植田康夫・著『本は世につれ』・・ベストセラーはこうして生まれた・・水曜社・刊
ベストセラーになる理由は 本書からもわかるが、一冊づつ異なり、それぞれ特徴がある。
昭和24年ごろの『山びこ学校』は高く評価された。
この本の出版元が宣伝費も出せず、返品になっても困るからと、この本の良さをわかってくれそうな人に、ただで送りつけた。
これが見事に的中し、ここから火がついてベストセラーになったというエピソード。
ベストセラーづくりの名人:神吉晴夫(光文社)という人の力によって売れた時代。
今は、書店によって「本屋大賞」などベストセラー作りもあり、
「ケータイ小説」のようにメデイアの変化によって作られるようにもなった。
【写真】植田康夫・著『本は世につれ』・・ベストセラーはこうして生まれた・・水曜社・刊。2009.3.3.初版第1刷。@1600e