「 里山の自然と その保全 」の講師:田端英雄先生の話・・・。
「里山とは 林業的自然と農業的自然がセットになった自然の構造である」と言われた。
たとえば ため池に住む水生昆虫の行動を調べていると、5月~7月までは ため池から出て田んぼにいる。
そこで子育てをして7月~8月に ため池に 戻ってくるのだとか。
それが休耕田とかで田んぼが無くなると、水生昆虫は住みついて子育てできるところが無いので、昆虫は居なくなる。 鳥も居なくなる。
また 日本には陸上に5500種の高等植物がある。
そのうち 四分の一に 絶滅の危機。
したがって野ウサギ、イシガメが 棲めなくなり、数が激減した。
ゆえに、林業や農業を変えないと、里山の自然は保全できない。
よくわかったが、さて 私にできることは何だろう・・。
子どもが小さい頃(30年以上も前)日本モンキーセンターに 遊びに来たものだ。 この場所での第54回「プリマーテス研究会」のために入園した。
「 里山 ―持続可能な自然利用― 」というタイトルで、一時間ずつ6名の講師が、“里山”の いろいろな分野について、研究発表があった。
滋賀県立大学の黒田先生「カーボン・フリー農法、焼畑は おもしろい!」のセッションが興味深い。 日本の食糧自給率40%を100%にするには、農地を今の2倍半にしなければならない。 それには「日本の土地の、山の斜面を利用すればよい」と言われたことが、印象深く考えさせられた。
この研究会の会員は、若い人が多く、わたしのような ごく普通の主婦は ほかには居そうもなかった。
もっと私みたいな人が受講して、少しでも、できることをしていけば いいなあ、と思っていた。
6時間も机に座り 授業を受けるのは、この歳になると 疲れるなぁ。
隣りの席は大学教授みたいだったし・・。 と 思っていたら、本日最後に登場する講師で、すごーぃ偉い先生でした。
釉をかけに 陶芸教室に行った。
二、三日前にロクロで挽いた 鉢(2ヶ)と、袋もの(花器2ヶ)も、素焼きにするため持って行った。
教室で おしゃべりしながら 取り出していて、手が滑り、鉢1ヶ 落としてしまった。
下はコンクリート床なので、粉々に割れた・・。
先生から「ベテランが なに するんだぁ」と、笑われた。
・・大失敗の日。
会社の中期経営計画発表会&創業10周年お祝いパーテイに招かれて、行ってきました。
最近は晴れがましい席に行く機会がないので、着ていくものに悩みました。
260名もの大勢の出席者で盛大でした。
社長さんの あいさつは、こうすればもうけが出てくるという話しで、むつかしい内容も理解できる話術でした。
立食パーテイの食事は和洋折衷で、味もよく 充分いただいてきた。
アトラクションもあり、わたしもみなさんも楽しんでおられた。
隣りの町の 珈琲茶房「有庵栖Alliance」。
久しぶりに娘と コーヒーを飲みに行きました。
コーヒーを飲みながら うしろの窓を見たら、
中庭のモミジが紅葉して、きれいだった。
どこといって特徴のない喫茶店だが、
インテリアも落ち着いていて、のんびりとできるし、
なによりコーヒーがおいしい。
「ドームやきものワールド」。
2009年11月20日(金)~25日(水)ナゴヤドームで開かれている。 今年のテーマは「器と食卓がはぐくむ絆」。
全国の有名産地から 300ブースが大集合。
わたしは毎年出かけているので、お気に入りの店がいくつかある。 そこは欠かさず寄って、店主さんと話をしながら、気に入れば買ったりする。
いちばん愉しみなのは、「テーブルコーディネートコンテスト」。
いつも個性が光るコーディネートばかりで、器や花材の使い方に感心する。 どれも甲乙付けがたく、見とれている。
きょうの買い物は 焼きものはひとつもなく、
讃岐の漆器:川口屋の漆皿と、信楽ギャラリー:草土の木工品。
( 「ドームやきものワールド」テーブルコーディネート )
( 「ドームやきものワールド」テーブルコーディネート )
( 「ドームやきものワールド」テーブルコーディネート )
知人の家の大切な柴犬:ふくちゃん(12歳 オス)。
3月10日に 行方不明になった。
ずいぶん探されたけれども見つからず、ついに新聞の折り込みチラシや、ポスターを貼ったりで、問い合わせにも走り回られた。
わが家は隣り町になるけれど、この方面からの情報があるということで、ポスターをあちこちに貼らせてもらった。 見た人は「もうこんなに月日が経っているからなぁ・・」と言われる人が多かった。
今朝、8か月目に「見つかった!」と連絡が。
家から10km以上も移動して、迷子になってました。
すこし体力が落ちて、動物病院で診てもらわれているが、元気な様子。
本当に待ちに待たれたことでしょう・・。
飼い主の知人も これで安心。
ポスターも8か月。 台風時にも吹き飛ばされることもなく、
すこし色あせましたが、しっかりと貼り付いてました。
5月にオフ会でお会いした方々の、
三人展「加賀ゆびぬきと 裂き織りに 想いを寄せて」が、
長野県の安曇野東山美術館で開催。
2009年11月21日(土)~12月2日(水)まで。
この5月に たった二日間お会いしただけですが、その後毎日にようにブログを拝見しているので、ずーっと以前からの友達のようです。
三人ともそれぞれ分野は異なり、独自の作品なので、ぜひ見てみたいと思ってました。 が・・・、なんせ 遠いんです。
自分で運転していく自信は全くなし。友人を誘って行くにしても、なにか事故でも・・と思うとね。
今回は残念ですが あきらめて、ブログで 楽しい報告 待ってます。
第一報は 雪の浅間山の写真。
(5月の安曇野の風景)
藤工芸の先生に誘われて、車で一時間、知人宅へ遊びに行きました。
すてきな家。花々に囲まれた陽あたりのよい部屋で お茶をいただき、ミカンや野菜のお土産をいっぱいいただいた。
帰り路、常滑市のセラモール(とこなめ焼卸団地)へ寄る。
わたしのお気に入りの店「やまや」へも。
お店の奥様も先回訪れたときのことを覚えていてくださり、喜んでくださった。
「冬じたくの うつわたち」加藤真美 陶展 開催中。
若くてファッションモデルのように きれいな女流陶芸作家を紹介される。
黒化粧を施した上に灰釉をかけた器が 得意とか。
わずかな時間でしたが、お話しをうかがえて よかった。
よき出会いに めぐまれた一日でした。
大橋 歩・著 『 あの道 この道 今の道 』 文化出版局・刊
著者は イラストレーター、ブックデザイナー。
おかっぱ頭のよく似合う女性。
この本は雑誌『 住む 』に連載していたエッセイをまとめたもの。
わたしと同じ年代なので、日々の暮らしが老人化され、たとえば、すこし難聴になったとか、91歳の母上の介護をされたりとか で、共感することが多くあり おもしろかった。
イラストも可愛く、家事の空いた時間に ちょっとずつ読めて、楽しんだ。
本を読むことが少ない人でも、イラストに引き込まれて読めると思う。
著者は今、「アルネ」という雑誌を出されていて 評判。
企画から編集まで すべて一人で作っておられるそうだ。
でも残念なことに、2009年12月15日号で、発売30号で終了だとか。
【写真】大橋 歩・著『 あの道 この道 今の道 』 文化出版局・刊。
2008.10.19.第1刷発行。 @1500e
藤工芸の おけいこ日。
わたしが奇妙な型のものを持って行き、
先生に「これで藤のパッチワークを編みたい」と相談した。
いろいろな編み方で 仕上げた。
真っ白の藤だったので、色もグラデーションをつけて染めたら、
おしゃれなオブジェの出来上がり。
小さい花器を作って ぶら下げようか。
もともと魚釣りに使う道具(タモ)を作る途中のものです。
わが家の庭も 紅葉が見ごろになりました。
陽が当たると 葉っぱが輝いて、鮮やかに見えます。
赤色になるのを紅葉(こうよう:カエデやサクラ)、黄色になるのを黄葉(こうよう:おうよう:イチョウやムクゲ)と呼びます。
きれいなのはいいですが、落ち葉の掃除が、毎日大変です・・!
わが家の紅葉(赤色のサクラ)(黄色のムクゲ)
『 名作の書き出し ・・漱石から春樹まで・・』
石原千秋・著 光文社新書
本書では 作家15名の代表的な小説を、どう読んでいったら おもしろく読めるか、が書かれている。
わたしは その中で漱石の『それから』が気になった。
高校生の頃 読んだと思うが、主人公の「三千代」という女性の名前は覚えていた。
今までにどれだけの本を読んだかわからない。
本書によると「自分だけの物語」だと思っているが、実は、そのほかにも物語がこっそり隠されていて、それを見つけ、読み解くのがおもしろいという。
なるほど、この『それから』も、代助と三千代の恋の物語でありながら、実は遺産相続にかかわるテーマ(家庭崩壊する物語)が書かれているということ。
さすが著者は 深い読みをされる、と感心した。
【写真】『名作の書き出し・・漱石から春樹まで・・』 石原千秋・著 光文社新書 光文社・発行。 2009.9.17.発売。@861
昨日のクラフト展(そうだがや)。
アクセサリー用の 毛糸を買った。
毛糸屋さんが「この2種類の糸を 鎖で編むだけでよい」と言われた。
ステンドグラスの作品のところで、
キノコの型のペンダントヘッドを売っていた。
両方 合わせたら、わたしだけのネックレスが出来上がった。
毎年 いまごろの時期に、クラフトフェア「おもしろそうだがや」が開かれる。主催は「クラフトマンの会“そうだがや”」だが、城下の各町内のまちづくり・発展会が共催参加する。
初めのころは この近くのクラフトマン達の出店がほとんどだった。
最近は 地元よりも 遠くからの出店者が多くて びっくり。
わたしのお気に入りは、岐阜市からの糸屋さん(毛糸・原毛)。
ことしも お買い上げ。
いちばん好きなのは「遊木」と名づけられた お店。
木と漆の手びねりで お盆や器を作ったもの。
先日も テレビで放映されたと聞いた。
作者もわたしと同年代。 笑顔のきれいな女性。
はるばる白馬村からの出店で、それは それは すばらしい作品の数々でした。本日は予算上買えませんでしたが、いつかは欲しいもののひとつです。
年を重ねるごとに 楽しさの増すクラフトフェア・・。
(継鹿尾山寂光院。もみじのトンネル 300段の階段で本堂へ)
そろそろ紅葉してるかなぁ、と買い物の帰りに寄ってみた。
もみじ寺 継鹿尾山 寂光院。
土曜日の午後(朝は 雨が降っていた)。
紅葉はまだ少し早いが、人はいっぱい。
階段300段上がると本堂。 市内の絶景が見られる。
この寺は「尾張のもみじ寺」と言われ、この地方では名高い。
今年は もみじ寺の紅葉 見ました・・。
ところで 今頃の季節、「もみじ狩りに行く」と言いますが、
「狩り」は獣を捕らえる意味で使われていたものが、
草花を眺めたりする意味にも使われることから、
「もみじ狩り」と言われるようになったという説がある・・。
(寂光院本堂展望台。犬山城、名古屋の高層ビルも一望できる)
若いお母さんたちの 陶芸教室。
先月は 台風でお休み。 二ヶ月ぶり。
先回の作品が 出来上がっていた。
ひもで作った角鉢(20㌢正方形)(Mさん作)が人気でした。
今回、手ロクロに挑戦して、茶わん作りをしたいとの希望。
粘土を馴染ませる段階で、徐々に拡がり 形がくずれていってしまった。
茶わんが 鉢の大きさになったが、まあまあ きれいな仕上がりで、教えるほうも ほっとした。
そのほか しゃもじ立て、長方形の皿、角鉢など、
個性豊かに 出来上がり・・!
何年も前に、友人からお土産にいただいた、福岡県柳川市の名産「柚子こしょう」。
それ以来、ずーっとこれを使っている。
藤田みどり・著『北鎌倉のお庭の台所』(主婦の友社)を見ていたら、柚子こしょうの作り方が載っていた。
著者は、マヨネーズに混ぜる、と言われる。
今夜は“おでん”なのに・・・。
でも、マヨネーズに柚子こしょうを混ぜて、大根や里芋に付けて食べたら、洋風になり おいしい・・!
高校生の孫と わたしは 気に入った。
わが家の庭も 今、柚子の実が たくさんぶら下がっている。
作ってみようかなぁ。
(マヨネーズに柚子こしょうを混ぜて・・)
名古屋市博物館で「妙心寺 禅の心と美」展を見てきました。
禅を通して悟りを開く妙心寺の教えは あまりわかりませんが、信長、秀吉、家康などの武将の篤い信仰心のせいか、わたしの住む中部地方には、妙心寺派の寺が多くあり、日ごろ少しは身近に感じている。
仏像、屏風絵。 名品は見ていると知的な感じがして、すごーぃ世界だなぁと思う。
一番、見て飽きなかったのは「山水楼閣人物図 螺鈿引き戸」。
わたしは螺鈿細工が好きなので、この夜光貝の薄片を貼ってある引き戸に惹かれた。 これは寺の正堂と方丈を仕切る引き戸に使われていたとか。
もうひとつ 「七丈袈裟」。14世紀のものらしい。
袈裟は僧が羽織る長方形のもので、幅が七つに分かれるものが七丈、九つに分かれるものが九丈袈裟と呼ぶらしい。
おそらくこれは夏物で、布地は麻チョマだと思う。 この頃からも チョマは自然素材として活躍していた。
すこし擦り切れたところもあるが 長い間 耐えている。
よく 残っているものだ。
秋雨の中、多くの見る人で にぎわっていた。
アスパラガス。 多年生草本植物。
初夏に 次から次へと 芽が出て成長し、よく食べました。
昨日、ふと アスパラガスを見ると、
赤い実がいっぱいついていて、びっくり!
実が生るなんて知りませんでした。
友だちに聞くと、雌雄異株で、秋に実が生るのが雌株で、
雄株は実が生らない、と。
野菜の実も きれいです。
森のマーケットで わたしの作ったお地蔵さんが 人気でした。
朝一番に 中年の男性が見て、「僕も陶芸をやっている」と言って「この地蔵さんはいいねえ」と。
「どうやって作ったの?」と聞かれた。
それから また30~40代くらいの男性にも「これ 分けてくれませんか」と言われた。
夫の友人にも「これ いい顔してる」とほめられていたので、差し上げたら 「玄関に飾って 毎日 ながめてるよ」と言っていただいている。 男性に人気がある。
古くから 人は、願いごとがあると、十のご利益があると伝えられるお地蔵さんに、手を合わせ、祈りをささげてきたそうだ。
わたしは 友人の「こんなの作ってみて」と絵を描いていったことから、自分で工夫して作っている。
みなさんに「可愛いい」と言っていただけるのが励みで、
懲りもせず作陶している。
(わたしのお地蔵さんは、身体と頭を別につくって 合わせる。)
福井貞子・著 『 木綿再生・・ものと人間の文化史 147 ・・』
法政大学出版局・刊
本書を読み出したとき(BLOG 11月7日)、佐々絣(さっさかすり)に出会い、驚きから さらに『木綿再生』を続けて読む愉しみが増えた。
著者が結婚し、並々ならぬ苦労をし、通信教育で教師の資格を取ったこと。また、大姑に絣を織る手ほどきを受けながら、伝統のある木綿を守ってきた、という人生遍歴は、読んでいて感動した。
自分より十年の年の開きのある女性。
重労働、男尊女卑のまだ残る時代、このように家族もろとも衆目にさらされるのは、よほど勇気の要ったことと思う。
日本伝統工芸展、その他 数々の賞に入選されている。
その間には きびしい修行と多くの涙が流されていた。
本書は著者の自伝であり、本書こそ「ものと人間の文化史」にふさわしい一冊。
今また 世の中「絣」に興味を持つ人が多くいる。
わたしも2年ほど前、母の着物から 藍と白の織りに惹かれ、ブラウスを作ってもらった。
(母の着物から作ってもらった ブラウス)
【写真】福井貞子・著 『 木綿再生・・ものと人間の文化史 147 ・・』法政大学出版局・刊。2009.2.18.初版第1刷発行。@2700e
大型ショッピングセンターSC。 娘と待ち合わせ。
朝、まだ10時過ぎだというのに、車の置き場所が無い。
「なんだろう?」と思ったら、裏の駐車場でフリーマーケット開催。
こういうところでも今はやるのかと思って、少し見て回る。
車の中にも商品を並べている。
主に子供服。 婦人服、バッグ類、アクセサリー、スキー道具、ベビーカーもありました。
フリーマーケットもいいけれど、それだけ家に 要らないものを持っていることではないでしょうか。
(大型SC 駐車場いっぱいに フリーマーケット)
(大型SC フリーマーケット。 子供服が主役。)
この本を読んでいたら、 近くに住む友人が 訪ねてきた。
ニットのセーターの上に着ていたベストを見て 驚いた。
今いま 読んでいた本に、「佐々絣(ささがすり)」は、わたしの住む近隣の一宮市で工夫された絣、と書かれていた。
この友人に「どうしたの?」と尋ねたら、
夫が着ていたもので(最近亡くなられた)痛んだところを省いて、
自分で作られたとのこと。
何十年も前のもので、結婚したときすでに着ていた。
薩摩絣に模したものであろう、とこの本の著者は言っておられる。
さっそく写させてもらった。
生地の丈夫なところを使って上手に、ベストを作ってある。
今は とっても貴重品らしい。
(佐々絣の織り柄) (リフォームしたベスト。部分。)
(「佐々絣」見本帳の図柄。)
【本】福井貞子・著 『 木綿再生 』 法政大学出版局・刊。ものと人間の文化史 147 。2009.9.18.初版第1刷発行。@2700e
( この場所から ノリタケの夢は 始まった。 )
名古屋に出たついでに、一度 行ってみたいと思っていた「ノリタケの森」へ寄ってみた。
ここは100年以上前 この場所で森村市左衛門が陶磁器の工場を建てた。 その後、10年かけてディナーセットを完成して、アメリカへ輸出した。
いまは この広い森の中で、ミュージアム、クラフトセンター、ギャラリー、森村・大倉記念館、煙突ひろば など。
街の中なのに ここは別世界。自然が豊かで気持ちがよかった。
わが家には40年も前の、ノリタケ製の真っ白な皿に 金の縁取りをしたディナーセットがある。 いくつかは欠けて無くなったが・・。
何年か前わが家にホームステイしたカンザス州のお母さんは、「日本のノリタケ」大好き!と言ってたっけ。
また機会を見つけて ここへ寄ってみよう。
( 文化との出会い、森に憩う。「ノリタケの森」 )
2週間前、市の健康診査で受けてきた結果が出ました。
血液検査の数値、脂質(LDL)の悪玉コレストロールが多い。
ほかは まあまあパス。
LDLの数値を下げるには どうすればよいかと、先生に相談。
「もっと加齢になれば、自然に下がっていくかもしれない。
とりあえず、体重が多いから 3ヶ月で2Kg落としなさい。
それでもう一度血液検査を受ければよい」とのこと。
さあ 今日から どうやって体重を減らすか・・。
一日一万歩を目指して歩く。
食事を一日1600カロリーにする、ということでやってみよう。
友人が、わたしの作陶した人形が欲しい、という。
わたしは、寒くなってきたので、彼女に黒っぽいマフラーを織ってほしいと思っていた。
話し合いの結果、物々交換することにした。
今日、出来上がり。 物々交換 実現!
お互いに好きなものが手に入って、ご機嫌です。
(ドングリの実を、すり鉢でつぶした、ドングリの粉。)
アウトドアイベントの「森と遊ぼう・・」で、ドングリの粉を使ってネパールの(お好み焼き風)チャパティを作る活動を手伝った。
縄文時代の人びとは石器と土器を道具にして、いろいろな木の実を食糧にしていた。
ドングリの粉を見て思い出したことがある・・:
25年も前、韓国に初めて行ったとき、雪岳山の別荘に連れて行ってもらった。
翌朝5時に起き、日の出を観に出かけ、そこの屋台で食べたのがドトリムック、ドングリのトコロテンとチジミ(わたしはコンニャクと思っていたが・・)。
・・・おいしくて、今でも忘れられない。
同じアジアで、同じような食材を使い、似たような食べ物を食べていたことに感動した。
その後、韓国に行くと、ドングリの粉はお店で売られていた。
(どんぐりの粉「ドトリムック」 どんぐりこんにゃくの素。)
呉 善花・著『 漢字廃止で韓国に何が起きたか 』 PHP新書
今から20年近く前、韓国の中学3年生の女子が わが家でホームステイした。
そのとき 自分の名前を漢字で書けたが、「両親の名前を漢字では?」と言うと、すこしあいまいだったので 驚いた。
著者は25年以上も前に留学され、現在日本の大学教授でもある。
「漢字廃止が 韓国人のものの考え方を、単純かつ浅いものにしたと思う。知的荒廃を推し進めた」と言われる。
わたしも、そう言われれば 漢字も知っていたほうが良いと思う。
“韓国の言い回し”、“韓国のことわざ”の章でも、
わたしは韓国人の友人のCさんから いろいろ聞いているので、
思い当たることが出てきて 面白かった。
Cさんが わたしのことを「足がひろい」人と言われてびっくりした。
この本によれば、日本語の「顔がひろい」と同じことらしい。
こういう言葉の違いを知っていると、韓国の人とも さらに愉しい交際ができる。
【写真】呉 善花・著 『 漢字廃止で韓国に何が起きたか 』 PHP研究所・刊。2008.10.3..
第1版第1刷発行。@950e。
呉 善花・著 『 続・スカートの風 』・・恨を楽しむ人びと・・角川文庫 角川書店・刊。平成12年3月25日初版発行。@495e
「森と遊ぼう IN八曽」のボランティアに参加した。
(青少年育成に関するNPO助成事業)
キャンプ場を貸し切って、森を使っての自然体験なので危険も伴なう。小学生3年~6年対象の子ども90名に、スタッフ50名という大掛かりな行事。
わたしは「食材もとめてトレッキング(ネパールのくらしに挑戦!)」というプログラムのお手伝い。
森を歩いてどんぐりを拾い、すり鉢で粉にする。小麦粉と混ぜて焼いて、ネパールのチャパティ(お好み焼き)を作った。
どんぐりは殻をむけば、思ったよりやわらかく粉になる。
おいしくて評判がよく、炭火をおこして鉄板で、何十枚と焼いた。
(どんぐりを すり鉢で粉にする) (鉄板で何十枚と焼いた)
「木と岩でクライミング」は、高い木に抱きついて登ったり、ロープを頼りに岩場を下ったりしたそうだ。
女の子も男の子も「おもしろーい」と大はしゃぎ。
60歳過ぎてもボランティアのおかげで、すごーく面白い 一日を味わえて幸せでした。
(火起こし体験) (「木と岩でクライミング」)