陶芸家・水野双鶴(みずの・そうかく)氏作の 「練り込みの皿」がある。
茶席で使う菓子器の大きさ。
氏は「練り込み技法」で瀬戸市指定無形文化財に指定されておられたが、1977年に84歳で逝去されている。
どうして、いつ、わが家にきたのか、全然おぼえていないが、亡き父から貰ったものだと思う。
木箱には略歴にしおりと、亡くなったときの新聞の訃報記事の切り抜きを入れてある。
練り込みは好みではないが このくらい抑えた色と分量なら きれいでいいなあ。
ときどき出してきて、お菓子を盛ってながめている・・。
【写真】水野双鶴氏の「練り込みの皿」」