アーカイブ: 2009年11月

2009/11/30

永続的リンク 01:22:41, カテゴリ: つれづれなるままに

「 プリマーテス(霊長類)研究会 -2- 」



 「 里山の自然と その保全 」の講師:田端英雄先生の話・・・。
 「里山とは 林業的自然と農業的自然がセットになった自然の構造である」と言われた。

 たとえば ため池に住む水生昆虫の行動を調べていると、5月~7月までは ため池から出て田んぼにいる。
 そこで子育てをして7月~8月に ため池に 戻ってくるのだとか。

 それが休耕田とかで田んぼが無くなると、水生昆虫は住みついて子育てできるところが無いので、昆虫は居なくなる。 鳥も居なくなる。

 また 日本には陸上に5500種の高等植物がある。
 そのうち 四分の一に 絶滅の危機。
 したがって野ウサギ、イシガメが 棲めなくなり、数が激減した。

 ゆえに、林業や農業を変えないと、里山の自然は保全できない。
 
 よくわかったが、さて 私にできることは何だろう・・。

2009/11/29

永続的リンク 10:13:37, カテゴリ: つれづれなるままに

「プリマアーテス(霊長類)研究会」



 子どもが小さい頃(30年以上も前)日本モンキーセンターに 遊びに来たものだ。 この場所での第54回「プリマーテス研究会」のために入園した。

 「 里山 ―持続可能な自然利用― 」というタイトルで、一時間ずつ6名の講師が、“里山”の いろいろな分野について、研究発表があった。

 滋賀県立大学の黒田先生「カーボン・フリー農法、焼畑は おもしろい!」のセッションが興味深い。 日本の食糧自給率40%を100%にするには、農地を今の2倍半にしなければならない。 それには「日本の土地の、山の斜面を利用すればよい」と言われたことが、印象深く考えさせられた。

 この研究会の会員は、若い人が多く、わたしのような ごく普通の主婦は ほかには居そうもなかった。
 もっと私みたいな人が受講して、少しでも、できることをしていけば いいなあ、と思っていた。

 6時間も机に座り 授業を受けるのは、この歳になると 疲れるなぁ。
 隣りの席は大学教授みたいだったし・・。 と 思っていたら、本日最後に登場する講師で、すごーぃ偉い先生でした。

2009/11/28

永続的リンク 01:41:51, カテゴリ: つれづれなるままに

木っ端微塵!!



 釉をかけに 陶芸教室に行った。

 二、三日前にロクロで挽いた 鉢(2ヶ)と、袋もの(花器2ヶ)も、素焼きにするため持って行った。

 教室で おしゃべりしながら 取り出していて、手が滑り、鉢1ヶ 落としてしまった。
 下はコンクリート床なので、粉々に割れた・・。

 先生から「ベテランが なに するんだぁ」と、笑われた。
 ・・大失敗の日。

2009/11/27

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創業10周年お祝いパーテイ 



 会社の中期経営計画発表会&創業10周年お祝いパーテイに招かれて、行ってきました。

 最近は晴れがましい席に行く機会がないので、着ていくものに悩みました。

 260名もの大勢の出席者で盛大でした。

 社長さんの あいさつは、こうすればもうけが出てくるという話しで、むつかしい内容も理解できる話術でした。

 立食パーテイの食事は和洋折衷で、味もよく 充分いただいてきた。
 アトラクションもあり、わたしもみなさんも楽しんでおられた。

2009/11/26

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コーヒーのおいしい店



 隣りの町の 珈琲茶房「有庵栖Alliance」。
 久しぶりに娘と コーヒーを飲みに行きました。

 コーヒーを飲みながら うしろの窓を見たら、
 中庭のモミジが紅葉して、きれいだった。

 どこといって特徴のない喫茶店だが、
 インテリアも落ち着いていて、のんびりとできるし、
 なによりコーヒーがおいしい。

2009/11/25

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ドームやきものワールド 2009



 「ドームやきものワールド」。
 2009年11月20日(金)~25日(水)ナゴヤドームで開かれている。 今年のテーマは「器と食卓がはぐくむ絆」。
 全国の有名産地から 300ブースが大集合。

 わたしは毎年出かけているので、お気に入りの店がいくつかある。 そこは欠かさず寄って、店主さんと話をしながら、気に入れば買ったりする。

 いちばん愉しみなのは、「テーブルコーディネートコンテスト」。
 いつも個性が光るコーディネートばかりで、器や花材の使い方に感心する。 どれも甲乙付けがたく、見とれている。

 きょうの買い物は 焼きものはひとつもなく、
 讃岐の漆器:川口屋の漆皿と、信楽ギャラリー:草土の木工品。
 

( 「ドームやきものワールド」テーブルコーディネート )

( 「ドームやきものワールド」テーブルコーディネート )

( 「ドームやきものワールド」テーブルコーディネート )

2009/11/24

永続的リンク 00:31:30, カテゴリ: つれづれなるままに

ふくちゃん よかったね!



 知人の家の大切な柴犬:ふくちゃん(12歳 オス)。
 3月10日に 行方不明になった。

 ずいぶん探されたけれども見つからず、ついに新聞の折り込みチラシや、ポスターを貼ったりで、問い合わせにも走り回られた。

 わが家は隣り町になるけれど、この方面からの情報があるということで、ポスターをあちこちに貼らせてもらった。 見た人は「もうこんなに月日が経っているからなぁ・・」と言われる人が多かった。

 今朝、8か月目に「見つかった!」と連絡が。
 家から10km以上も移動して、迷子になってました。
 すこし体力が落ちて、動物病院で診てもらわれているが、元気な様子。
 本当に待ちに待たれたことでしょう・・。
 飼い主の知人も これで安心。

 ポスターも8か月。 台風時にも吹き飛ばされることもなく、
 すこし色あせましたが、しっかりと貼り付いてました。


2009/11/23

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三人展「加賀ゆびぬきと 裂き織りに 想いを寄せて」


 5月にオフ会でお会いした方々の、
 三人展「加賀ゆびぬきと 裂き織りに 想いを寄せて」が、
 長野県の安曇野東山美術館で開催。
 2009年11月21日(土)~12月2日(水)まで。

 この5月に たった二日間お会いしただけですが、その後毎日にようにブログを拝見しているので、ずーっと以前からの友達のようです。

 三人ともそれぞれ分野は異なり、独自の作品なので、ぜひ見てみたいと思ってました。 が・・・、なんせ 遠いんです。
 自分で運転していく自信は全くなし。友人を誘って行くにしても、なにか事故でも・・と思うとね。

 今回は残念ですが あきらめて、ブログで 楽しい報告 待ってます。

 第一報は 雪の浅間山の写真。

   (5月の安曇野の風景)

2009/11/22

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よき 出会い


 藤工芸の先生に誘われて、車で一時間、知人宅へ遊びに行きました。
 すてきな家。花々に囲まれた陽あたりのよい部屋で お茶をいただき、ミカンや野菜のお土産をいっぱいいただいた。

 帰り路、常滑市のセラモール(とこなめ焼卸団地)へ寄る。
 わたしのお気に入りの店「やまや」へも。

 お店の奥様も先回訪れたときのことを覚えていてくださり、喜んでくださった。

 「冬じたくの うつわたち」加藤真美 陶展 開催中。

 若くてファッションモデルのように きれいな女流陶芸作家を紹介される。
 黒化粧を施した上に灰釉をかけた器が 得意とか。
 わずかな時間でしたが、お話しをうかがえて よかった。

 よき出会いに めぐまれた一日でした。

2009/11/21

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『 あの道 この道 今の道 』 大橋 歩・著



 大橋 歩・著 『 あの道 この道 今の道 』 文化出版局・刊

 著者は イラストレーター、ブックデザイナー。
 おかっぱ頭のよく似合う女性。
 この本は雑誌『 住む 』に連載していたエッセイをまとめたもの。

 わたしと同じ年代なので、日々の暮らしが老人化され、たとえば、すこし難聴になったとか、91歳の母上の介護をされたりとか で、共感することが多くあり おもしろかった。

 イラストも可愛く、家事の空いた時間に ちょっとずつ読めて、楽しんだ。
 本を読むことが少ない人でも、イラストに引き込まれて読めると思う。


 著者は今、「アルネ」という雑誌を出されていて 評判。
 企画から編集まで すべて一人で作っておられるそうだ。

 でも残念なことに、2009年12月15日号で、発売30号で終了だとか。

【写真】大橋 歩・著『 あの道 この道 今の道 』 文化出版局・刊。
    2008.10.19.第1刷発行。 @1500e

2009/11/20

永続的リンク 01:54:36, カテゴリ: つれづれなるままに

オブジェ 完成




 藤工芸の おけいこ日。
 わたしが奇妙な型のものを持って行き、
 先生に「これで藤のパッチワークを編みたい」と相談した。

 いろいろな編み方で 仕上げた。

 真っ白の藤だったので、色もグラデーションをつけて染めたら、
 おしゃれなオブジェの出来上がり。

 小さい花器を作って ぶら下げようか。

 もともと魚釣りに使う道具(タモ)を作る途中のものです。

2009/11/19

永続的リンク 04:27:15, カテゴリ: つれづれなるままに

わが家の紅葉 ( カエデ 桜 )



 わが家の庭も 紅葉が見ごろになりました。
 陽が当たると 葉っぱが輝いて、鮮やかに見えます。

 赤色になるのを紅葉(こうよう:カエデやサクラ)、黄色になるのを黄葉(こうよう:おうよう:イチョウやムクゲ)と呼びます。

 きれいなのはいいですが、落ち葉の掃除が、毎日大変です・・!


わが家の紅葉(赤色のサクラ)(黄色のムクゲ)

2009/11/18

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『 名作の書き出し・・漱石から春樹まで・・』



『 名作の書き出し ・・漱石から春樹まで・・』
          石原千秋・著 光文社新書

 本書では 作家15名の代表的な小説を、どう読んでいったら おもしろく読めるか、が書かれている。

 わたしは その中で漱石の『それから』が気になった。
 高校生の頃 読んだと思うが、主人公の「三千代」という女性の名前は覚えていた。

 今までにどれだけの本を読んだかわからない。

 本書によると「自分だけの物語」だと思っているが、実は、そのほかにも物語がこっそり隠されていて、それを見つけ、読み解くのがおもしろいという。

 なるほど、この『それから』も、代助と三千代の恋の物語でありながら、実は遺産相続にかかわるテーマ(家庭崩壊する物語)が書かれているということ。

 さすが著者は 深い読みをされる、と感心した。

【写真】『名作の書き出し・・漱石から春樹まで・・』 石原千秋・著 光文社新書 光文社・発行。 2009.9.17.発売。@861

2009/11/17

永続的リンク 01:08:12, カテゴリ: つれづれなるままに

わたしだけの 首飾り



 昨日のクラフト展(そうだがや)。

 アクセサリー用の 毛糸を買った。
 毛糸屋さんが「この2種類の糸を 鎖で編むだけでよい」と言われた。

 ステンドグラスの作品のところで、
 キノコの型のペンダントヘッドを売っていた。

 両方 合わせたら、わたしだけのネックレスが出来上がった。

2009/11/16

永続的リンク 00:26:53, カテゴリ: つれづれなるままに

第13回「 おもしろそうだがや 」



 毎年 いまごろの時期に、クラフトフェア「おもしろそうだがや」が開かれる。主催は「クラフトマンの会“そうだがや”」だが、城下の各町内のまちづくり・発展会が共催参加する。

 初めのころは この近くのクラフトマン達の出店がほとんどだった。
 最近は 地元よりも 遠くからの出店者が多くて びっくり。

 わたしのお気に入りは、岐阜市からの糸屋さん(毛糸・原毛)。
 ことしも お買い上げ。

 いちばん好きなのは「遊木」と名づけられた お店。
 木と漆の手びねりで お盆や器を作ったもの。
 先日も テレビで放映されたと聞いた。
 作者もわたしと同年代。 笑顔のきれいな女性。

 はるばる白馬村からの出店で、それは それは すばらしい作品の数々でした。本日は予算上買えませんでしたが、いつかは欲しいもののひとつです。
 
 年を重ねるごとに 楽しさの増すクラフトフェア・・。

2009/11/15

永続的リンク 01:49:50, カテゴリ: つれづれなるままに

もみじ寺 継鹿尾山 寂光院


(継鹿尾山寂光院。もみじのトンネル 300段の階段で本堂へ)


 そろそろ紅葉してるかなぁ、と買い物の帰りに寄ってみた。
 もみじ寺 継鹿尾山 寂光院。

 土曜日の午後(朝は 雨が降っていた)。
 紅葉はまだ少し早いが、人はいっぱい。

 階段300段上がると本堂。 市内の絶景が見られる。
 この寺は「尾張のもみじ寺」と言われ、この地方では名高い。
 今年は もみじ寺の紅葉 見ました・・。

 ところで 今頃の季節、「もみじ狩りに行く」と言いますが、
 「狩り」は獣を捕らえる意味で使われていたものが、
 草花を眺めたりする意味にも使われることから、
 「もみじ狩り」と言われるようになったという説がある・・。

(寂光院本堂展望台。犬山城、名古屋の高層ビルも一望できる)

2009/11/14

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若いお母さんたちの 陶芸教室



 若いお母さんたちの 陶芸教室。
 先月は 台風でお休み。 二ヶ月ぶり。

 先回の作品が 出来上がっていた。
 ひもで作った角鉢(20㌢正方形)(Mさん作)が人気でした。

 今回、手ロクロに挑戦して、茶わん作りをしたいとの希望。
 粘土を馴染ませる段階で、徐々に拡がり 形がくずれていってしまった。

 茶わんが 鉢の大きさになったが、まあまあ きれいな仕上がりで、教えるほうも ほっとした。

 そのほか しゃもじ立て、長方形の皿、角鉢など、
 個性豊かに 出来上がり・・!

2009/11/13

永続的リンク 00:53:43, カテゴリ: つれづれなるままに

柚子こしょう



 何年も前に、友人からお土産にいただいた、福岡県柳川市の名産「柚子こしょう」。
 それ以来、ずーっとこれを使っている。

 藤田みどり・著『北鎌倉のお庭の台所』(主婦の友社)を見ていたら、柚子こしょうの作り方が載っていた。

 著者は、マヨネーズに混ぜる、と言われる。
 今夜は“おでん”なのに・・・。

 でも、マヨネーズに柚子こしょうを混ぜて、大根や里芋に付けて食べたら、洋風になり おいしい・・!
 高校生の孫と わたしは 気に入った。

 わが家の庭も 今、柚子の実が たくさんぶら下がっている。
 作ってみようかなぁ。

(マヨネーズに柚子こしょうを混ぜて・・)

2009/11/12

永続的リンク 00:13:17, カテゴリ: つれづれなるままに

「禅の心と美」展 (妙心寺)




 名古屋市博物館で「妙心寺 禅の心と美」展を見てきました。

 禅を通して悟りを開く妙心寺の教えは あまりわかりませんが、信長、秀吉、家康などの武将の篤い信仰心のせいか、わたしの住む中部地方には、妙心寺派の寺が多くあり、日ごろ少しは身近に感じている。

 仏像、屏風絵。 名品は見ていると知的な感じがして、すごーぃ世界だなぁと思う。

 一番、見て飽きなかったのは「山水楼閣人物図 螺鈿引き戸」。
 わたしは螺鈿細工が好きなので、この夜光貝の薄片を貼ってある引き戸に惹かれた。 これは寺の正堂と方丈を仕切る引き戸に使われていたとか。

 もうひとつ 「七丈袈裟」。14世紀のものらしい。
 袈裟は僧が羽織る長方形のもので、幅が七つに分かれるものが七丈、九つに分かれるものが九丈袈裟と呼ぶらしい。
 おそらくこれは夏物で、布地は麻チョマだと思う。 この頃からも チョマは自然素材として活躍していた。
 すこし擦り切れたところもあるが 長い間 耐えている。
 よく 残っているものだ。


 秋雨の中、多くの見る人で にぎわっていた。

2009/11/11

永続的リンク 02:28:16, カテゴリ: つれづれなるままに

アスパラガス。 赤い実が・・



 アスパラガス。  多年生草本植物。
 初夏に 次から次へと 芽が出て成長し、よく食べました。

 昨日、ふと アスパラガスを見ると、
 赤い実がいっぱいついていて、びっくり!
 実が生るなんて知りませんでした。

 友だちに聞くと、雌雄異株で、秋に実が生るのが雌株で、
 雄株は実が生らない、と。

 野菜の実も きれいです。

2009/11/10

永続的リンク 00:17:13, カテゴリ: つれづれなるままに

お地蔵さん



 森のマーケットで わたしの作ったお地蔵さんが 人気でした。

 朝一番に 中年の男性が見て、「僕も陶芸をやっている」と言って「この地蔵さんはいいねえ」と。
 「どうやって作ったの?」と聞かれた。
 それから また30~40代くらいの男性にも「これ 分けてくれませんか」と言われた。

 夫の友人にも「これ いい顔してる」とほめられていたので、差し上げたら 「玄関に飾って 毎日 ながめてるよ」と言っていただいている。 男性に人気がある。

 古くから 人は、願いごとがあると、十のご利益があると伝えられるお地蔵さんに、手を合わせ、祈りをささげてきたそうだ。

 わたしは 友人の「こんなの作ってみて」と絵を描いていったことから、自分で工夫して作っている。
 みなさんに「可愛いい」と言っていただけるのが励みで、
懲りもせず作陶している。

(わたしのお地蔵さんは、身体と頭を別につくって 合わせる。)

2009/11/09

永続的リンク 09:14:09, カテゴリ: つれづれなるままに

『 木綿再生 』 -2-


 福井貞子・著  『 木綿再生・・ものと人間の文化史 147 ・・』
 法政大学出版局・刊

 本書を読み出したとき(BLOG 11月7日)、佐々絣(さっさかすり)に出会い、驚きから さらに『木綿再生』を続けて読む愉しみが増えた。

 著者が結婚し、並々ならぬ苦労をし、通信教育で教師の資格を取ったこと。また、大姑に絣を織る手ほどきを受けながら、伝統のある木綿を守ってきた、という人生遍歴は、読んでいて感動した。

 自分より十年の年の開きのある女性。
 重労働、男尊女卑のまだ残る時代、このように家族もろとも衆目にさらされるのは、よほど勇気の要ったことと思う。

 日本伝統工芸展、その他 数々の賞に入選されている。
 その間には きびしい修行と多くの涙が流されていた。

 本書は著者の自伝であり、本書こそ「ものと人間の文化史」にふさわしい一冊。
 今また 世の中「絣」に興味を持つ人が多くいる。

 わたしも2年ほど前、母の着物から 藍と白の織りに惹かれ、ブラウスを作ってもらった。

  (母の着物から作ってもらった ブラウス)

【写真】福井貞子・著 『 木綿再生・・ものと人間の文化史 147 ・・』法政大学出版局・刊。2009.2.18.初版第1刷発行。@2700e

2009/11/08

永続的リンク 00:20:36, カテゴリ: つれづれなるままに

フリーマーケット



 大型ショッピングセンターSC。  娘と待ち合わせ。
 朝、まだ10時過ぎだというのに、車の置き場所が無い。

 「なんだろう?」と思ったら、裏の駐車場でフリーマーケット開催。
 こういうところでも今はやるのかと思って、少し見て回る。

 車の中にも商品を並べている。
 主に子供服。  婦人服、バッグ類、アクセサリー、スキー道具、ベビーカーもありました。

 フリーマーケットもいいけれど、それだけ家に 要らないものを持っていることではないでしょうか。

(大型SC 駐車場いっぱいに フリーマーケット)

(大型SC フリーマーケット。 子供服が主役。)

2009/11/07

永続的リンク 05:28:48, カテゴリ: つれづれなるままに

『 木綿再生 』 (佐々絣)



 福井貞子・著 『 木綿再生 』 法政大学出版局・刊

 この本を読んでいたら、 近くに住む友人が 訪ねてきた。
 ニットのセーターの上に着ていたベストを見て 驚いた。

 今いま 読んでいた本に、「佐々絣(ささがすり)」は、わたしの住む近隣の一宮市で工夫された絣、と書かれていた。

 この友人に「どうしたの?」と尋ねたら、
 夫が着ていたもので(最近亡くなられた)痛んだところを省いて、
 自分で作られたとのこと。
 何十年も前のもので、結婚したときすでに着ていた。

 薩摩絣に模したものであろう、とこの本の著者は言っておられる。

 さっそく写させてもらった。
 生地の丈夫なところを使って上手に、ベストを作ってある。
 今は とっても貴重品らしい。

(佐々絣の織り柄) (リフォームしたベスト。部分。)

(「佐々絣」見本帳の図柄。)


【本】福井貞子・著 『 木綿再生 』 法政大学出版局・刊。ものと人間の文化史 147 。2009.9.18.初版第1刷発行。@2700e

2009/11/06

永続的リンク 00:29:11, カテゴリ: つれづれなるままに

「 ノリタケの森 」


( この場所から ノリタケの夢は 始まった。 )



 名古屋に出たついでに、一度 行ってみたいと思っていた「ノリタケの森」へ寄ってみた。

 ここは100年以上前 この場所で森村市左衛門が陶磁器の工場を建てた。 その後、10年かけてディナーセットを完成して、アメリカへ輸出した。

 いまは この広い森の中で、ミュージアム、クラフトセンター、ギャラリー、森村・大倉記念館、煙突ひろば など。
 街の中なのに ここは別世界。自然が豊かで気持ちがよかった。

 わが家には40年も前の、ノリタケ製の真っ白な皿に 金の縁取りをしたディナーセットがある。 いくつかは欠けて無くなったが・・。

 何年か前わが家にホームステイしたカンザス州のお母さんは、「日本のノリタケ」大好き!と言ってたっけ。

 また機会を見つけて ここへ寄ってみよう。

( 文化との出会い、森に憩う。「ノリタケの森」 )

2009/11/05

永続的リンク 01:34:48, カテゴリ: つれづれなるままに

ダイエット。 どんな方法で?



 2週間前、市の健康診査で受けてきた結果が出ました。
 血液検査の数値、脂質(LDL)の悪玉コレストロールが多い。
 ほかは まあまあパス。

 LDLの数値を下げるには どうすればよいかと、先生に相談。
 「もっと加齢になれば、自然に下がっていくかもしれない。
 とりあえず、体重が多いから 3ヶ月で2Kg落としなさい。
 それでもう一度血液検査を受ければよい」とのこと。

 さあ 今日から どうやって体重を減らすか・・。
 一日一万歩を目指して歩く。
 食事を一日1600カロリーにする、ということでやってみよう。

2009/11/04

永続的リンク 01:33:28, カテゴリ: つれづれなるままに

物々交換  (マフラーと 人形)



 友人が、わたしの作陶した人形が欲しい、という。

 わたしは、寒くなってきたので、彼女に黒っぽいマフラーを織ってほしいと思っていた。

 話し合いの結果、物々交換することにした。

 今日、出来上がり。 物々交換 実現!

 お互いに好きなものが手に入って、ご機嫌です。

2009/11/03

永続的リンク 02:53:31, カテゴリ: つれづれなるままに

木の実を食べる


(ドングリの実を、すり鉢でつぶした、ドングリの粉。)



 アウトドアイベントの「森と遊ぼう・・」で、ドングリの粉を使ってネパールの(お好み焼き風)チャパティを作る活動を手伝った。

 縄文時代の人びとは石器と土器を道具にして、いろいろな木の実を食糧にしていた。


 ドングリの粉を見て思い出したことがある・・:
 25年も前、韓国に初めて行ったとき、雪岳山の別荘に連れて行ってもらった。
 翌朝5時に起き、日の出を観に出かけ、そこの屋台で食べたのがドトリムック、ドングリのトコロテンとチジミ(わたしはコンニャクと思っていたが・・)。
 ・・・おいしくて、今でも忘れられない。

 同じアジアで、同じような食材を使い、似たような食べ物を食べていたことに感動した。

 その後、韓国に行くと、ドングリの粉はお店で売られていた。
 

(どんぐりの粉「ドトリムック」 どんぐりこんにゃくの素。)

2009/11/02

永続的リンク 00:04:54, カテゴリ: つれづれなるままに

『 漢字廃止で韓国に何が起きたか 』 呉 善花・著



 呉 善花・著『 漢字廃止で韓国に何が起きたか 』 PHP新書

 今から20年近く前、韓国の中学3年生の女子が わが家でホームステイした。
 そのとき 自分の名前を漢字で書けたが、「両親の名前を漢字では?」と言うと、すこしあいまいだったので 驚いた。


 著者は25年以上も前に留学され、現在日本の大学教授でもある。
 「漢字廃止が 韓国人のものの考え方を、単純かつ浅いものにしたと思う。知的荒廃を推し進めた」と言われる。


 わたしも、そう言われれば 漢字も知っていたほうが良いと思う。
 “韓国の言い回し”、“韓国のことわざ”の章でも、
 わたしは韓国人の友人のCさんから いろいろ聞いているので、
 思い当たることが出てきて 面白かった。


 Cさんが わたしのことを「足がひろい」人と言われてびっくりした。
 この本によれば、日本語の「顔がひろい」と同じことらしい。
 こういう言葉の違いを知っていると、韓国の人とも さらに愉しい交際ができる。

【写真】呉 善花・著 『 漢字廃止で韓国に何が起きたか 』 PHP研究所・刊。2008.10.3..
第1版第1刷発行。@950e。
 呉 善花・著 『 続・スカートの風 』・・恨を楽しむ人びと・・角川文庫 角川書店・刊。平成12年3月25日初版発行。@495e

2009/11/01

永続的リンク 01:56:00, カテゴリ: つれづれなるままに

ボランティアに参加



「森と遊ぼう IN八曽」のボランティアに参加した。
(青少年育成に関するNPO助成事業)

 キャンプ場を貸し切って、森を使っての自然体験なので危険も伴なう。小学生3年~6年対象の子ども90名に、スタッフ50名という大掛かりな行事。

 わたしは「食材もとめてトレッキング(ネパールのくらしに挑戦!)」というプログラムのお手伝い。

 森を歩いてどんぐりを拾い、すり鉢で粉にする。小麦粉と混ぜて焼いて、ネパールのチャパティ(お好み焼き)を作った。

 どんぐりは殻をむけば、思ったよりやわらかく粉になる。
 おいしくて評判がよく、炭火をおこして鉄板で、何十枚と焼いた。

(どんぐりを すり鉢で粉にする) (鉄板で何十枚と焼いた)


 「木と岩でクライミング」は、高い木に抱きついて登ったり、ロープを頼りに岩場を下ったりしたそうだ。
 女の子も男の子も「おもしろーい」と大はしゃぎ。

 60歳過ぎてもボランティアのおかげで、すごーく面白い 一日を味わえて幸せでした。

(火起こし体験)  (「木と岩でクライミング」)

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