三田誠弘・著「 堺屋太一の青春と70年万博 」出版文化社・刊
「堺屋太一・という人が作家であり、人気の経済評論家であることは知っていたが、これほど未来予測ができ、日本の将来を見極めれた人とは思わなかった。
「70年万博を成功させた人」ではあるが、当時 月給4万円の時代に、ふるさとの商工会議所の調査予算をとるために、資料づくり代として400万円もの私費を投資したりして、万博が生まれたのだとは、知っている人も少ないでしょう。
「団塊世代」ということばの生みの親である。いまから40年も前に「団塊の世代」の世が来ることを、予測されていたという。
これは70年万博の時 観客の動員を考えていて、そのころの高校生の数が多いというところでヒントを得たということは、驚きだ。
夏の朝、二日間、5時に起きて 読み終わった。
<写真> 三田誠弘・著 「 堺屋太一の青春と70年万博 」出版文化社・刊。 平成21年3月29日 初版発行。@1429e