ハンゲショウ(半夏生)の花が咲いた(ドクダミ科多年草)。
ずいぶん前に友からいただいて大切にしているが、
なんだか今年は数本しかなく さみしい。
先端の二、三枚の葉を白化させている。
知らない人が見て「これ 病気?」と言われた。
花が終わると緑色に戻る。
ふしぎな 花。
本日のテーマは木曽川流域の民俗と信仰。
講師は岐阜市立女子短大の須永 敬 先生。
長いあいだ、生きてきて、
川の景観は いいものだなあと感じた以外は、
あまり関心がなかった。
きょうの先生は 川と民俗の関係を やさしいことばで話してくださる。
「川を知ることが 日本の文化を知るツボです」と言われたこと、
とても分かりやすかった。
帰路、木曽川流域を 車で走りながら、
あらためて 川を見直した。
友人に 織物の上手な人が居る。
きれいなマフラーやベストができるのを、
うらやましく 見ていた。
お宅に伺って 教えてもらう。
最近の織り機は 軽いので びっくり。
たて糸をかけてもらって、横糸を赤とグレーで模様を入れていった。
細かく目を数えることともなく、自由に編んでいけるので、
おもしろくて 止められない。
藤工芸教室。
月に1回の生徒さんが多い。
わたしは月2回 お願いしている。
藤はカゴ というイメージが強い。
きょうは 3種類の編み方で 木の葉型の皿を編む。
一本の藤から いろいろな工芸品に出来上がるのが すごい。
下の人形は、先生の作品。
それぞれ表情が豊かで、とても かわいい。
韓国ソウルで 友人Cさん宅に泊まったとき、
風呂場やトイレで使っていた。
うすいピンクや白で きれいだったので、いいなあと思っていた。
日本では何年間も見なかったのが、ホームセンターで見つけた。
「ベランダ クリーン サンダル」 このデザインでこの色しかない。
中国製だとか MADE IN CHINA。
ソールの全面に穴が開いている。水が溜まらないので ベランダで雨に濡れてもよい、と書いてある。
夏の間 便利に使えそう。
「ベランダクリーンサンダル」輸入発売元(広島市)アイメディア㈱
さて これは 何でしょう??
4cm角の 白いキューブ。
なんてきれいで、可愛いこと。
これは 水を含ませるだけで、こすれば汚れが落ちる。
ステンレスの流し、タイル、器などなど。
ステンレスの風呂オケやタイルの床の水あかにもバツグン。
茶シブも よく落ちる。
いままでは、大きいものを買ってきて、自分でカットしていたが、
これは 便利・・。
午後 買い物に行く。
赤シソが無いので、店員さんに聞く。
「ことしは赤紫蘇が不作で あまり入荷しない」。
「朝、1、2時間で 売切れてしまうので・・・」。
翌日、9時半に行って 買ってきた。
黒っぽいシソが 見る見るうちに、
紅色になっていくのを見て、
孫が「わたしもやりたい」と。
この子は幼児なのに、梅干しが大好き!
Mさんにたのまれて「ふくろうの 灯かり」を作っている。
赤土で作り、焼き〆、還元焼成しようかなぁ。
レンガ色で落ち着いた色にしたい。
前面は顔があり、穴を開けないで、後ろ側は全体に開けた。
ふくろうは「不苦労」などという語呂合わせで、
ラッキーシンボルとして 好まれる鳥。
知人から 採りたての「とうもろこし」をいただいた。
家庭菜園でとれた 初ものです。
2月に種をまき、虫が来ないように、二重のビニールのトンネルを架け、丹精込めて 作られた。
ゆでて、素材の食感そのまま 楽しみました。
かじりだしたら やめられません!
甘くて とってもおいしかった。 ごちそうさま!
「しみんてい機関紙」の取材に行く。
・・・ 子ども大学の講座(生きもの探検隊)。
市内一番はずれの木曽川べりの建物まで車で15分の距離。
やりたいこと、やらねばならないことなどがあり、
ときどき止めようかなあ と思う。
きょうは「水辺の生きもの」ということで、トンボの話。
トンボの種類によっては、雪の中でも生きているなどの話を、
子どもたち(小学3、4、5年の男の子が多い)は、
目をキラキラさせている。
わたしも知らない話で おもしろい。
こんなのを見ていると、
やはり ボランティアも続けていこうと思い直す。
先月からの続きで ガクアジサイ作りをする。
細かい花びらをまとめて 葉っぱを編み、3枝仕上げる。
先生の指導で うすいピンクとブルーに染めると、
ぐーッとアジサイらしくなる。
きょうは、藤で細長いかごを編み、竹筒を中に入れて 花入れを作る。
黒竹の枝をまとめ、花入れを中に入れて落ち着かせると、
“自然の中に 花が一輪”という感じになった。
先生に少し手を加えてもらうと ずいぶん良くなる。
藤でこんなにいろいろできるので、愉しみが増える。
わたしは 6月19日 誕生日。
初孫は 1■年前、同じ6月19日午後11時58分 誕生。
どなたかが 言われた・・・
「幸せの近道は 日常的に喜びを感じる才能を磨くこと」。
わたしも日々 いろいろなことをやって 小さな喜びを感じて、
残り少なくなった人生を おおいに楽しんでいる。
マイケル・プロンコ著 『 僕、ニッポンの味方です 』
㈱メディアファクトリー発行。
図書館で おもしろい本 発見。
著者は明治学院大学でアメリカ文学・文化・映画学を教えている先生。
はずかしいけど、わたしは昭和30年代に大学の英文科専攻だった。当時はテープも無く、語学留学など皆無だった。
この本で知る限り、今の英語を学び方も それほど異なってはいない。
著者は、なぜ日本人は「英語のペーパードライバーなのか」を本書で書いている。
筆記試験と文法と成績順位を重視する学習が、いびつでバランスの悪い授業の英語教育。
マイケル先生は、「英語をものにするには、英語をリアルな経験にする。」「英語をリアルな方法で使わなければいけない状況に自分を置くことだ」と言われた。
たとえば、「外国に行く。個人レッスンを受ける。外国人の友を持つ。」
そのときから「学習が始まる。」
むつかしいようだが、いまの時代、だれでも可能なことだと思う。
日本人の、英語の教師の多くが、この本に書かれている事実を認めているが、どう解決していくかわからないのが、いまのところ 学校での英語授業の現実かなぁ。
【写真】マイケル・プロンコ著『僕、ニッポンの味方です』矢羽野薫・訳。
副題・・・アメリカ人大学教授が見た「日本人の英語」・・・㈱メディアファクトリー発行。2009.3.29.初版第一刷発行。@1200e
NHK出版「夫から妻へ、妻から夫へ 60歳のラブレター」の想を原案として、著者が書き下ろした作品。
最近、同名の映画にもなった。
まとまりすぎていて、おもしろくなさそうだったが、読み出したら止まらなかった。
何十年も一緒にいて、そとからは仲良し夫婦かなあと思っていたが、実はそうではなかった、という例もある。
人間の関係は、まか 不思議ですネ。
あなたがたご夫妻は さて いかが?
【写真】田渕高志・著『小説 60歳のラブレター』古沢良太・原案
日本放送出版協会NHK出版・発行。2009.4.25.第1刷発行。@1200e
隣町の吹奏楽団の定期演奏会にゲストとして、
孫の高校の吹奏楽部が出演した。
相変わらずきつい練習に、孫はひと言の愚痴も言わず、励んでいる。
わたしたちの世代は縁が無かったが、娘夫婦が吹奏楽をやっていたので、孫も興味をもったようだ。
マーチングは軽快なリズムで、心地よい演奏を聴かせてくれた。
さすが昨年度全日本マーチングコンテスト全国大会出場校。
合同演奏では舞台一面に おおぜいの演奏者であふれていた。
力強い音、若さいっぱい。 いいものですね。
外国人支援の 日本語教室のボランティアの日。
漢字練習のとき、反対語の勉強をしていた。
「浅い、深い」の ところまできたとき、
このことばの意味がわからない人たちが多くいました。
先生は、プールの水をたとえに出して説明されていた。
ところで わたしにこんな質問をした人がいます。
「車のアクセルを踏むときに、浅いとか 深く踏むとか 使いますか」と。
これはすごい。ここまで考えるのは すごいですね。
この男性は教室のリーダーをされていて、日本語も上手だしとても努力家。
こんな場面に出合うと、この仕事の手伝いをしていてよかったと思う。
木曽川学セミナー ことし第3回。
「長良川の不思議 ~木曽川・飛騨川と くらべて~」
講師は岐阜大学教育学部教授小井戸由光先生
長良川は全長166Kmもあるのに、本州で唯一つの、ダムのない川。
ということは険しい山になる隆起運動量が少なく、長良川は平坦部を流れている。
上流から下流までカヌーで行き来できる、という特徴がある。
木曽川と比べれば四分の一の面積しかない、流域の小さな川だが、最上流部まで人が暮らしている川はめずらしい。
いままで「川」について考えたことも無かったが、この講座を受けたことにより「川」を見ると、いろいろ考えるようになった。
友人から表札を作りたいから 教えてといわれていた。
もうひとりのMさんを誘って、ふたりが わが家で作陶。
Oさんの表札は 長方形では味気ないので 変形にした。
すこし装飾過剰気味?
でも 白い壁にぶらさげるので(黒ミカゲ)、ステキ?になるかな。
Mさんは園芸家なので、コケ玉を載せる お皿に挑戦。
焼き締めにしたら 水はけもよく、緑のコケがきれいに見えると思う。
焼きあがる 約一ヵ月後 お楽しみにネ。
先回の、お互いの作品を見ながら「私もこれと同じの作りたい」とか「大皿に挑戦!」とかで、みんな それぞれ作陶が始まる・・。
きょうは三歳児が3人 お供で参加。
飽きてくると お菓子をもらって、3人並んで食べながらおとなしくしている。
わたしは 教えるというより、若い人たちとの会話が楽しい。
若い人も わたしのブログを読んでいてくれている。
書いている本人が忘れている話題が出て とまどうことも・・。
世代の異なる人たちの集まりは いいものですね。
読んでみたい本があったので、インターネットAmazonで探す。
中古本も何冊かあった。
『暮らしと器』。 新本では1600円だが、中古本は450円から有り、600円のを選ぶ。
『うちの器』。 新本1500円。新品同様が800円だった。
サービス速達で 明くる日 送られてきた。
本当にきれいで、新しいものを買ったようだ。
ていねいに「中古品ですので、もし不備等にお気づきになられましたら連絡ください。ねこの書斎 担当Hまで」とシートに書かれていた。
本屋に行く手間も省け、インターネット、便利だなぁと、中高年のオバサンは感心。
【写真】インターネットAmazonで購入した、欲しかった本。
気の利いたシートも添えられて。
右:『暮らしと器』山口泰子著 ㈱六耀社発行。2005.4.9.発行。@1600e左:『うちの器』高橋みどり著 ㈱メディアファクトリー発行。2003.10.31.初版第1刷発行@1500e
ゴールデンウイークに植えた キュウリや ナスが もう大きくなった。
一ヶ月で キュウリは、いちばん成長したが高さ83㌢にもなった。
2本 食べられるほどになった。
ナスは 高さ48㌢でも、2個収穫。
高速で一時間くらいのところに、親友のひとりが住む。
もう5~6年 腰の痛みで苦しんでいるので、お見舞いに行く。
いつか車椅子になった時のために、新しく家を建て替えたばかりで気持ちのいい家。
彼女とは幼稚園から大学まで ずーっと同じ学校で過ごし、ご家族も 嫁ぎ先の今のご家族も親しくさせてもらっている。
痛いときは大変な苦痛だとか、そんなときは家事もできなく辛いことだが、どうかがんばってほしい。
電話がかかってきても、痛いときは出られないとか。
メールなら 気分のよいときに できるので、これからはメールで励ましたりできるからと思った。
文明の利器も 役立つなぁ。
わたしの住む市では「子ども大学」を8年前から 開いている。
学校では習うことのできない体験を、地域のおとなが教えるという試み。
ことしは21講座。全部で414人の子どもが、6月から2月まで10回の講義やら体験をして学ぶ。
市民活動支援センターが主催している活動。
わたしもボランテイアで、「伊勢型紙 彫りと染め」講座の、入学式受付を手伝った。
多少 人数のバラつきはあるが、自分の選んだ講座で、楽しく学んでほしい。
【写真】犬山子ども大学入学式 当日受付係りスタッフの打ち合わせ風景(犬山市民文化会館ロビー)
実母 3回忌。
2年前 94歳で亡くなった母。
7年前に軽い認知症になった。
ひとり生活(くらし)だったので、なかなかホームヘルパーさんや介護施設には馴染めず、兄妹で交代で泊り込み、援けて来た。
最期は一ヶ月ほど病院に入院で、静かに消え入るように亡くなった。
商家の長男の嫁として 気苦労は多く、家族のためにだけ 生きてきた。
少なくとも娘のわたしには、そう思えた。
経済的には恵まれ、ぜいたくをさせてもらっていた。
法事の後、好きだった日本料理「喜楽 梅むら」で 母を偲んだ。
そこは 料理は絶品のうえ、食器道楽の店。
【写真】いずれも 日本料理「喜楽 梅むら」 瀬戸市陶原町にて。
市民活動支援センターの会の月刊機関紙の編集(広報)ボランテイアを始めてから、もう5年になる。
本日は 2ヶ月に一度の編集会議。
6月からは 今年も「子ども大学」が始まり、取材に出かけるので、土曜日は忙しくなる。
ボランテイアは、自分もいろいろなことを学ばせてもらう場でもある。
できる限り 続けていければ・・と思っている。
「凍り餅」って知ってます?
オフ会のとき お会いした卯辰ちゃんの実家で、凍り餅が軒下にぶらさがってました。
わたしは初めて見たので、卯辰ちゃんのお母さんに尋ねました。
信州の厳しい寒さが生んだ伝統的な自然食。
搗き立ての餅を短冊状に切り、和紙に包んで編みこみ、四、五日ほど水に浸したあと、外気マイナス10℃以下の軒下に下げておく。
食べ方は 水に10分ほど浸したあと、フライパンに油をひき、焼いて砂糖しょうゆに付けて食べる。
おいしかったので20個買いました。
卯辰ちゃんのお母さんは 笑顔のよい すごーくいい人。
kikiさんから「お母さんは13Kgやせたのよ」と聞きました。
うらやましかったので、帰りがけに もう一度訪ねたときに、どうして痩せたか教えてもらった・・。
女優の藤田弓子さんから直に聞かれ、「そのまま実行しただけ ハハハ・・」と。
安曇野のすてきな出会いの おひとりでした。
「クラフトフェアまつもと」の二日目は あいにくの雨降り。
それでも すごーい 多くの人出。
「あがたの森公園」は旧制松本高等学校の建物が残っている。
ひろい公園に 約260人もの 作り手の作品が並ぶとあり、
ワクワクして 見て廻る。
ディスプレイもさまざまで、空き箱を積んで並べたり、芝生に直接並べてあるのも楽しい。
直接に「これは何に使うの?」とか、「色がいいですね」などと、作り手と使い手が ふれあうのがいい。
陶器やガラスも多く、どれも高い技術が見受けられ、こころ豊かになった。
それにしても こんなに多くのクラフトに 一挙に出会えて、うれしいやら、疲れたやら、長~い一日。
ブログを読み、お互いに気持ちが通じ、出会う。
若い人の「出会い系なんとか」とは まったく異なる出会い。
今回の「クラフトフェアまつもと」を見たい人が、地元の人のお世話で集まった。
年齢も住む所もまちまちの人が、松本で10名ほど集まった。
お互いが初対面だが、ブログネーム(ペンネーム)で呼び合い、すぐに打ち解ける。
いちばん年長だったわたしは考えた。
ほんの数年前では、見ず知らずの人たちがこういう形で出会う、こんな事ありえないことだったなあ。
ブログを読んでいるから、だいたいこんな人だなあ と想い描いている。
クラフトフェアを見てみたいという人だけに、なにかしら打ち込めるものを、皆さん持っておられる。
ひよこさん(ブログネーム)は プロもびっくりという技術の持ち主。
こういう出会いのことを「オフ会」と言うのを、きょう知りました。
うちへ帰ってIT用語辞典を引くと「オフライン・ミーティング(off-line meeting)」の意味。
明日のクラフト展に行くために、
安曇野路にある『摘み草』に泊まる。
玄関からしてステキな雰囲気でした。
中に入ってびっくり。
小鹿田焼(おんたやき:大分県日田市)の大きな花びん、相田みつを氏の書、骨董品と思われる家具などが、ところどころに配置されている。
夕食も スープあり茶碗蒸しもあり 和洋折衷の懐石風献立。
見てるだけでも美しい盛り付け。
信州名物の馬刺しも とびっきりおいしかった。
いちばん目を引いたのが黒柿の茶だんす。
「これすごいですね」と店の人に尋ねたら、
「そうですね、これは300万円と聞いてます」。
道理で黒柿の切れ端でも3万円するはずか・・と納得。
こんなお宿を予約していただいたKさんに 感謝。
いちばん目を引いたのが黒柿の茶箪笥。
「クラフトフェアまつもと」へ出かけた。
城下町として栄えた松本は、民芸家具・ガラス・漆器・陶器・織物など、手仕事が人びとの暮らしの身近にあった。
25年前に 作家を中心に、生活に根付いたクラフトフェアが始まった。
友人がブログを通して親しくなった方が招いてくださり、宿泊もスケジュールも全部お任せだった。
初めてお目にかかったKさん夫妻はじめ、Aちゃん、Oさん、いろいろな人にお世話になった。
安曇野市穂高に着いて、おいしい そばで昼食後、高瀬川ダム、長い間あこがれである「ちひろ美術館」を見学した。