少子化に困っている先進国の中で、
フランスは 唯一 出生率が上がっている。
実際 この著者の本を読んでみると、いくつも納得できる。
また、日本の事情も、少し見習ったら、多少出生率がよくなるかなあと、思う点がある。
家族の形が変わってきた という点。
「未婚の母が多い」、「同棲の流行」、「パリジェンヌママは高齢」など。この項目については、わたし個人は あまりまねてほしくないが・・・。
「保育所の効用」。 働いていないママも託児所が使えて、身近に“おばあちゃん”が居なくても、子育てを楽しめる。
「育児休業制度」も利用しやすく、期間が終われば「前職に復帰できる」ことが保障されている。
これは、大きな良い点だ。
フランス人の夫と、二人の娘を、フランスで育てている著者が、
「パリの女は 子育てを 楽しんでますよ」と書いている。
【写真】 中島さおり・著『 パリの女は 産んでいる ~恋愛大国フランスに子供が増えた理由~』ポプラ社・刊。2005.11.15.第1刷発行。@1500e なお同名の文庫本も出ている:(ポプラ文庫)2008.12.5.発売。ポプラ社・出版。@588.-