折れて 川に落ちていた。
やはり瞬間風速は すごかった。
【写真】 台風一過の五条川。サクラ並木。
10月9日(金)~14日(水)まで(am.11:00~pm.16:00)。
「 布あそび・糸あそび 展 」
洋風家庭料理:「キャセロール」(各務原市・新鵜沼台8丁目)で、
展示会が開かれる。
布や糸を使った織物、編み物、古布作品と、陶器、トンボ玉のアクセサリーの、五人展。
わたしはこのレストランに食べに来て、かれこれ13年くらいになる。すっかりファンで、オーナーのご夫妻とも親しくさせていただいている。
リピーターのお客さまも多く、展示仲間もここで仲良くなった方ばかりである。今回も 展示会と言うより、作品の発表会と言ったほうが ぴったり・・。
著者は 毎回楽しみにしている「カンブリア宮殿 村上龍のライブトーク」の司会者。
このテレビ番組の衣装は、全部自前で揃えられるとか。
ファッションに興味があるわけではない、と言っておられるが、
イタリアへ出かけて25分間で13枚ものシャツを買い入れたり、
素材の良し悪しが判るのは、
やはり着るものに かなりこだわっている男性だと思う。
いずれにしても、デビュー作がミリオンセラーになり、
次から次へと文学賞を取り、ベストセラーを書く、
ラッキーで 才能のある作家。
買い物の仕方もユニークでした。
今、『本の現場』『案外、買い物好き』『あなたと共に逝きましょう』を 読んでいる。
『 案外、買い物好き 』 村上 龍・著 幻冬舎・発行
『 あなたと共に逝きましょう 』 村田喜代子・著 朝日新聞出版・発行
『 本の現場 』は、サブタイトル「本はどう生まれ、だれに読まれるか。」を見て、関心があるので手に取った。
今は、新刊洪水だとか・・。
確かに 本屋さんに行くと、店員さんが新しい本を並べてますね。
また、本が売れなくなった理由は、若者が本を読まないから・・。
わたしは、中高年の女性も読まないと思う(これは以前からか)。
わたしにとって、「本は なくてはならない、日常ご飯を食べると同じくらい必要なものだ」。
第一に 手軽に楽しめる。
わたしの趣味の中でも いちばん安上がり。
知らないこと、驚くこと、うれしいことが いっぱい詰まっていて、
ひとりの時間も あーっという間に過ごせる、いい事づくめなのだ。
日本語教室が始まって 半年。
国も 年齢も 在日期間もまちまちの、大人の男女が一緒に、日本語を学ぶことも 教えるほうも、どちらもむつかしい。
きょうは 漢字。
「 女 」「 小 」「 上 」「 森 」・・などを学ぶ。
「 上 」という字のとき、いろいろ例を出しながら、
これは、「うえ」「じょう」「うわ」「かみ」「あげる」「のぼる」・・と、
いろいろな読み方をする、と説明。
たとえば、「上り」の電車と読む・・のところで、
ひとりの男性から こんな質問がきた・・。
「のぼりの電車とか、くだりの列車の意味がわからない・・」と。
新幹線に例えて「上り」「下り」を話してみたが、ペルーの人たちには日本独特の言い方文化はなかなか理解できないですよね。
でも、みなさん がんばってます!
『 家計簿の中の昭和 』 澤地久枝・著
有名な女流作家なのに、一冊も読んだことがなかった。
昭和5年生まれ。
親元を離れたときから ずーっと家計簿をつけておられる。
三日坊主で続けられないわたしは 尊敬。
昭和何年ごろは、自分の生活はこうで、それに関わる経済事情はこうだったと、これだけ詳しく書いてあれば、世の中の移り変わりがよくわかるし、その時代の生活レベルも、自分の育ってきた時代も思い出されてきた。
著者はあとがきに「金銭の出入り」を記帳した「わたくし史」となったが、たじろいでもいると書いてあった。
「作家という仕事の運命かなあ」と感じた。
わたしは20歳のころは(親掛かりで)美容院代・学費・食費がこんなにもしていたかと、今さら 育ててもらった両親に感謝できた。
【写真】『 家計簿の中の昭和 』 澤地久枝・著 文芸春秋・刊。@1500e2007.3.発売。なお文庫本が2009.4.10.発売。@580e。
多治見に行ったついでに、一度行ってみたいと思っていた、「フルーツカフェ トリオ」と花屋さん「カトリエム メゾン」に立ち寄った。
ちょうどお昼時間になったので、トリオのランチを食べた。
Bランチは カボチャのドリアとスープ、ポテトサラダ。デザートにケーキ2種(選べる)。
この店は お客さまも若い人が多く、ランチも若向きのメニューばかり。わたしも場違いの感があり、一緒に行った人は(内心 ここよりもお寿司屋がよかった)ようです。
でも、
「ドリアは 味がよく、ケーキはきれいで とってもおいしかった!」。
となりつづきの花屋さんは、建物も風情があり、珍しい洋花の苗もある。
わたしは植えるところを決めてから、再度 買うために来よう・・。
「フルーツカフェ トリオ」デザートのケーキ2種。
左手「フルーツカフェ トリオ」と 右手「花屋さん「カトリエム メゾン」
いまごろの時季になると、枝豆が届くのを 心待ちしている。
今朝 届いた!
さっそく枝から外してちょっぴり未成熟の大豆をいただく。
おいしくて止まらない。
ビールの飲める人には さらに うれしいだろう。
豊富に含まれる たんぱく質がアルコールの分解を助けるから、
「ビールと枝豆」はよいと聞く。
こんなことを知ったら、ビール飲みは うれしくてさらに進むかも。
昨日の午前中にインターネットで注文したら、今日の午後 届いた。
なんて便利なのだろう。
何年か前までは 本屋に注文して、1週間も 2週間も待つ。
その間に、読みたいという気が無くなってしまったものだ。
本書は、辰己家の庭の植物と料理にまつわるエッセイが、月ごとに 書かれている。
まもなく10月なので、そのページを先に読む。
紅葉した柿の葉を使った、おすしの話。
すぐにでも食べたくなるような「ことば」が散らばった文。
著者の稽古人生を励ましてきたことば:
「 強き稽古、物数を尽くせよ (世阿弥)」
・・・ これも身に沁みますネ。