知人(C.M.)から「創作人形展を見に行きませんか?」と声をかけられた。
その場の説明では、創作人形?・・実はよくわからなかった。
とにかく人形は好きなほうなので、出かけた。
会場へ一歩入って、びっくり???!!
C.M.さんの紹介です、と係のかたに話したら、作者の先生が説明してくださった。
人形は、のりと桐の粉を混ぜて耳たぶの固さの粘土状にしたものから、形を造る。
頭、腕、胴、脚などを、球体関節・三つ折れの技を組み合わせて身体ができる。まるでカラクリ人形の造りだ。
胡粉(ごふん)で色を付け、顔を描く。
古布やアンティークのレース地などで作って、服を着せる。すべてが手作り。
高さ15センチの抱き人形から高さ120センチの日本人形までさまざまな大きさ。 40余体(点)がずらり。
おいらん姿の人形は、着物、かんざしなど本物を人形の大きさに直して使われるという。
さぞかし骨董市、骨董屋を渡り歩いて集められたことだろう。
またガラリと変わって、イケメンの現代風男の子の人形などは、高齢者の私が見てもカッコいい。
こんな質の高い創作人形展は、なかなか見られないだろう。
人形の仕草、表情がそれぞれとてもかわいい。しかも美男美女揃い。
先生には、人形一人ひとりに名前(ニックネーム)を付けて欲しかった、と注文してしまった。
ぜひ見に行ってください。
【写真】「今木加代子 創作人形個展」案内状案内文。6月3日まで開催中。会場:マツザカヤ各務原ギフトショップ2階ギャラリー(鵜沼、R21号線沿い南側)TEL058-370-7711