エスペランサと名づけられたご夫妻のトーク&コンサートのステージを楽しんできた。
フルートの演奏家を目指していた若い女性が、難病の「クローン病」を発病。 七年間すべてをあきらめて闘病の後、社会復帰とともに音楽活動を再開。 現在は夫とともにユニットバンド「エスペランサ」(スペイン語:希望)を結成して活動されている。
大きな古時計、涙そうそう、千の風になって、ふるさとなどフルート、オカリナの演奏では、きれいな音色のハーモニーは美しく 心に沁みた。
トークの中で、「私は健康と夢を失った。この二つがあれば、人間はどんな時にも 明るく生きてゆける」と言われたことが、とても印象的だった。
一度失ったからこそ 力強く言える、ということでしょう。