なごや百選会・情報誌『月刊なごや』(No.311)。
巻頭鼎談「なごや三重唱 出会いに乾杯!」が掲載されている。
ゲスト登場は、小原工芸作家・山内一生さん。
迎えるのは、日比英一さん・中京大学大学院教授、
岡田邦彦さん・松坂屋代表取締役会長。
*****
わたしは20年くらい前、
山内一生氏と親しくさせていただいていた。
何度も工房を訪ね、お会いした。
ほんとうにたのしい ユニークなお人柄で、
よく冗談を言って、笑わせてくださった・・。
鼎談でも語られているように、小さいときにご両親を失われ、
生まれてから「おとうさん、おかあさん」と言ったことがない。
また、13歳でおばあさんを亡くし天涯孤独になられたことを、知りました。
昭和天皇の御前で実際に紙漉きをされたときのお話しは、
あまりにもめずらして、今でも その情景を忘れません。
今でも、明るく、工房を訪れる多くの人たちを、
愉しく 笑わせておられることでしょう・・。
山内先生の作品の数々は、わが家の宝です。
【写真上】山内一生さん作品『富嶽』。
【写真下】山内一生さん作品『カトレア』。
10月は都合で出かけられなかったので、
今月は先週に続き 今週も藤工芸教室に行く。
同じグループの人たちに追いつくために、
タペストリーを仕上げた。
ラタン人形のペンギンも 編み始めた。
先生が作られたラタン人形は 目が揃って きれいな仕上がり。
あんなのが出来たら いいなぁ・・。
夜は あまり運転しないが、
久しぶりに車で走っていると、
こんな田舎町にもイルミネーションが輝いているところが増えて驚いた。
今日は クリスマス・イヴ。
イエスキリストの誕生日。
「神様が 人間として生まれてきてくださった」ことを祝うこと、が本質。
イエスキリストも、
こんな風景を見たら 腰を抜かすかな・・。
陶芸を始めた頃、
プロの陶芸作家から聞いた・・・、
「一人前になるには、湯のみは3000個作る」。
あれから17年。
湯のみらしきものは、いくつ ロクロで挽いたかなあ。
単純なものほど 難しいように思う。
ことし最後のロクロ挽きは マグカップ18個。
ロクロを廻していると 無心になれる。
だから 止められない。
*******
『70代三人娘、元気の秘訣』講談社+α新書 講談社・刊 俵 萠子・吉武輝子・樋口恵子 共著。
この本は、俵 萠子さんが亡くなった翌日(2008.12.2.に亡くなった)に買った。
三人の方は共通の志を持って、女性の生き方を変えるのに努力してきた女性。
特に俵 萠子さんは、
わたしの理想の生き方を実践してきた人 として尊敬している。
この本の中でも、75歳過ぎて私は「私の人生を歩いてきた」とか、
常に「生活設計の達成感」を感じながら生きている、
と言えるなんて、素晴らしい人生だったと思う。
少し早く人生を終えてしまわれて残念に思う。
本書は 男性にも、特に団塊の世代の男性に読んで欲しい本。
【写真】『70代三人娘、元気の秘訣』講談社+α新書 講談社・刊
俵 萠子・吉武輝子・樋口恵子 共著 2007.7.20.第1刷発行。@781E
和紙で有名な美濃の街で、町屋を改築したカフェ。
お茶を飲んだテーブル前に花器があり、感動した。
色もステキだったが、蓋がバラの花になっていた。
「よし!すぐ作ろう」と思って作ったのがこれです。
釉薬は茶唐津なので まだらな茶色。
白のわびすけを ひと枝入れたら よく似合う。
下に敷いた細い花台は、タイの国の屋根板だったもので、
雑貨屋さんに売っていたもの。
Photo///// 081219-1122-0001 土瓶型 花器。釉薬は茶唐津。
今年最後の竹紙教室。
いつもは外の竹紙工房で、紙漉きをするが、
寒いので、小学校の家庭科教室を借りて 漉く。
先回、はがきを漉いたので「年賀状」つくりを仕上げる。
もったいなくて あげられない、という声があがっていた。
わたしは、一番大切に思う人、竹紙のよさをわかってくれる人、
・・・だれにだそうかなあ。
さらに今日は 大きなタペストリーを漉く。
わたしは 小さなビーズを入れて漉いてみた。