木曽川学セミナー第10回は「木曽川中流域で食べる魚」。
講師は名古屋経済大学教授 日比野光敏先生。
木曽川中流域で食べる魚は、「川魚か 海魚でしょうか・・?」
川魚も食べなくはないが、意外にも海魚がほとんど・・。
木曽川は上、中、下流域ともに水運が発達していた。
舟で木材、木工品を運搬して、帰りに伊勢湾からの海魚、海産物をたくさん積んでくる。
サバ、サンマの塩漬け。身欠きニシン、イワシ目刺しの乾物。コンブ、アサリの佃煮。コンブ、ワカメ、天草の海産物などなど、手軽に食べれる、低廉な海魚を よく食べていた。
亡き義母は、木曽川中流域の川湊に生まれ育ったためか、
秋のお祭り、ハレのときには、酢サバの箱ずしを上手に作っておられた。
なつかしーい味・・。
【写真】木曽川学研究協議会発行。「木曽川学研究」第5号ほか表紙