用事を兼ねて1年振りに、
名古屋から友が訪ねてきてくれた。
三人で絶え間なくおしゃべりを楽しんだ・
ランチは、友が初めて行く、
和食の店を紹介してくれた。
若い板前さんと、奥様らしき女性の二人で、
切り盛りされていた。
神無月のお献立は、焼きキノコトビコ和え、
黒しそチーズ揚げなどが珍しかった・・
わたしはレンコン饅頭の鶏そぼろ包みが、
とってもおいしかった。
さわやかな感じと、食事もおいしく、
また行きたいと思った。
藤工芸の先生の近くなので、行けるかなぁ。
今月の文章教室。
9時半から 始まる。
ギリギリに到着したにもかかわらず、
教室には誰も居なかった。
驚いて事務所に戻って尋ねたら、
今日だけ教室が代わっていた。
先月聞いていたのに忘れていた。
最近はこんな失敗が多い。
きょう持参した作品は 自分でも自信がなかったが、
思いがけず、うれしい評もいただき満足。
先月分の文章の 先生からの直しも、
わたしには励みになる評でした。
苦労した甲斐があったかなぁ
ひとつの言葉もおろそかにしないように、
ていねいに書かねばと思うが・・
古布を使ってのブローチ作りを習う。
材料は 布と 針金、留めるピン、花芯。
すでに 先生が型紙を作ってくださっていた。
二枚の布を ボンドで 貼り合わせた。
布で7枚の型をとる。
7枚を 重ならないように 留めて、
形が整うまで固定して 出来上がり(1時間くらい)
わたしは 亡き母の着物の端切れを利用した。
「バッグや帽子に付けると ステキですよ」と、先生のことば。
小学生のころ、わが家に住み込みで、
事務を手伝ってくれている女性(Kさん)がいた。
わたしには女の兄弟が無かったので、
姉のように慕っていた。
Kさんは実家に帰り、商家に嫁がれた。
忙しい日常に追われて、
わたしとは ごくたまの電話と年賀状のみでした。
つい先だっての日に、電話があり、再会を約束した。
クルマで一時間くらいのところだが、
わたしには初めての土地でした。
50年の歳月は それなりにお互い変化していたが、
懐かしさで いっぱい。
御主人は亡くされていたが、
息子さんの家族と幸せに生活されていることを知り、
お会いできて 本当に良かった・・
朝から激しく雨降る中、
北口駐車場から正門近くの三重県庁舎の教室まで20分歩く。
本日のテーマは・・ みる~文明開化の「かたち」
講師: 博物館明治村 学芸員 中野 裕子先生。
「かたち」というテーマで 明治の建物の正面をみる。
柱・柱頭の型がこんなにいろいろあり、美しい彫刻が施されている。
・・ドリス式、イオニア式、コリント式、トスカナ式
またアールヌーボーの影響で家紋(シンボルマーク)も、
大変に凝ったものがある。
菊の御紋も、明治村には多くあるようだ。
明治村を何度も訪れているが、
細かいところまでは 見てない、と気付かされた。
こういうお話をお聞きしたあと、
建物を見て回ると 楽しみも増す。
受講後も、きょうは冷たい雨だったので、
きょうのところは帰りました・・
以前 直木賞受賞作品『受け月』を読んだ。
その時は あまり強い印象が無い。
本書はペラペラとめくったら、
読みやすそうだったので読みだした。
著者は在日韓国人だったとか。
お母さんが「世間」というものを教えてくださった、など。
また、人と別れることにより、自分は成長してきた。
短いエッセイで 実にうまくまとめてある。
さすが賞をいくつも受賞された作家であると感心。
次ぎもまた この作家のものを読んでみたいなあ。
【写真】伊集院 静・著『 別れる力 』 大人の流儀3
2012.12.10.第1刷発行 講談社・刊 @933e
この著者の本は 今までに何冊も読みました。
本書は自伝なので、生き様というか、どういう考え方を持って生きてきた人かが、よくわかりました。
強い信念を持って、本を書かれてきたのは言うまでもありませんが、この自伝でふたつのことに感心しました。
ひとつは、日本人が豊かさの中で見失ったもの。
それは画一的な思考や希望を持つようになったこと。
人と違ったことをしなくなった、と言われる。
もうひとつは、
著者・曽野綾子さんは皇后様とも、よもやま話ができ、
また アフリカ難民の栄養失調の子どもにも手を差し伸べるちからがある。
80年間の生活で これほど多くの実体験を経験された方も、珍しいのではないか。
目の病気、膠原病にかかられるという、
恵まれたことばかりでの人生では無かったようです。
それでも、作家としてやり残したことは一つも無い、と言い切れる人生を過ごされた方。
日本女性の鏡です。
【写真】曽野綾子・著 ワック㈱発行
『 曽野綾子自伝 この世に恋して 』
2012.12.27.初版発行 @1400e
ことしも「灯かり展」に来た。
・・ 第20回「美濃和紙あかりアート展」
わたしは 美濃和紙を買うつもりなのと、
指定駐車場が満車になるので、早めに会場へ行く。
灯かりが入るのは、5時で、
山あいの町は 少々寒くなる。
ことしは小・中学生部門に 孫娘(4年)も参加した。
初めてのことで、いろいろ悩んで 制作していた。
「美濃の和紙を使用して」という条件なので、
数多い和紙の種類の中から選ぶのも、
彼女にとっては 大変であったようだ。
6時過ぎると 多くの人出で 賑わってきた。
わたしの家族も七人で行ったが、
それぞれに 魅かれる灯かり、町並みを楽しんだ。
中学生の孫に「うだつ」の軒造りを見せて、
「うだつが上がらない男と結婚しないで・・
なとと使うのよ」と、教えたが・・。
この5月に 突発性難聴を患った。
5ヵ月経って 結局はあまり良くならなかった・・。
片方の耳が聞こえるので、
「日常生活に困ることはないから」と、
きょうの通院治療で打ち切り。
この病気は二度と繰り返すことは無いそうだ。
早く終わったので、
帰路、友だちの「手作り展」に立ち寄り、
毛糸のベレー帽を買った。
おいしいコーヒーショップにも寄って 帰宅。
朝早くに家を出て、文学講座を受けに 岐阜まで出かけた。
『 川端康成の初期作品 』の解説を聴く。
講師のK先生には、日ごろ お世話になっている。
上品な立ち居振る舞い、とても76歳とは思えない。
「川端さんは こうおっしゃっている・・」と、
いつも 作文教室でも紹介してくださる。
本日は 岐阜が舞台の作品ばかりを、
解かりやすく説明された。
身近な地名も出てきたので、解かりやすかった。
「同じ作品を 何度も何度も読んでいても、
新しい発見があります」と言われた。
今回は短編の作品なので、
わたしも もう一度 ゆっくり読んでみよう。
畏れ多いノーベル賞作家の作品に触れた秋の一日でした。
小学校のころは よく下駄を履いた。
主に 赤い塗り下駄。
中学校の仲良しに、鼻緒屋さんがいて、
いろいろな可愛い鼻緒をもらった。
(どうしているかなあ?)と時々想う。
以前は 粘土でゲタも 鼻緒も作っていた。
ある時、
友の言った「古布で鼻緒を作ったら」のひと言で、
作り始めたら 皆さんから好評で作り続けている。
大きさは 長さ5~6cm、幅3cmくらいのもの。
鼻緒を作る古布も、
持っている友が「ゲタに使って」と下さる・・
赤い色のものが かわいいですネ。
陶芸教室の方も
「真似して作っていい?」と言って下さる。
・・「どうぞ作ってネ」
9月18日にNHK「アサイチ」に、
時短料理の達人・スーパー主婦として、
足立洋子さんが出演された。
そのとき紹介された”きのこカレー”。
さっそく調理した。 とってもおいしかった。
ポイントは2つ。
たまねぎ を炒め、横に寄せてから、ひき肉を入れる。
すぐには手を動かさないで、
しばらく置いて ひき肉のうま味をを出すこと。
もう一つは、市販のカレールーを使ったが、
二~三種類のルーを組み合わせること。
これを守ったら、家族に 評判だった。
料理本を出版されているというので、アマゾンで注文。
いつもなら翌日に届くのに、なかなか届かなかった。
2週間後 ようやく届いた。
いま 好評で、本が手に入りにくかったようだ。
目からうろこのヒントが いくつかあり、
この本は 役に立ちそうです。
【写真】 足立洋子・著 『 かんたんがおいしい!』
~ スーパー主婦・足立さんの お助けレシピ ~
2013.9.10.発行 新潮社・刊 @1200e