『グアテマラの弟』片桐はいり著幻冬舎刊・・読後感。
ことばが豊富で歯切れのよい文章に感心する。
「トイレとロダン」の話は 大笑い。
たった一枚のトイレットペーパーが巻き起こした、水洗トイレのパイプ詰まりの事件(?)。 作者のあわてぶりが 手に取るように伝わってきた。
私事だが15年も前に、私がメキシコの知人宅でホームステイしていたとき、おなじように トイレで紙が流せない下水道事情なので、片桐さんと同じ体験をしたせいで、よくわかる。
このようにユーモアたっぷりに書けるのは、すごいですよね。
この女性(ヒト)(個性的な女優さん)は 作家にもなれる!。
うらやましい。
異文化の中で生活(くらす)のは、よい悪いは別として、珍しい体験ができて楽しいよね。