男の料理が流行という時期、
タイミングよく この本を手にした。
本屋にはカラフルな料理本が並んでいる。
そんな中に、ほとんどモノトーンの目立たない(?)料理本。
著者の、単身赴任がきっかけで、料理についてメールマガジンを発行し始めたという。
その料理に、思わず「わたしも作ってみよう」と思う。
それにまつわるエッセイも自然体で、楽しい文だ。
映画「かもめ食堂」の話もあり、このような考え方をする人と、
話しができたらいいなあ と あこがれた。
立派な写真付きの料理本もよいが、
わたしは この本がたいへん気に入った。