ソウルに行ったとき、韓国人の友人Kさん宅に泊まった。
彼女は最近お茶を習っているので、お稽古に一緒に行こうと誘われた。
えっ !!?
畳の無い韓国でも茶道? と、そのとき本当に驚ろいた。
日本人(わたし)が見学に来るというので、
全員 チマチョゴリで迎えてくださった。
このとき、立てひざでの「お点前」は 初めて見た。
丁 宋鐵(てい むねてつ)著 『 正座と日本人 』によると、
朝鮮半島に茶が持ち込まれたのは 7~8世紀の頃。
高麗時代に、禅侶たちによって、飲茶の風習ができたことから、茶の湯が広まった。
本書を読んで、「正座とは何か」を学ぶことによって、
思いがけない 日本の文化が みえてきた。