各務原市の籐工芸の先生の家で作品展が開かれている。
大きなすてきな家を開放されて、先生と生徒さんの作品を展示されていた。
陶板とつる類をうまく組み合わせた作品は、新鮮で驚きであった。
先生の大切な作品なので、写真に撮れなくて・・残念。
【写真】今回は 籐工芸の写真撮影ができなかったので、
私の作品(ミニの花器)で 気分を出している・・。
いままで読んだ骨董の本で、一番面白かった。
細矢隆男著 『休日は、骨董』 祥伝社刊 2007.6.5.初版。 著者は、日本初の総合学習機関「日本骨董学院」を10年ほど前に設立した学院長でもある。
本書に、「日本には大きな美術館、博物館が多くある。 そこへ行って眼を肥やすと、ものが見えてくる。 愛知県の陶磁資料館が最高である。」と書かれている。
愛知県陶磁資料館。 以前に、私はここの「友の会」に入会していて、その機関誌の編集ボランティアを10年間くらいしていた。
学芸員の方とも話しができ、恵まれた環境に包まれていたんだと改めて思う。
年をとり片道29km1時間の運転がおっくうになり止めてしまった・・。
骨董市のマナー、骨董の値段のカラクリ、とか
この本を読んでいるあいだ、骨董のミニ知識に触れ、たのしい時間だった。
どんなものが骨董か、また、どうしたら見極める眼が養われるか・・。少しはわかったような気がしたので、これから見る眼が変わると思う。
わが家の庭にドクダミの花が咲いているのを見ると、
初夏が来たなあと感じる。
触ると異臭があるのでいやという人もいるが、
淡黄色の花はかわいくて、一輪挿しに入れても絵になる。
漢方薬としても用途が広く、
十薬とも呼ばれるそうだ。
アトピーにも効くというので、
孫がドクダミ茶を飲んでいたこともある。
五月末に コスモスが一輪咲いた。
コスモスは毎年咲くけれど、こんなことは無い。
びっくり ??!
毎年 種が落ちて育つコスモスは、メキシコ原産で「秋桜(こすもす)」と書くように、秋には菊とともに欠かせない花。
施肥は必要の無い、世話のない花だ。
よーく見たら、隣にもうひとつ花芽を膨らませたつぼみが・・。
やっぱり、びっくり ??!
布ギャラリー:ブルー藍で展示会中、「旧い蚊帳」から作られたベストを着たお客さまが居た。
カフェコーナーで珈琲を飲みながらおしゃべりをしていたら、旧い蚊帳でのれんを作って楽しんでいる人も居るとか。
もっと欲しいのだが手に入らないと言われる。
私は陶芸に使うので、いつか友人が「実家から持ってきてあげたよ」と2枚もらってあった。
濃緑の麻の新しいほうを分けてあげる約束をした。
今頃の季節を蚊帳初〔かやはじめ〕とか、初蚊帳〔はつかや〕というらしい。 なんとも風情のある、きれいなことばでしょう。 色も濃緑、水色、白などがある。
涼しげな白麻の蚊帳を見て「なつかしーぃ」というのは、私たちの年代までくらいかな。
【写真】 濃緑の旧い蚊帳・・・
こちらは使い込んで色落ちしている。
***「陶の器」と「絞りの作品」二人展を開催中 ***
5月23日(金)~6月1日(日) 布ギャラリー「ブルー藍」
各務原市朝日町2丁目40番地。TEL:0583-85-5369
年上の友のひとりが 7年前すい臓がんで亡くなった。
生前にその女性(ひと)から、古布から作った手提げ袋をいただいた。
特別に注文して作ってもらわれた高価なものだったので、大切にしてきた。
長年使用していたから、持ち手のところが破れてきた。
思い切って持ち手の部分を取り、敷物にリフォームした。
30cm四方の敷物で、私の花びんや器を載せるとすてきである。
このように変わってしまったが、大切に使っているということで、友も喜んでくれてると思うが・・。
著者の畑正憲氏は動物と一緒に北海道に住んでおられる。
これは、仕事で上京の折りのエピソードを書かれた本。
畑正憲著『ムツゴロウの東京物語』2008.4.初版柏艪舎刊。
自筆のイラストが楽しい。 思わず吹き出してしまう。
現代の女性は個性に乏しく、9割までが同じような髪の型をして、
傍目に顔が逆さラッキョウスタイルだ、には笑ってしまう。
ムツゴロウさんこと畑正憲氏は、たしか以前に読んだ本からの記憶では、東京大学の出身。
この本の中で、「・・・よく勉強した。 夜が明けたので、机の上を片付ける。 何かがおかしいと感じて確かめると、三日経っていた。」には驚いたが、
あの時代(1935年生まれ)の秀才は、皆そのくらい勉強したもの。
その後の生き方もムツゴロウさんの自叙伝で読んだことがある。
その結果、関わった人間に、動物に自然にも、大きな支持を得たということでしょう。
【写真】畑正憲著『ムツゴロウの東京物語』2008.4.10.初版 柏艪舎刊
産経新聞に連載された82点のエッセイと自筆イラストを収録。
各編のイラストも ほのぼのと愉しい。
いただきものの立派なりんごを食べていた。
りんごがくるまれていた白い網を見ながら、
土を延ばして この紋様を付ければ面白いかも、と思いついた。
黒ミカゲの土を9mmのタタラに延ばしてやってみたら、
網目模様はバッチリ出た。
これを花びん敷き風に作り、小さな(高さ6mm)同色の花器を作った。
花もいいが、アイビーを挿したら、お気に入りになった。
いつもの自画自賛に、
お地蔵さんはあきれて上を向いてしまった・・。
【写真】花器の新作 窯出し完成品 Ⅱ
本日5月23日(金)から6月1日(日)まで(定休日月曜日)
各務原市の布ギャラリー「ブルー藍」で、
「陶の器」と「絞りの作品」展をやります。
「陶の器」は私の作品で、最近のものや日頃お気に入りのものたちです。
「絞りの作品」は、手づくりで絞り染めしたパラソルやTシャツなど。
展示の準備をしていてもわくわくするものがズラリと華やかなこと・・。
布ギャラリー「ブルー藍」は、私もよく訪れるし、
カフェ・ド・ギャラリーのおすすめの店です。
ぜひ お出かけください・・!
【写真】** 布ギャラリー「Blue 藍」(ぶるーあい) **
岐阜県 各務原市 鵜沼 朝日町 2丁目40番地
TEL : 058-385-5369
ホームページアドレス http://www.blue-ai.co.jp
営業時間 AM10:00~PM6:00.定休日:毎週月曜日
急須風花びん。
いつか古民家風のカフェで見た花びんが、ずーっと気になっていた。
自分で作りたいと思っていた。
急須の姿だが、穴は開けず、ふたはバラの花びらにした。
ひとつは茶唐津色。
もうひとつは志野をかけ、白色にした。
手はインドネシア産バゴバゴのつるを付けた。
矢車草が庭に咲いたので、一輪 活けてみた。
もっと似合う花はないかしら・・。
【写真】花器の新作 窯出し完成品 そのⅠ
この著者には初めての出会い。
表紙の絵があまりにも可愛かった。
また帯に「無駄づかいを反省。でも家計簿は挫折。」とあり、
私のことみたいと読む気になった。
老後の資金が不安だったり、日常生活の失敗談など、
誰もが多かれ少なかれ経験するエピソードが、
わかりやすい言葉で、ユーモラスに綴られており、一気に読める。
映画「かもめ食堂」の原作者でもあったことを知りました。
【写真】群(むれ)ようこ著『財布のつぶやき』
2007.12.31.初版。 角川書店発行
ミニ花器・入れ子風が 17個になりました。
(高さ6.5cm~2.5cm)
17個の大小は4cmの差だから、2、3mmづつの差。
一番小さいものは2.5cm。 今まで作った中でいちばん小さい作品。
どんな小さな花器でも、似合う花があるものだ。
自分ながら「馬鹿なことをして遊んでるなあ」と苦笑。
釉をかけ、きれいにしたら、また お目にかけようかな・・。
【写真】ロクロで成形したあと カメ板に並べて遊んだ。
濃い色のは作ったばかり。白っぽいのはだいぶ乾いてきたもの。
押入れを片付けていたら、木綿の風呂敷が何枚も出てきた。
嫁入り道具を包んで、親が持たせてくれたもの。
私が結婚する頃(40年以上前)には、木綿の風呂敷は日常よく使用していた。
また各商店などでは、中元、お歳暮の品としてお得意さんに出していた。
私のも店の屋号が染め抜いてあるものがほとんどだ。
今は使わなくなったが、これからは手に入らないので、きれいなものは洗たくしてとって置くことにした。
はたして役にたつでしょうか・・。
「嫁入り道具として風呂敷を子に持たせる」という習慣は、江戸時代から行なわれていたという。 NHK「美の壺」でいつか放送していた。
2008年度の「木曽川学セミナー」が5月17日の初回からはじまった。
今回の講師は各務原市の森真市長。木曽川学研究協議会会長でもある。
「二兎を得る都市」と題されて話された。
話の中で、人生にはグライダー型人生と飛行機型人生がある。
グライダー型人生は定年になったら下ってしまう。 そうでなく一生ずーっと上がっていく飛行機型人生を生きて欲しい、と言われたことが印象的でした。
また、市長としての夢はというか、これからやっていく施策と事業は、一兎をひとつづつ順番に追うのではなく、今すぐに同時並行していくつものことをやっていく。
二兎も三兎もをやりこなしていきたい、と情熱的に市政を話された。
この森市長さんと いまこの街の行政のみなさんなら、成功することでしょう。
入り子にはならないが、小さい(高さ3cm)ものから大きい(5.5cm)ものまで順に7個の花器を作ってみた。
一番小さいものは、焼き上げると1割5分くらい縮んで、高さ2.7cmくらいになる。
ほとんど指も入らないので、道具は耳かきを使用した。
あしたもあといくつか作って、ずらーりと並べて眺めてみようかと思っている。
自作の花びんには どんな花で、どの色の花にしようか・・、
花台はどんなのにしたら、美しく見えるか・・を考える。
茶唐津の釉をかけた花器。12cmくらいの高さ。
名前は判らないが白の清楚な花を2輪活けたら、生き生きと見えた。
花台はレトロな 小さい丸テーブル。
いかがでしょうか・・。
粗大ゴミが溜まってしまった。
親類から軽トラックを借りて、都市美化センターへ搬入してきた。
ウン十年前の布団類と傷んだ布団タンスもこの機会に処分することにした。
出かけてびっくりしたが、美化センターには処分に来る市内の人が、ひっきりなしに車でやって来る。
ゴミの山を見ながら、「これからは、買うときによく考えよう」と反省した。
陶芸の仲間であるAさんは 人形作りが上手だ。
ひな人形、花嫁人形、子守をしている姉さまなど。
表情豊かで上品なお顔作りがお得意です。
顔はむつかしく、特に眼を入れる時は、慎重丁寧にされるようだ。
今回見せてもらった一休さんと和尚さん・・。
本当に“芸術”と唸ってしまった。
和尚さんの顔はおっとりしてふくよかな・・、何とも表現がむつかしいが、これが土からできたのかと驚いた。
作者さんも 和尚さんと同じように(?)温厚ですてきな方。
写真のうしろの屏風はご主人の作。これもお見事!!
一休さんは背丈7~8cm、和尚さん12~13センチくらい。
名神高速・関が原インターを降りて、森のマーケットへ行く途中に「日本昭和音楽村」という看板が目に付いた。
帰路、時間があったので立ち寄ってみた。
日本昭和音楽村の中に「FN音楽館」(FN:フォーク・ニューミュージック)がある。
1960年代~70年代にかけて 若者たちの間で支持され、今もなお歌われているというフォーク・ニューミュージックの歌手の写真が掲げられていた。
イルカ、南こうせつ、武田鉄也・・みんな若くて なつかしかった。
同じ敷地内の湖(水嶺湖)に、カナディアン・カヌーの乗り場があった。
静かで、雨上がりに 木々のみどりと 湖の青さがきれいで、しばし見とれた。
一度 訪れてみてください。
【写真】日本昭和音楽村 「水嶺湖」
岐阜県大垣市上石津町下山2011番地
友人から、当日の朝になってから「雨があがるようだから、森のマーケットに行かない?」と誘われた。
この友の知人(ガーデナー)が発起人となり、小さな森で一日マーケットが開かれる。
花、野菜、お茶、布のかばん、手づくり石鹸、パッチワークの作品、さおり織りの作品など 盛りだくさん。
個性豊かな手づくり作品が出店される。
小さなマーケットだが賑わって楽しい。
今日のお買い物は さおり織りのペンケースと めずらしい花の苗。
私の母が亡くなってから11ヶ月。 最近 よく思い出す。
若い頃は 嫁として、妻、母であり、その上家業の手伝いと、休む暇もなかった。
夜中に起き出して、よく編み物をしていた。
小学生の頃、胸元に動物の鹿が並んでいる、編み込み模様のセーターは大好きだったので、今も忘れがたい記憶として心に残っている。
こんな小さな幸せの想い出をいっぱい持って大きくなれば、どんな時代になっても生きていけるような気がする。
はたして、私は三人の子どもたちに、心あたたまる想い出を持たせたかなあ・・。
昨秋、わが家のベジタブルガーデンにブロッコリーを植えた。
ブロッコリーは寒さに強く、冬色の季節に鮮やかな彩りを添えてくれる。
また、花蕾(からい)を収穫の対象とするので、次から次へと脇から芽が出てきて、長い期間食べられる。
5月に入ると 小さな黄色の花が咲き出した。
可愛くて また当分、目が喜んでいます。
野菜の花って本当にきれい。
ブロッコリーはイタリアが原産地・・。
「 ・・経済的自立イコール「自立」ではない。
・・必要な条件であっても、十分条件ではない。
・・インターネットで株をやって儲けている人は、経済的には自立しているかもしれないが、人間関係を持たないで効率よく利益を得ても、本当の自立ではない・・。 」
上記の言葉は内田樹(たつき)教授(エッセイスト・神戸女学院大学教授)が、婦人公論2008.2.22号で書いておられる。
一番大切なことは、大人自身が大人になること。
今からでも遅くはない。
【写真】『婦人公論』2008年2月22日号 中央公論社発行。
何年も前、ロクロで花びんを作る練習をしていた。
成形した後、花びんを縦に半分に切ってみて、均一の厚みに挽けているかどうかを診る。
そんな様子を見ていた友人が「きれいに挽けているネ。脚を付けたら そのまま食器になる。」と言ってくれた。
面白いかも、と作ってみた。
喫茶店をしている友人にあげたら、砂糖を入れて使ってくれた。
別の人は、「夫が冷酒を入れて、毎晩使ってる」と報告があった。
今回も その頃のを見た友人が、わたしも欲しいということで、作ってみた。
・・どんな化粧をしてあげようか。
駄知の窯やめぐりの祭りに行った時、
日本一のすりばち屋(南楽窯)の「すりばち館」にも立ち寄った。
これまでに日本中の窯で焼かれたすりばちが展示され、
興味深く見せてもらった。
娘が欲しいと言っていたので、即売場でひとつ買った。
すりばちは独特の茶色のものが多いが、
今はカラフルな色や赤絵のものや、手の付いたものもあり、
どれもこれもよくて、選ぶのに迷ってしまう。
私は染め付けの、手書き模様の大きなものが欲しかったが、
2万円以上もしたのであきらめた。
長年陶芸をしていると、やる気の無い時と、つぎつぎと作ってみたいものが出てくる時とがある。
今は後者。
陽気もよく、水を使うロクロをやるには心地よいということもある。
何日か前に ロクロで挽いた花びん3ヶと湯のみ7ヶが焼きあがった。
自分ではまあまあの出来映え。
「湯のみにはじまり湯のみに終わる」といわれるように、
簡単でむつかしいのが湯のみということを、今回も実感。
岐阜県土岐市駄知の陶芸まつりに行ってきた。
陶芸をしていると やはりこのような祭りは興味がある。
また今回は、一番見たいもの・・・窯や『テーブルウエアコーディネート展示』
(窯やと有名テーブルコーディネーターのコラボレート)。
これは知人から、ここのはレベルが高いと聞いていたから、ぜひ見たかった。
どれもすっきりとして、色も初夏らしく、すてきであった。
会場が公民館で狭いということもあり、雰囲気がよければ、さらにいいのにと思った。
窯元が奥の奥まで公開しますという「だち窯やめぐり」。
時間が無く、全部は廻れなかったが、一ヶ所 特に気に入った。
自分ではできない織部の皿。 買ってしまった。
今朝、NHKテレビの生活ホットモーニングで、
作家渡辺淳一氏が出演されていた。
その中で中高年へのエールとして、「年甲斐の無い人になりなさい」と言われていた。
ひとつでもよい。「そんな派手なものを着て・・」とか、「若い人がするようなスポーツをして・・」と言われるようなことをしなさい。
恥ずかしい人でもいいじゃないか、と。
せめて 私は年相応のことを維持しなくては・・。
【写真】2008.5.2.NHKテレビ画面より。出演作家渡辺淳一氏
4月29日「フリーペーパーがきっかけになれば」というブログを書いたところ、知人からコメントがきた。
「コンビニが出しているフリーマガジンがあり、子どもに読んであげている。
親子で感動できる物語なので、是非行ってもらってきてください」、と。
私はコンビニにはほとんど縁が無いので、全然知らなかった。
さっそく貰ってきた。
こんなよい物語本が無料とは・・・。
【写真】『森の戦士 ボノロン』2008.4.15.ノース・スターズ・ピクチャーズ発行。32ページ建て・隔月刊。
親と子を結ぶコニュニケーションマガジン ポラメル(非売品)。
「セブン銀行(セブンイレブン協力)からのおくりもの」としたフリーマガジン。
知人が「これ 何から作ったと思う?」と、ブローチを見せてくれた。
皮製みたい、と思ったが、よく見ると文字が見える。紙製であった。
新聞紙の色刷りしたところばかりを使って作るという。
忙しい合間を縫って、三人が教えてもらう。
材料 : 古新聞紙と、ボンド、竹串、透明のマニュキア、
止めピン、モノサシ、はさみ。
一時間ほどで仕上がる。 最後にマニュキアを塗ると艶が出て、
それぞれに選んだ色が浮かび上がって、きれい・・。
誰が考えたのか、 このアイデアがすごい!・・。
今朝の新聞に(中部経済新聞2008年4月30日2面)、
「海外旅行が低迷、危機感を抱く業界」の記事が掲載されている。
なぜ若者が海外に出ないのか、という理由に、「パソコンで世界中の情報が楽しめる」「頭の中の旅が新鮮さを奪った」そうだ。
なるほど そうかも知れない。
私は43歳のとき初めて海外(韓国)に出た。ホームステイの旅だった。
自分で大使館に行きビザを取り、宿泊先も明確にする。今から思うと大変な作業であった。
主婦が5日間留守にするので、食事とか雑事の手配も苦労であったが、それにも増して異国を見る体験は素晴らしいものであった。
自分の生活が覆されるような驚く場面もあり、20年以上経った今も思い出す。
できることなら若い人たちも、異文化を早いうちに体験して欲しいものですね。