9月9日は「重陽(ちょうよう)の節句」。
「菊の節句」ともいう。
桃の節句や、端午の節句と並び、五節句のひとつだが、
いまでは誰も言わない、忘れられつつある。
菊の盛りには まだ早い。そのために 祝う人も少ないのかしら。
『暮らしに生かす旧暦ノート』(鈴木充広著)によると、
重陽の節句は、家族とともに 近くの高いところに登って、
「長寿と一族の繁栄を願うといい」といわれているとか。
著者はこの日ひとりで東京タワーに登って、一族のことを祈った。
わたしも一生に一度くらい、9月9日に高いところに登って、
(どこが よいかなあ・・)
いつまでも 家族が幸せでありますように、と祈ってみようか。