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テレビをつ点けたら、”人生フルーツ”~90歳 ある建築家夫婦の物語り~を放映していた。
途中からだったが 観ていると見覚えのある物語だった。
10年近く前、この主人公の奥さん(津端英子さん)の知人から本を紹介され、買い求めて読んでいた。
津端英子/津端修一著 『 キラリと、おしゃれ 』
~キッチンガーデンのあるくらし~
2007.7.15.初版 ミネルヴァ書房・刊
(奥さんはわたしたちの学校の先輩だった)
ご主人の津端修一さんは
高蔵寺ニュータウンの開発計画に関わり、日本都市計画学会石川賞を受賞。
わたしが結婚したころ高蔵寺ニュータウンは入居が始まった。
実家へ帰るとき、いつもどこまで出来上がったか見ながら通るので、思い出も深い。
テレビ放送が終わり、本を探した。表紙カバーは無くなり、黄ばんだ新書版「キラリと、おしゃれ」が出てきた。
この本に書かれている生活と、10年後のテレビに映った日常とが変わらず、90歳ちかくになってもお元気でよかった。
残念なのはご主人が先年亡くなられたこと。
このドキュメンタリードラマが映画として、新春1月9日から名古屋でも公開される。
(東海テレビ局制作 ドキュメント番組「人生フルーツ」)
(上映館:今池の名古屋シネマテーク。タイトル「人生フルーツ」)
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よりみちグループの忘年会。
6時よりイタリア料理のカフェ・スワンで。
12名参加。 夜に開く忘年会は初めてだ。
ワイン、地ビールなどの飲みもの。
サラダ、ムール貝を蒸したもの。
ピッツア、スパゲティ、鶏肉の焼きものなど、
どれもおいしかったぁ。
ことしは顧問先生の体調も整わず、
一泊企画旅行はお休み。
それでも犬山口周辺、犬山城あたりはよく歩いた。
来年は みんな元気で楽しい活動になりますように。
前川恵司・著
『 交わらないから 面白い日韓の常識 』
過去三十年くらい韓国の人数人と親しくしている。
似ているようで、全然似ていない言葉の使い方や、文化の違いをおもしろがってきた。
本書もそんなところを本にしたのかと思い、
読んでみたくなった。
韓国語を教えてくださった先生が、
「若い男性が他人の部屋に入るときに
”失礼します”と言うが 何んで?
用があって入るのだから失礼ではないのに」
といわれる。
この言葉が本来の意味ではなく、
挨拶として使われていることが理解できない。
「日本人はすぐ”お世話になります”とか
”お世話になってます”と言う」
「韓国では、この世でほんとうに世話になり、
死ぬ前のときにしか言わない言葉だ」と。
同じアジア人でも国が違うと文化も考え方もそれぞれで、外国の人と一緒に居るとたのしいものだ。
近くて遠い国だなあと感心する時。
本書も読んでみると、
なるほど国民性は複雑だと感じるかもね。
朝日新聞ソウル特派員が見ての韓の国はおもしろいです。
【写真】前川恵司・著『 交わらないから 面白い日韓の常識 』
祥伝社新書 2016..9.10.初版第一刷発行 @840e