「とれったひろば」(JAめぐみのファーマーズマーケット可児店)。
自分の畑で生産し出荷している人の話を聞いた。
自分で売り値を決めて、自分で運んで自分で陳列していく。
売り切れそうになると、事務所から携帯メールが来る。
急いで収穫したりして、追加を並べるのだそうだ。
同じキュウリでも、大きさや本数や値段が同じでもない。
作った人が自分の畑から 直接買う人に選ばれて買ってもらう、
こういう しくみも、いいな。
ここ「とれったひろば」では、めずらしい野菜には、
作った人が手づくりのレシピ(調理例)を 添える。
どうしようかなと迷っていたら、そこで陳列作業中のご当人から、直接に調理のやりかたを教えてもらえたりすることもある。
こういうのが「生産者の顔が見える、安全安心の食品」で、
おいしさ、愉しさの“もと”だろうか。
「やっぱり、とれったひろばへ行こうよ!」となる。
お米を買うために、JA「とれったひろば」に行く。
いつも珍しい野菜が置いてある。
きょうは「うるい」という野菜の若芽があった。
調理方法は お浸しにしてマヨネーズで和える、
てんぷら、サラダにも、とレシピがおいてあった。
行者にんにく、わさびの花も、旬の味として、今おいしい。
玄米30kg袋を買って、その場ですぐに白米にしてもらう。
(わが家は、娘の家族の分もいっしょに買う。)
店員さんは親切で、台車に乗せて車まで運んでくださった。
感謝してます。
孫の吹奏楽部の定期演奏会に行ってきました。
プログラム第二部のマーチング。(歩きながら楽器を演奏する)
100人近くの生徒が、よくもあのように きれいに揃うものだと思った。
「感動」という、言い尽くされた言葉では、表すのがおしいくらいに素晴らしいものだ。
さすが全国大会に出場校!(全日本マーチングコンテスト ‘08)
孫は このために 一年間休み無く、勉強と部活に明け暮れたのですよね。
できるもの、青春っていいねぇ。 好きなことのために・・。
多治見に美濃陶芸協会ギャラリー「百碗百盃展」を見に行く。
さすが巨匠の茶碗は 個性が光り、見ごたえがあった。
そのあと いつも楽しみに行く「灯屋」でティータイムと、
雑貨の買い物を楽しんだ。
大壺に活けてあった桜は、まだ咲いていなかったが、
おおらかな壺に よく合っていた。
同年輩の人たち数人で おしゃべりを楽しんでいた。
その中のひとりが、最近 義母を亡くされた。
90歳で、すこしは家族の手助けが必要だが、まだまだお元気だった。
ある日突然で 意識が無くなり、そのまま瞬時だったとか。
そういう状態を「P.P.K.(ピン ピン コロリ)と言うのよ」。
みなさん異口同音に「自分もそうありたいネ」と本音が出た。
こういう話題に花が咲く年齢になった・・。
【カット写真】「しょうじょうばかま(猩猩袴)」(3月27日:今日の誕生花)(花言葉:希望)。
子どもの頃 食べなかったのに、大人になってから好きになったもののひとつに、饅頭がある。
ケーキ類から 和菓子に変わった。
いまの好物は「いちご大福」。
各務原の友人宅でいただいたのも、おいしかった。
別の友人が、「川辺町の養老軒の ふるーつ大福が おいしい」と、買ってきてくれた。
ふわふわのお餅の中に、いちごとバナナ、栗、つぶあん、ホイップクリームが ところせましと詰まっている。
誰でしょう、こんなにおいしいものを考えたのは!
いつになったらダイエットできるでしょうか・・。
一冊目(part Ⅱ)。
『世の中で一番おいしいのは つまみ食いである』平松洋子・著 文春文庫
ふだん、会話の中で、手洗い、上手、手加減、手間、手分け、手盆・・など、手の付くことばは たびたび使う。
この著者は「手を読む」として、手の付くことばを80個以上も挙げ、コメントをひとつづつ書いてある。
よく これだけ集められたものだ。
著者は フードジャーナリスト、エッセイストの肩書きをもっておられる。
そのうえ、料理のアイデアは長けておられ、エッセイの内容も幅広く、ボキャブラリーも多く、おもしろい。
口八丁、手八丁というが、著者こそ よい意味での このことばにぴったりの人ではないかと思う。
【写真】平松洋子・著『世の中で一番おいしいのは つまみ食いである』文春文庫 文芸春秋・刊 2008.8.10.第1刷。@600e
大型スーパーへ行くと 必ず寄るのは本屋。
最近は文庫の種類が増えて、表紙を見るだけでも楽しい。
安いので、途中でイヤになってほっぽり出しても惜しくない、という理由もあり、よく買う。
本日は 著者が女性ばかりの三冊を買う。
一冊目。
『世の中で一番おいしいのは つまみ食いである』平松洋子・著 文春文庫
いつもこの著者の本は おいしい。
この本は、まな板、切れる包丁を持っていなくても、
自分の手で作る おいしいものが書いてある。
手でちぎる。手で割る。手で裂く。折る。開く。しごく。むく。つぶす。揉む。崩す。むしる。和える。はたく。まぶす。・・・
なんでも手でやってみると、料理がとびっきりおいしいという。
レタスやこんにゃくをちぎったり、蒸し鶏をさいたり、いわしを手で開くなどは、よくやっているが、こんなにも手でできることがあるとは、気が付かなかった。
手水を付けて きゅっとむすぶ・・・おむすび。
読んだだけで、幸せな愛情のこもった食べ物ができあがる。
【写真】平松洋子・著『世の中で一番おいしいのは つまみ食いである』文春文庫 文芸春秋・刊。2008.8.10.第1刷発行。@600e
3連休の一日。 お正月以来 3家族が揃った。
小さな孫たちが「お花見バーベキューを やろう!」と、
はやしたてるので、庭で炭火をおこした。
焼肉を焼く片隅で、アルミ箔でこしらえた小鍋にチーズを溶かし、焼きあがった野菜(じゃがいも、たまねぎ、しいたけなど)を付けて食べたら、子どもたちは おおよろこび。
思いがけない「わが家流フォンディーユ」となった。
日が落ちて8時ころになったら、さすがに肌寒く、
二次会は家の中へ。
サクラの花見は、バーベキューの「だし」だった。
著者のデビュー作『写楽殺人事件』出版より以前のエッセイを読み、
作家になるにはこういう勉強をするのかと感心した。
歯切れのよい、というか、テンポのよい文章が 気持ちよく読める。
江戸川乱歩賞をはじめ、直木賞、吉川英治文学新人賞など、
書いて 書いて 書きまくる。(18年間で 100冊の著書を刊行)
作家だから、毎日 仕事の日々でしょうが・・。そのうえ、
趣味のカメラ、温泉めぐり・・と活動的な日々が伝わってくる。
還暦を過ぎた男性は、まだまだ活力にみなぎっている。
知性で 品のよさが にじみ出ている。
著者も「還暦現役の」物書きとして、還暦を迎えられたことにこそ、大きな意味がある、と書いておられる。
これからも書きまくってほしい作家のひとり。
ロクロで筒を挽き、真ん中を切り開き、ちどりの型抜きをした。
黒マットを掛けて、黒っぽくした。
切り取ったところは、藤で編むことにしたが、
なかなか よい編み方ができない。
思い切って、藤工芸の先生に相談して教えてもらった。
藤は白なので、黒マットに合うように、三色の染料を掛けた。
なんとも深みのある色に染まってくれた。
「灯かり」も よし、中にコップを入れて「花びん」にも よし。
・・・自画自賛。 「ヤッタネ!」
各界の有名人、韓国と交流している人たちをインタビューされた記録。
何かの書評を読んで、本書を知った。
トップの元総理・中曽根康弘さんは、独学でハングルを学び、
訪韓のとき、演説の冒頭で、韓国語で挨拶し、どよめきが起こったという話。
25年前のこと。その頃から韓国人の友ができたので、
わたしもハングルを学びたいと思った。
訪韓の折り、つたないハングルで話すと、
だれもが すごく喜んでくれる。
中曽根さんのそれは よく理解できる。
笑福亭鶴瓶氏の弟子で、在日コリアン三世の落語家・竹福亭銀瓶さんは「韓国語落語」をされるようになったとか。ぜひ聞いてみたいものだ。
アメリカ、メキシコ、トルコ、オーストリア、韓国、インド、中国など、小さな国際交流、草の根交流を体験したわたしは、
こういう本を読むと しあわせになる。
【写真】小針 進(こはりすすむ)・著 『 日韓交流スクランブル 』・・各界最前線インタビュー・・ 大修館書店・刊 2008.11.28.初版第1刷 @1800e
10年くらい前までは、家から桜並木までは さえぎるものは何もなかった。
家の中から「寝ころんでいても お花見ができる」と うらやましがられていた。
次から次へと、さえぎる建物ができ、今はほとんど見えなくなった。
すこし歩けばサクラ並木の五条川。
イヤと言うほど 花見ができます。
花を見ながら、抹茶を一服・・。
きょうから 美濃加茂市“ギャラリー花笑(はなえみ)”で展示会が始まる。
友人に誘われて 参加。
カフェ ギャラリーで、広いスペースなので、一緒にやりませんか、と声をかけていただいた。
今回は 小さな作品ばかりを飾らせてもらう。
会場は 明るくてきれいな雰囲気。
わたしの好みの作品は 茶色っぽいものが多い。
春色の洋服や、ピンク色の手織りマフラーが加わると、
華やかで バランスがとれて好い。
【写真】「ギャラリー花笑(はなえみ)」美濃加茂市山手町1-18 TEL0574-24-3300。
併設「手作り作品コーナー」陶器作品と織物作品 3月18日(水)~3月23日(月)
【写真】愛知・岐阜・三重『 カフェぼん 』 Kelly ゲインムック
編集・発行 株式会社ゲイン @838e
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『カフェぼん』 Kelly ゲインムック 880円。
「カフェぼん」をながめていた。
2軒は 行ったことがあるところが掲載されていた。
近くですぐ行けるところは 少なかったが・・・。
「 尾張旭市 ぎゃらりぃ かふぇ 華野 」
娘と孫を誘って、日曜日に行ってきた。
ゆったりとした広い庭を抜けて中に入ると、
アンティークの椅子席。 奥は 和風の席。
「華野の懐石料理」を食べたかったが、きょうは予約でいっぱい。
コーヒーもおいしく、のんびりできて 心がなごみました。
それと、骨董好きのわたしには いろいろ楽しめた。
観光地での雑貨屋でも、楽しいものが見つかる。
これは、大きな木の幹の皮をはいで、うるしを塗ったもの。
おととし、福井県で見たが、そのときは 見送った。
きょねん、付知峡で見たとき、やっぱり買ってしまった。
福井より少し安い9000円。
葉っぱをひき、巻き寿司を盛ったり、
器を飾ったり・・と、気に入っている。
“祝アカデミー賞受賞”に惹かれて買った。
きょうまで葬儀屋という商売は知っていても、
納棺という仕事について考えたことも無かった。
著者はわたしより4歳年上ということから考えると、
その仕事が白い目で見られ、家族からもいやがられることは、想像できる。
この仕事を通しての、この著者の考え方・・、
「釈迦や親鸞は 生死を超えたところから言葉を発している、と考える」、
・・・思わず 唸ってしまう。
わたしは、いままでは 生死としての生だけしか 考えていなかった。
自分も歳を重ね、身近な人の「死」に接することも多々あるようになった。
この本を通して「死」について考える機会を持った。
映画「おくりびと」がなかったら、読むこともなかった一冊。
ぜひ、映画も鑑賞したい。
雑貨屋へ行くと、楽しいものが見つかる。
「タイの屋根に使っていた木」と、店員さんから聞いた。
長さ90センチ、幅13センチ。
ヨコに置いて 小さな花器を載せてもよいし、
掛け花を掛けてもぴったりだと思う。
自分で釘を打ったが、わりとやわらかい板。
旧い舟の板もインテリアに使うといい が、
なかなか手に入らない・・。
知人に、ハンドバッグを作る 作家がいる。
「母の帯から、姉たちに バッグを作ってみた」と、
見せてもらった。
わたしも 亡き母の帯や着物を持て余しているので、
さっそく注文した。
「生地がいいので 見栄えがするわ」と、出来上がってきた。
なにより、軽くて 大きさもいい。
大事に使おう。
残りの生地でタペストリーとテーブルセンターを作ってくださるそうだ。
食器が欠けた。
割れたのは くっつけて(接着剤)、
ホツ部分は 穴埋めして形成し、金粉うるしを塗る。
いつだったか、関宿(亀山市)に在る金繕いをする人に、
「自分でする」と言ったら、バカにされた・・。
高価な器は プロに任せてもよいが・・、
家で使うだけなら、これで充分です。
きょうは友のご飯茶わんと、自分の沓形の鉢を修繕。
大切にしていたのに欠からかしたので、繕った。
男の料理が流行という時期、
タイミングよく この本を手にした。
本屋にはカラフルな料理本が並んでいる。
そんな中に、ほとんどモノトーンの目立たない(?)料理本。
著者の、単身赴任がきっかけで、料理についてメールマガジンを発行し始めたという。
その料理に、思わず「わたしも作ってみよう」と思う。
それにまつわるエッセイも自然体で、楽しい文だ。
映画「かもめ食堂」の話もあり、このような考え方をする人と、
話しができたらいいなあ と あこがれた。
立派な写真付きの料理本もよいが、
わたしは この本がたいへん気に入った。
知人が「男の料理教室」の申込みに行ったら、
一番人気があり、「抽せんです」と言われた!
いまは、男性も行くのか、と思った。
日経新聞(3月8日付け朝刊)に、
“料理にはまる男性なぜ増える”という記事が載っていた。
: * 節約志向で 家でつくる。
* 結婚活動の一環で料理を始める。(花婿修業?)
* 共働き家庭の増加で、家族と食卓を囲む機会が増えた。
そこで夫にも料理を任せるケースが増えた。
* リーマンショック以来、弁当持参の男性社員が増えた。
わたしも、たまにでもいいから、
「できたよー 食べよう!」と 言って欲しいなあ・・。
『おやじのための自炊講座』
こんな本も見つけた。
チューリップの花が咲いたので、
わが家のタヌキの置物と記念撮影。
タヌキといえば、
恩師がタヌキの置物をコレクションしておられました。
部屋まで作って、文字通りタヌキ御殿。
縁起物として 店先によく置いてある。
タヌキは性格がよくて、
擬人化して、人間の理想像を象徴しているものだとか。
☆ 頭にかぶっている笠は「用心深さ」
☆ おおきな腹は「太っ腹」
☆ おおきな眼は「物事をよく見る」
☆ 袋は「子孫繁栄」
☆ 右手にもつ通帖は「信用」
☆ 八の字が書かれた酒徳利「飲み食いは腹八分目」、の教訓。
恩師はどうしていらっしゃるかと ふと 思い出した。
3月に入ると 水辺やあぜみちの日当たりのよいところに、
つくし(土筆)が生える。
毎年 2~3回摘みに行く。
(何処へ行くかは、内緒。マツタケ採りと同じネ)
きのうは雨が降ったので たくさん出ていた。
袴(はかま)を取り、卵とじで いただく。
少し ほろにがいところが好き。
久し振りの陶芸教室に行く。
最近はマグカップばかり 作っている。
ロクロは同じものを 多く挽けば挽くほど うまくなる。
きょうはマグカップ11個と、掛け花用の花びん3個を施釉。
これにも飽きたころ、練り込みを終えた人が、
「これでボタン作らない?」と粘土をくれたので、遊んできた。
自慢にはならないが、
わたしは漬けもの類、梅干しなどを作るのは苦手。
いつも 夏野菜が多く出回ると、ぬか漬けを作るが、
秋が来ると カビさせてしまう・・。
何十年も ぬか床を絶やさない人は、尊敬してしまう。
今年に入って「ぬか」が手に入ったので、
さっそく作ってみた。
白菜、きゅうり、大根を漬けてみた。
食卓デビューの日、
紅志野の抹茶茶わんに盛ってみた。
これを作陶した、瀬戸の陶芸作家(今は亡き人)は、
「漬けものなんか いれやがって」と 怒ってるか・・。
大笑いできる本である。
著者は わたしより三歳年上。
三つばかしと言わないでほしい。三つ上ということは 三年間である。
六十過ぎた女性には、この三年間は すごいことである。
目覚めると、著者はベットから足でカーテンを開ける。
これができるうちは、まだ若いという。
似たようなことは わたしにもある、・・秘密だが。
「韓流ドラマに身を持ち崩した」と嘆いておられるが、
それから日韓の歴史を考えるなんて教養の低い人にはできないことだ。
『100万回生きた猫』、『わたしのぼうし』など、有名な絵本作家の佐野洋子さんが、
こんなに笑い転げるほどおもしろいエッセイを書く人だとは知らなかった。
同じ年代の人が巻き起こす失敗談が、
自分にも共通なのが一番面白い理由(わけ)です。
毎年 ひな祭りの日は、
ちらし寿司、巻き寿司、蛤のお吸い物で祝う。
スーパーで蛤を見たら、余りに高いので、あさりにした。
ちらし寿司の うす焼きたまごは、
いままではフライパンで焼いていたが、
電子レンジで、きれいに作れることを発見!!
きょうは ひな祭り。
桃の花を飾るので、桃の節句ともいう。
わが家のあたりでは、桃の畑が多くあるが、
自然の状態では、モモの花は まだ咲かない。
長女の5歳(女児)の孫と、次女のところの6歳(男児)の孫も、
保育園からひな人形の作品を 持って来た。
庭のさんしゅゆの木。
農協で7~8年前に苗木で買った。
「さんしゅう」と思っていたら、「さんしゅゆ」だった。
福寿草、マンサク、トサミズキなど、
3月に近づくころ、小さな黄色い花が咲く。
早春に咲く花は、黄色が多い。
黄色系の花は、昆虫に選り好みされない傾向があると聞いた。
庭のさんしゅゆの木
実は苗木が少し弱っていたのを、バーゲンで買ったのだが、
いまでは健康によく育っていて、充分大きくなった。
きょうは寒さがゆるみ 庭にいると,
眩しいばかりの光が、あちこちをおおっている。
庭の草取りをしていると、うぐいすが鳴いている。
びっくり。 姿は見えなかったが・・。
鳥には 興味はないが、
春の訪れを 感じたひととき。