もうすぐ、ひなまつり。
段飾りで飾らないようになってから 久しい。
ことしは風通しのためにも、一度出してみた。
2月の風に当てないと・・、と思い 間に合わせた。
組み立てがひと苦労なので、途中で気が変わり、お内裏様とお雛様のみ。
ひな人形の「雛」は、ひよこの関連から、
「愛らしい」「小さい」といった意味。
長女が生まれたときに買ったので、正確に言えば 実家から 贈られた。
(この地方では嫁の実家から、誕生祝いに贈る風習がある)
40ン年も前の人形だが、あまり色も変わらず 充分に見ごたえがある。
それでも、三月三日、女の子この幸せを願う日には、
ひな祭りの料理を作ろう・・。
今月、親戚に二人も亡き人が出た。
どちらも男性。 死に顔が ほんとうに美しかった。
折りしも 同じ時期に、「おくりびと」がアカデミー賞受賞(外国語映画賞)。
その内容は、あの世とこの世をつなぐ“橋”としての、
納棺師の仕事を描いたもの。
身近な人の遺体を、こんなにもきれいにしてもらい、
このような仕事に 改めて感動し、新鮮に驚いた。
叔父が亡くなった。
わたしが3~4歳のころ、戦争から軍服姿で帰宅したのを、おぼろげに覚えている。
これで父の兄弟はだれもこの世に居なくなってしまった。
きょうまで、父の兄弟は6人だと思っていた。
土地の相続で取り寄せた謄本では9人兄弟だよ、と 従妹が教えてくれた。
これには びっくりした。
この日をきっかけに ほんとうのことを知りたいと思った。
通夜のとき 住職から「人は生まれたときからカウントダウンがされる。いつ終わるか、判らないだけだ」と言われ、法話も印象的だった。
日経新聞(2月8日(日))に「小銭貯金 侮るなかれ」と おもしろい記事。
「正月に小銭貯金を始めるとしよう」。
元旦に1円、二日に2円、三日に3円と、
毎日1円づつ貯金額を増やしていく。
12月31日に365円で 66,795円貯まるという。
いままで考えたこともなかった。
よし、これは毎日「きょうは入れたかなあ、どうだったかしら」と思えば、老化防止にもなる。
というわけで、始めた。
ブログにも書いてしまえば、たぶん止められないだろう。
ちなみに、元旦から56日目にあたる2月25日では1,596円。
夫も誘ってみたが やる気配なし。
『 土にいのちの花咲かそ 』加藤登紀子・著 サンマーク出版・刊
著者は 歌手・加藤登紀子さん。
歌も好きだが、その生き方も気になる女性。
本の内容は、
土・水・火・風・空など 自然のものを題材にした 詩とエッセイ。
いまは亡き御主人藤本敏夫氏の「鴨川自然王国」から得た、
きびしい現実を「土」の章で 訴えておられる。
「土」のわからない私にも、少しは伝わってきます。
そして、
どの写真も 見とれる お見事!
若いころ、はし置きを集めていた。
25年も前に 初めてわが家にホームステイした韓国の女性が、
はし置きを見て 欲しいという。
そのころ、かの国は雑貨に乏しく、日本に来る人は、
にんにく絞り器とか、もちつき機など生活雑貨を買って帰る。
そんなことで はし置きは、その女性にほとんどあげてしまった。
いまでもその女性に 2、3年ごとに一度はお会いして、
お互い 元気な様子を喜び合う。
話はそれたが、いまは、帽子。
集めているわけではないが、ずいぶん溜まってしまった。(20個くらい)
友人の手づくりが 3個ある。
「羽黒の竹紙教室」の作品展示会が はじまった。
一昨年の春、若竹の伐採をし、桶に漬け込み一年間寝かせる。
昨年取り出し、3時間くらい煮込んでから叩き出して繊維を取り出す。
とろとろになるまで叩き、紙漉きの材料作りをする。
手間とヒマをかけてやっと紙漉きができるようになった。
一年間も漬け込みをした若竹から繊維の取り出しをする作業は、
結構 大変な作業だった。
紙漉きの枠も手づくりし、漉きあげた竹紙・・。
こうして飾り付けをすると、
自分の創ったものが少々不出来でも愛着がわく。
教えていただいた先生のおかげで、
展示作品まで 出来上がって 感謝です。
【作品展示会】
羽黒竹紙工房「羽黒の竹紙教室」作品展示会
主催:羽黒地区等コミュニテイ推進協議会(文化部会)
と き 平成21年2月20日(土)~3月15日(日)まで
(午前9時~午後5時)(毎週月曜日:休館日)
ところ 羽黒 小弓の庄(会場 2階) 羽黒駅前 南へすぐ。
展示品 タペストリー、ランプシェイド、掛け時計など
二人目の孫。
きょう公立高校 入試の合格発表。
いまは、公立高校に推薦入試もある。
いろいろ 悩んでいたが、合格決定して、
思い通りになって よかった。
おめでとう。
15歳の春は ピンクになったかなあ。
月一回の藤工芸教室。
きょうは5名の生徒。
このくらいの人数だと、よく目にかけてもらえてちょうどよい。
全員が同じものを作るわけではないので、
(材料の藤のサイズも異なっているし)
先生は てんてこ舞いの状態だが・・。
そこはプロ。
適度に気配り、心配りをして、できる限り生徒の個性を生かし、
見ごたえのあるものができ上がる。
わたしは 先月に男の子、今月は女の子のペンギンができ上がる。
「満開の夜桜」の図柄の表紙を見たとき、
映画「細雪」の世界が浮かんで、女優・岸 恵子が演ずる、
華やかな場面がいくつも思い出された。
鳥越 碧(とりごえ みどり)著『 花 筏 (はないかだ)』講談社刊
本書は谷崎潤一郎の名作の数々で モデルになった、
松子という女性を想い、創作した小説。
世間であこがれの的であった松子。美しく聡明であった松子。
著者は松子という女性が、ほんとうに幸せであったか、
疑問に思い追求して描かれたもの。
このような世界(潤一郎と松子の世界)は、
わたしには無縁の生活なので・・・、
否、だから興味深く読めたのかもしれない。
長編で 何日もかけて読んだ。
谷崎潤一郎は、生け花を活ける女性にこころ奪われたり、
半衿に日本刺繍する女性の指先を見つめるような、
敏感な男性であったとか。 さすが小説家だ、と感心した。
題名も 花の名前「花筏」と 美しい。
花筏は 確か 6月ごろ 咲く。
今朝、裏庭にある畑で 野菜を見ていた。
わが家は電車の駅に近く、降りて歩いてくる人がよく通る。
(裏通りなので車も通らないから)
10時ごろ リュックをしょった3人の中年女性が、
通りすがりに「よく育ってますネ。これだけワラが敷いてあるといいですね」と、声をかけてくださった。
「尾張富士までウォーキングに」行かれると言う。
お互い初対面なのに、(たぶん)同年輩ということもあり、
会話がはずんで、ほんのひとときだが、心さわやかでした。
老化とともに身体の機能が下がっていくし、
心の老いもやってくる。
人との会話・おしゃべりが 心の老いを防ぐということは、
いろいろ言われている。
友人や家族を大切におしゃべりの相手になってもらうといいですね。
わたしはブログを書くようになってから、
ほかの人のブログも読むようになった。
一番興味を持って見るのは料理かな。
否、読みごたえのあるエッセイ。
自分と同じ陶芸に関するブログを書いている人のも見る。
身近な友人のも 多く見る。
エッセイスト:麻生圭子さんのブログは、
いつも心に沁みる文章。お手本にしたい ブログ。
写真もハーッとするような、見ごたえのあるものが多い。
特に自然界を写したものに、「いいなあ」と思うものがある。
わたしも自分用のデジカメを買ったが使いこなせず、
ほとんどケータイカメラを使っている。
写真は「見て、わかればよい」の状態。
いつか「いいねえ」と言われるように、腕を上げたい。
日本経済新聞「私の履歴書」2月は、
ドトールコーヒー名誉会長・鳥羽博道(とりばひろみち)氏。
きょう15回目は、半分くらい。
ドトールコーヒーは 今やどんな田舎町にもあるようになった。
ここまでの、創業者・鳥羽氏が歩いてきた道は、わずか15回の中にも、血のにじむような努力がうかがえる。
コーヒーの卸業を設立して、
うまくいきかけたとき、人にだまされる。
こうした心がすさんでいる時にこそ、人は強く成長するかしないか 分かれる。
著者は前者でありえたので、今のドトールがある。
あと半分、毎朝新聞を開くのが 楽しみよ。
もう20年くらい前から わたしは花粉症。
3月になると ゆううつ。
はじめの頃は 漢方薬を飲んでいた。
でも、完治しないので 止めた。
今は 対策もせずに、一番ひどい時期に、市販の薬を飲む。
あとは 外出時はマスクする。
年をとったのか、近年は それほどひどくない。
一番よいのは、この時期に海外に行くこと。
トルコのエーゲ海・クシャダスに居たのも、3月の終わりだった。
残念ながら、今、予定はなく、夢で行くしかないなあ。
日本の空港に到着したら、アーっという間に 症状が出る。
ここ数年、内科医に行ってない。
行きつけの医師が亡くなり、気軽に行くところも無くなったし・・。
ここ数日 調子が悪く(ころんだこともあり)、
気になりながら 生活していた。
思い切って 実家で診てもらった。
(いま、甥が医院を開いているので)
エコーを撮りながら(わたしには初めてのこと)、
「うーん どこも悪いところは ない」と言われ、
パーッと 世の中 明るくなった。
ああ これで もう少しがんばれるなあ・・!
このことばが聞けて、今までになく うれしかった。
鎌田 實・著『 それでも やっぱり がんばらない 』 集英社文庫
半年も前に買って 読むのを忘れていた。
読み始めたら 引き込まれて止まらない。
テレビで鎌田實医師の ニコニコ顔を見たり、
ラジオでおだやかな声を聞いたりしているので、
大変な生育歴を読んでも、同じ人物と思えない。
「家族のチカラ」の項では、先生もふつうの親としての苦労もされている。
大学受験を前にして、お嬢さんから 思いもしなかった「お父さんは嫌い」と言われてショックだった。
柳田邦男の『惰性』という本を一緒に読みながら、親子の絆を深めていくと言う。
これは 読んでいて 感動という ひとこと ではなく、
言い尽くせないほど 衝撃を受けた。
家庭では いいお父さんなのだ。
*****
ひとは 一人 生きていける。
でも きっと ひとりは寂しいだろうなあ。
ゆるやかな 縛り合わない絆、新しい絆ができるといいなあ。
鎌田先生の言われる家族ばかりだと いいですね。
【写真】『 それでも やっぱり がんばらない 』 鎌田 實・著
集英社文庫 2008.2.25.第1刷 集英社発行 @552E
初出:集英社刊 単行本 2005.05. @1680E
いそいで出かけようとして、庭で つまづいて ころんだ。
運悪く砂利道のところに 顔が行ったので、
右目の下がかすり傷で ひどく腫れ上がってしまった。
上唇も 少し切れて痛い。
両膝も軽い スリ傷で 血がにじんだ。
健康が取り柄だったのに トホホ・・・。
当分 だれにも会いたくない心境。
いつの頃から こんなにチョコレートを配るようになったのか。
日本経済新聞のランキングで、
「ピエール・ルナ・パリ ボンショコラ」が1位に輝いていた。
わたしはフランス菓子店のボナ「グランクリュ・ドミノ」が食べたいなあ。
かって友人からパリ土産に一粒いただいたことがあり、おいしさは忘れていない。
いまは パリに行かなくても、松坂屋名古屋店で買えるのですよ。
16粒で3150円。
本音は、幾つになっても、あげるより 欲しい。
昨年 赤いシルクの糸を買って、持っていた。
自分ではどうしようもないので、
織物をする友に頼んで マフラーに織ってもらった。
渋い赤に合うような糸をプラスして 仕上げてくれた。
幅 26センチ、 長さ 2㍍。
配色がよい。しっとりと きれいに でき上がり 大満足。
外出のお供に 活躍してくれそう。
Oさん ありがとう!
デパートや大型量販店に行くと、雑貨屋に立ち寄るのが愉しみ。
旅行先でも 夢のある店、かわいい店があると、見たり買ったりする。
小澤典代・著『定番といっしょに暮らす』KKベストセラーズ発行。
・・・丁寧な暮らし、丁寧な生き方・・・
毎日 バタバタと忙しく生活(くらし)ているので、「丁寧な暮らし、丁寧な生き方」とは、あこがれである。
「自分の基準に合った、よいものを選び、 それを大切に使い続けることが豊かさである」と、著者のことば。
雑貨屋を訪れるとき、衝動買いは避けて、このことを忘れずに選びたい。
【写真上】小澤典代・著 『定番といっしょに暮らす』
「第3章 定番の日用品でスタイルをつくる」本文p92カット写真から。
【写真下】小澤典代・著 『定番といっしょに暮らす』(表紙の部分)
・・・丁寧な暮らし、丁寧な生き方・・・
KKベストセラーズ発行。2008.6.28.初版。@1480E
時代の変化につれて ことばも どんどん変わってきている。
☆ 親指文化 : ケータイ族のこと
☆ 残業ホタル : 電気の消えた会社に ひとり残って、
ノートパソコンの光で 残業している人のこと
☆ コンビニ受診: 急に体調を崩した子どもを、
休日診療や夜間救急の病院に 連れて行くこと
それにしても うまいこと言いますねネ。
切れ味抜群の深川人情推理をする太吉の物語。
山本一力の得意の 好青年と、ほのかに香る恋もあり、
読み出したら 止められない。
現代では「研ぎ師」という生業(なりわい)は、姿を消してしまった。
江戸時代は錆びた刃物を研ぐのは、刀剣研ぎ師が主だったのだ。
時代とともに 職業も変わっていくものだ。
最近、山本一力に はまっている。
【写真】『 研ぎ師 太吉 』 山本一力・著 新潮社・刊
2007.12.20.発行 @1600e
いまの車は5年経たので、2回目の車検。
代車には 同じ車種の新型車の新車を貸してくれた。
カーナビ付きであり、至れり尽くせりの最新の機種。
便利すぎて かえって不便で 落ち着かない。
旧くても 自分のが よい。
きょうは あたたかな冬の日。
買い物に行く途中、少し遠回りして訪れた。
時どき通るが、なかなか身近に見ることができなかった。
尾張富士は大宮浅間神社から、正面登り口の脇から、
「句碑のみち」登山道がある。
市文化協会を中心に、尾張富士を「文化の山」としようと、
平成7年から「句碑」を立ててきている。
ひとつづつ読むと、味のある句があり、楽しい。
※ 「赤とんぼ 風に向かいて 風に泛(う)く」(尚峯・作)
知人から うちで採れたという白菜を もらった。
あまり大きいので、測ってみた。
重さ 4.5 Kg
胴回り 68 cm(わたしのウエストと同じくらい!)
高さ 30 cm
今晩から 手を代え 品を代え、
毎日食べても、随分長い間 食べられそうだ。
白菜は 冬の万能野菜だ。
不景気のせいか、わけあり商品が人気とか。
わが家もインターネットで、「わけありのカニ」を買ってみることにした。
ネット買いの デメリットは、
「わけあり」は条件が揃わないと商品にして発送できないので、
いつ送られてくるのかが わからない。
でも、商品が出来たら、メールで前もって教えてはくれる。
注文後一週間ほどで届いた。
「わけあり」とは、カニの脚が一本か二本取れたものだった。
味には変わりはなく、すこしお徳で おいしさは格別だった。
※※わけありボイル毛ガニの お取り寄せ・通販は、こちらから。
⇒⇒⇒⇒⇒ http://www21.c16.jp/0048/
しみんてい:市民活動交流フォーラム2008
なぜ?今さらながら“まちづくり”
もう一度みんなで、自分のまちを考えよう!!
2月1日、市の福祉会館で開かれた。
市民活動支援センター(NPO)機関紙の原稿書きボランティアをしているので、取材をかねて出席した。
パネラーには“まちづくり”を成功している、県下近隣の推進者6名。
それぞれに地域性を活かした、個性あるまちづくりをしている。
移転してきた大学の教職員、学生らと一緒にやってきたものが、
その大学の再移転となっての苦労話もあり、
休耕地に木を植えて「雑木林再生プロジェクト」をやるなど、
なかなか興味深い話が聞かれて、おもしろかった。
何年ぶりかに名古屋空港(県営)に行った。
国際線ターミナル。
今は「エアポートウォーク名古屋」。
アピタとシネマと135の専門店。
短い時間にさーっと見ただけなので、
ひとつづつの店は よくわからない。
何年か前には海外旅行のとき、ここを通ったとか、
お客さんを出迎えるとき、ここらに座って待っていたなぁ。
飛行機も何機か見たし、なつかしかった。
わたしは飛行機が離陸する瞬間が、
見ているのも、乗っているのも好きなので・・。