市民総合大学 明治カルチャー史学科 第3回の講座。
開場したばかりの朝の明治村内を歩くのは、空気もよく気持ちいい。
「維持修理と 明治村」。
講師は明治村建築担当 石川新太郎先生。
講師は大学院修了後スペインのカタルーニャ工科大学建築学科博士課程を修了された。一級建築士でもある。
きょうは 第四高等学校物理化学教室の階段教室での講義。
若返って 学生になった気分で、講義を受ける。
1965年:昭和40年代、明治の時代の建物を壊してはいけない、という機運が高まっているとき開村し、明治村が果たしてきた役割りは 大きいようだ。
今年で45周年になる、ということは、そろそろ修理工事しなければいけないところが、どんどん出てきている。
建物の構造や用途によって、使われるべき技術や材料が異なっているので、講師の先生のような高度の能力と技術を持った方が力を発揮されるようだ。
いままで わたしは明治村をそういう風に見たことが無かったが、お話を聞いて多少でも知識を得て、改めて見学することにより、博物館明治村の面白さが深まってきた。