孫が 韓国で買ってきた 靴下。
顔が描かれていて、口の中に足を入れるようになっている。
耳も付いていて おもしろい。
黒と白の縞模様のほうはサンダル用。
アイデアは すごいですね。
佐渡ヶ嶽部屋の 琴奨菊関が、
日本人として4年ぶりに大関になった。
伝達式のあいさつ(口上)で、
「”万理一空”の境地でがんばります」と おっしゃっていた。
わたしは この言葉は知りませんでした。
辞書をいくつも引いたら、「万里」はありました。
でも、この四文字熟語はなかった。
新聞を見たら、宮本武蔵の「五輪書」の中に在る、と。
どんなに遠くまで行っても空はひとつしかない、という意味。
テレビのインタビューで、
「迷いの無い境地を求めて、日々努力する」と言われた。
なかなか見どころのある方だと 感心した。
わたしは 歳を重ねたが、のこりの人生もこうありたい。
【写真】2011.9.28.日本経済新聞(夕刊)
近くに来たついでに 美濃焼伝統産業会館に立ち寄る。
何度も来ているが、陶芸に関わっていると、すぐれた作品をつねに見ていたいと思う。
先週の雨台風で 土岐市は土砂災害が多く、
今も片側通行の道もある。
この会館も山の中に建っている。
受付の人が「先日の大雨で 後ろの山からここまで水が入ってきました。まだ泥くさいので 申しわけありません」とおっしゃっておりました。
・・でも大切な作品は 無事でよかった。
美濃焼の産地なので、青織部の色が素晴らしい。
「やさい家」で買った空心菜。
わたしは初めて使う。
葉っぱを食べる野菜(葉菜)。
茎が空洞なのが特徴で「空心菜」というのだと、店の人は教えて下さった。
ベーコンと空心菜ともやしで 炒めた。
シャキシャキ歯ごたえがあり、おいしかった。
久しぶりに山あいの 好みのカフェに行ってきた。
テラスは滝のある流れが見えて、
ここでのモーニングコーヒーが ステキ。
カフェの前の道路向こうに、"やさい家”があった。
「夢楽(ムガ)小屋」と名付けられ、建物も自分たちの手で建てられたという。
女性ふたりがトウモロコシの皮をむきながら、親切に応対してくれた。
野菜は全部 無農薬で作っているので、なかなか思うように収穫できなくて・・と。
白菜、ナス、さつまいも、空心菜、ゴーヤなど 買う。
小麦も作っている。
小麦粉も500g単位で売っていた。
「天ぷらによく合うので 使ってみて」と言われ 買ってきた。
平日は本業の工場仕事もあり、土 日曜日だけ野菜家をされている。
もう少し近ければ(わが家からクルマで40分)、毎日のように買い物できるのになあ・・。
今朝は13℃まで下がり、肌寒かった。
空気は澄んで さわやか。
そんな中 孫の運動会を見に行く。
わが家はこの小学校に3代通っているので なつかしい。
娘の頃と比べると、児童の数は三分の一に減っている。
きょうは陽射しは強く、日中は気温も25℃と暑くなったが、児童たちは皆~なテントの中で ひと安心。
・・でも なんとなく過保護気味に感じた。
知人から「お地蔵さんが 好きそうなカフェガあるよ」と 教えてもらった。
家からクルマで20分くらいのところ。
「Cafe 画廊 音彩(ねいろ)」
~あずみ野の香りをのせて~とある。
ギャラリーでは 絵手紙の教室のグループ展が 展示中。
また、常設のアクセサリー、布作品の小物、バッグなどが置いてあった。
店主さんに「どうして”あずみ野”なんですか?」と伺った・・。
「青春時代にしばらく居て、思い出のある地だから」と、すこしテレて話してくださった。
テーブルも ムクの木の 手造り。
ひとつひとつ型が違って、あたたかい雰囲気。
わたし好みのカフェギャラリーでした。また行きたい店。
教えていただいたHさん ありがとう。
カフェの コーヒーも パンも おいしかったよ。
『 くちぶえサンドイッチ 』 松浦弥太郎随筆集
松浦弥太郎・著 集英社文庫 集英社・刊
著者・松浦弥太郎さんの 旅の日々、趣味のこと、日々の過ごし方など書かれたエッセイ。
すごい好奇心のある方だからこそ、これほど読み応えがある。
しかも 読んでいて楽しい文が書ける。
先日読んだ『ぼくのいい本 こういう本』を読んでいる時も感じた。
読書もあらゆる分野、たとえば料理本や、女性向けのエッセイなども愛読されている。
職業柄(「暮らしの手帖」編集長)とはいえ、感心するところ。
【写真】 『 くちぶえサンドイッチ 』松浦弥太郎随筆集
松浦弥太郎・著 集英社文庫 集英社・刊
2008.4.25.第1刷 @648e
台風15号。 中部地方は接近し静岡へ上陸したが、
さいわい わが家は被害も無く、無事に過ぎ去った。
9月に来る台風は、高校3年生のときの伊勢湾台風を想い出し 心配だ。
わたしの人生で一番こわい体験は、この日の台風・・。
日本列島 どうか少ない災害でありますようにと 祈っております。
友人宅へ行ったら「お地蔵さん、こういうの好きでしょう。よかったら持って行っていいよ」と言われた。
高さ34cmの青磁象嵌雲鶴文瓶とでもいうのかしら。
底には 銘に「清光」と書かれて 印もある。
20年ほど前、陶芸仲間と韓国の「利川(インチョン)(陶芸の村)」に行ったとき、「柳光烈」作の湯のみを買った。
この作家は、人間国宝・柳海剛の息子で、何年か先には人間国宝になられるだろうと聞いた。
(今回調べたら、1993年に国宝になられていた)
同じ「光」という字があるので、ひょっとしたら?と思った。
友人にその話しをしたら「そんないいものではないから、持って行って」という。
ありがたく もらってきた。
木函は 友人宅のゴミ箱として活躍中なので新聞紙にくるんで。
・・どうも お宝とは縁がなさそうだが、鶴首のフォームが なんとも美しい。
わたしの宝ひとつにしよう。
明治村で小沢昭一さん(明治村村長)が講演されるので、聴きにいく。
開演の50分も前なのに、すごく大勢の人が並んで待っている。
わたしはせっかちで 何事にも並んでいるのは 苦手である。
今回もあきらめて、明治の建物を見学して帰る。
ここは何度来ても、まだ見ていない建物がある。
近ごろ明治村はいろいろなイベントが多く催されるので、いつもにぎわっている。
年間パスポートを持っている人も多くいる。
今日は年間パスポートを発行してくれるところ(山梨郡役所)も、「求める人が多くて、即日交付まで一時間半待ち」と、家の近所の人が言ってた。
ちなみに わたしはパスポートを持ってるが、
きょうは敬老の日なので、65歳以上は入場無料の日だった。
わたしが生活している市は、
「歩いて暮らせるまち 歩いて巡るまち」を目標にしている。
ボランティアで少しでも協力できればいいし、
ごく普通の市民が 少しでも便利になればいいし・・。
やっている人たちも 知らないことが多く、
とにかく「歩いてみよう」ということで始まった。
指導してくださる都市計画が専門の先生は 女性なので、
気軽に何でも話せて うれしい。
今日は犬山城の周辺を観察しながら歩く。
まだ暑く、熱中症の危険もあり、短時間だったが実り多いウオッチングでした。
陶芸教室時代の友人が、中津川市にギャラリーを開いている。
「泊まりにいらっしゃい」と、以前から誘われていたので 出かけた。
中山道 落合宿の通りにあり、窓からは馬籠宿へいく山あいの集落の景色が きれいに見える。
夕食はふたりで鍋料理を囲み、雑談に花が咲いた。
翌朝は 朝市で野菜を買ったり・・。
似たような趣味なので、籠に柿渋を塗ったり、飾り台に天然オイルを塗って遊んだ。
年を重ねても ともに愉しむことのできる友が多く居て、好かった。
感謝してます。
先回はお休みしたので、先生や仲間に会うのが楽しみでした。
人形を作ってみたいとリクエストしていたので・・。
高さ25~6cmの おじいさんを編みます。
胴体は どうにかできました。 顔は あごの部分がうまくいくかどうかで決まるので、気をつかいました。
ヒゲも付け、パイプをくわえさせます。
麦わら帽子も かぶせます。
エプロンをつけ、ポケットにハサミを入れて でき上がり。
・・来週は 仕上げできるかなあ。
『 朝ごはんの空気を 見つけにいく 』
堀井和子・著 講談社・刊
著者は 本書の紹介では「料理スタイリスト」。
「暮らしの手帖」52号によると、粉料理研究家・堀井和子さんと紹介されていた。
朝食が大好きで、周りの人の朝食を紹介したもの。
・・・それぞれの家の朝食風景が 可愛いい。
著者自身は 紅茶とパンの 好みがなかなかうるさそう。
したがって、ミルクティをいれるならウェジウッド社のティカップ。
コーヒーならロールストランド社のコーヒーカップが好み。
優雅だなあ。
パンには ねり胡麻と はちみつを混ぜたものを塗られるという。
これは マネをしたら、・・おいしかった。
昨夜(9月12日)テレビをつけたら、NHKの「きょうの料理」に、人気カレー研究家・水野仁輔さん(東京カリ―番長)が出演されていた。
カレーライスは大好きなので、偶然にも水野氏の本を読んでいた(ながめていた)。
番組は、キッチンでなべなどのカレー作りに必要な道具やスパイスを見せながら、カレー作りしていた。
この男性(ひと)は年間400以上のカレー屋を食べ歩き、全国のイベントに出張し、テーマに合わせたカレーと音楽を提供されているという。
こんなにも 奥の深いカレー。
ますます 好きになりました。
カレーをたくさん食べるインド人は(ウコンを多用するので)、アルツハイマー病患者が少ないといわれている。
今夜は カレーどんぶり(和風)を作りました。
余分な話しですが、韓国には日本のカレールーが無いので、韓国の友人には 日本産をおみやげに持っていくと 喜ばれる。
わたしは これが いつもの おみやげ。
【カット写真】 水野仁輔・著『スープカレーキッチン』
2006.1.20.初版印刷 @1500e
㈱マーブルトロン・発行
表面がなめらかな西洋かぼちゃが 4個採れた。
6月に中津川地方へ出かけた折に、苗を買った。
勢いがよく、大きな花がつき、実がなった。
原産地は南米で、日本へは16世紀にポルトガル船によって来た という。
かぼちゃの名も ポルトガル語がなまって名づけられたようだ。
味は 日本のかぼちゃより あっさりしているので、
今夜は 天ぷらにして 食べた。
松浦弥太郎著『ぼくのいい本 こういう本』を読んで、
何冊か 欲しい本が出てきた。
そうだ中古本で たのもう と思い、アマゾンを開いた。
とりあえず2冊注文した。
・・なんとなく注文ができていない気がして、
家人が帰るのを待って、再度注文してもらった。
届いて びっくり。
同じ本が2冊づつ 送られてきた。
・・送料と、余分の2冊で 高くついてしまった。
『朝ごはんの空気を見つけに行く』堀井和子著は、
単行本と文庫本が来た。
『おいしいテーブル』堀井和子著は、
集英社be文庫が2冊・・。
『 ウイリアム王子とケイト・ミドルトン 』
渡辺みどり・著 新人物往来社・刊
2010.11.16.イギリス王室のチャールズ皇太子と故ダイアナ妃の長男ウイリアム王子が結婚。
ジャーナリスト渡辺みどりさんによるウイリアム王子の結婚にいたるまでの話が書かれてある。
1997年8月31日 英国元皇太子妃ダイアナ・プリンセスオブウエールスさんは、自動車事故で亡くなった。
あれから14年にもなる。
雲の上の人たちだが、世界のあこがれの人であってほしいものだ。
【写真】 『 ウイリアム王子とケイト・ミドルトン 』
渡辺みどり・著 新人物往来社・刊
2011.4.11.第1刷発行 @667e
マグカップ、ねこの箸置き、花びん(掛け花用)、茶こぼしなどが、窯出しされたので 取りに行く。
(わたしは 家でロクロ成形をして、焼成は 先生の窯でしてもらう・・。)
今回は 黒ミカゲの土で 作陶したものが多い。
お地蔵さん3人は 無釉。
『 ぼくのいい本 こういう本 』 松浦屋太郎・著
~1908-2009 ブックエッセイ集①~
著者は「暮らしの手帖」編集長。
わたしはこの著者のエッセイを読むのは大好き。
この本を読んで、読みたいという本が何冊もあった。
著者は編集長の前は、カウブックスの店を経営されていた。
それ以前はトラックで移動古本屋をされていたという。
また男性が読まないと思われる料理本や、料理研究者の人の日記・エッセイなども読まれている。
童話、写真集もあるし、広く世界の本も紹介されている。
本が好きな人には、おすすめの本。
【写真】 『 ぼくのいい本 こういう本 』 松浦屋太郎・著
~1908-2009 ブックエッセイ集①~
2010.9.1.初版第1刷発行 @1500e
㈱ダイエックス出版・刊
頭の前頭部に 白髪が目立ってきた。
美容院では「まだまだ 染めないほうが いいよ」
「このくらいは ご愛嬌」と 取り合ってもらえない。
なにかの雑誌広告で、口紅のような形をしたもので、
白いところだけ塗るだけのものがあることを知り、
さがしていた。
「これは便利!」
ほんの少しだけなので、ちょっと塗ると 目立たない。
・・・わたしには すぐれもの。
8月24日(水)韓国のホテルで NHKの「あさイチ」を見た。
(日本時間で同じ8時15分から)
・・「イチ押し まだまだ深い豆乳の実力」
韓国では自家製豆乳マシーンがあり、大豆から作る人が多いそうだ。「コングクス」という、冷たい豆乳スープで食べる麺が人気という。
1時間後に韓国人のCさんに会ったので、「コングクスを 食べますか?」と聞いてみた。
「今ごろ 暑い時期に食べるとおいしいよ」「お昼によく食べます」と。
わたしは2年前くらい前までは、豆乳は使わなかった。
ところが、悪玉コレステロールが高すぎると言われたので、毎日のように豆乳豆腐を作って 食べた。
その結果かどうかわかりませんが、数値が下がった。
それ以来 よく使うようになった。
陶器の 香立て と 人形。
青磁色の かめの型をした 陶器の香立て と、
ハラボジ(おじいさん)の人形を買う。
どれも4~5㎝の小さなものだが、暮らしの美を感ずる。
これも仁寺洞の裏通りにある伝統韓屋の、
旧いたたずまいの生活陶磁器屋さんで買った。
落ち着いた雰囲気の中で、
韓国風のインテリアを楽しむときに使おう。
(・・そんな日は あるかなぁ )
今回の訪韓は あくまで孫娘中心に動いたので、
洋服屋、靴屋、おみやげ屋、かばん屋、化粧品屋、アクセサリー屋は いっぱい行きました。
したがって わたしの欲しいものは あまり無かった。
ソウルの仁寺洞の骨董店で、
「竹製の 茶こし」を 見つけた。
友人Cさんが「昔は みんなが使っていたけど、今は 金属製の茶こし」と言っていた。
こだわりの職人手づくり のようだ。
茶こし部分は 綿線編み(めんせんあみ)です。
気に入ったのは、持ち手が 竹で作られていて、
飴色に輝いていて、実に 美しく 素適だ。
・・もったいなくて 使えない。
何度も ながめて 楽しんでいる。
訪韓のたびに「漢江(ハン ガン)の奇跡」を実感する。
が、今回は またまた 驚いた。
(漢江は ソウル市を南北に分けて、緩やかに蛇行しながら流れ、川幅が広い大河。江原道からソウルをぬけて黄海に注ぐ全長514kmの大河)
観光地の職員、みやげもの屋さん、ワゴン型の露店の店員さんたち・・日本語の話せる人が いっぱい。
「3つで1000円です」「日本円でもウォンでも、どちらでも」などと流暢だ。
Kさんによると、韓流ブームで日本人が多く来るので、安い授業料の日本語教室が たくさんあるそうだ。
「日本人は ことばに苦労しなくても 買い物ができるから いいですよ」と。
ちょっと 耳の痛い話し。
韓流ブームなら「ことば」も覚えてから 出かけてほしい・・。
9月2日(金)「犬山よりみち探偵団」発足会が行なわれた。
この会は、まちの美観と機能の整理整頓、団員と市民と共有する価値の発見などの「犬山よりみち塾」の開催、そして「よりみち絵地図」の作成配布などの活動をする。
この会の一番のねらいは、批評する側でなく、批評される側に居続けるように努める、ところ。
簡単に言えば、
自分の住むまちを よく知って、楽しんで生活しよう、
ということ。
しみんていのボランテイア事業の助成金もいただけることになったので、団員の生きがいのひとつになればいいですね。
わたしも友に誘われて 入会しました。
いま、わがまち 城下町はブームが起きて、
タレントの方々も毎日のように 訪れているようです。
前日、友人から、国立中央博物館へは 地下鉄よりタクシーに乗って行ったほうが便利 と聞いていた。
ホテルから目的地まで 13,000ウォン。
帰りは 7,400ウォンでした。
同じような距離なのに 不思議に思って 友人にたずねた。
行きは「優良タクシー」で、帰路は 普通のタクシーで安かったのでは ということでした。
どうりで 優良タクシーの運転手さんは、
日本語もできて 愛想もよく、ていねいな扱いでした。
今回の韓国旅行で印象に残った 3つのことがある。
始めに 「国立中央博物館」。
2005年11月に 新しくオープンした。
ちょうど オープン記念で入場料無料といわれていた頃、わたしは訪れている。
そのとき時間が少なくて 充分見られなかったので、
今回は 半日時間をとって 行った。
平常展示館、企画展示室、教育観、野外展示場、伝統染料植物園など とても広くて見切れない・・。
なかでも彫刻・工芸館、アジア館などに一番 惹かれる。
今回 なによりも驚いたのは、入場料は無料。
ボランティア解説者の方に そのことをお話ししたら、
「国の 粋なはからいです」と言われた。
わが国も 粋なはからい が ほしいですネ・・。