木曽川学セミナー「木曾川流域の商品経済」。
講師は 松田之利先生(岐阜市立女子短期大学学長)。
商品経済というのは、自給できるものもできないものも、
売ることを目的に「作って売ること」を言うそうだ。
木曾川流域は、絹織物(養蚕)と綿織物の商いによって経済が成り立っていた。
ただ、糸と織物はできるが、染めは京都西陣へ出していたので、京都とのつながりが強くできた。
大衆商品としては、「綿(木綿)」と「菜種油」。
菜種油は、夜も働くためには 灯かりが必要。
そのために菜種油がよく売れたという。
木曽川沿いの商品はこのように発達をしてきた、と知った。
「しなければならないこと」が溜まって、時々 さぼろうかなぁと思うが、少ない受講料で講義を受けられる。
日常とかけ離れた時間が持てるし、
知らないことが教えてもらえることに、感謝して受ける。