皆川博子・著 『 少女外道 』 文藝春秋・刊
今朝も 5時半に起きて、本を読む。 著者は80歳近いが、ミステリーから幻想小説、時代小説と、幅広い小説を書かれる。 本書も 7つの短編から なる。
『 少女外道 』は、著者の生まれたころ(昭和の初めころ)の、主人公・久緒の生い立ちから画家になり自立するまでが描かれたもの。
女流作家らしく、きめこまかい 生活の描写に、 「上手だなあ」と感心した。
他の6編も 楽しく読んだ。 また この作家のものを読みたい。
【写真】皆川博子・著 『 少女外道 』 文藝春秋・刊 2010.5.30.第1刷発行。@1857e
地域ホームページ犬山羽黒の管理人が日々の出来事を語る。家事から趣味の読書、陶芸まで百聞は一見に如かずの記。
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