妻籠宿を出て 馬籠宿へ。
京から江戸へ下る際、中山道・木曾11宿では最初の宿場。
こちらには到着が午後遅くになり、観光客も少なくなっていた。
わりときつい坂道がつづく。
時代が変わり、何よりも、暮らしが車社会になって、町並みも変わりたがっているみたい。
昔は石段、石畳みちだった気がしたが、今は段差をならして御影石の新しい石畳敷きの坂道に変わっている。
町並みのなかに、店先がいまふうの巻上げシャッターの閉まったところがあったりして、
ちょっとがっかりした。
中津川市山口(馬籠宿)の歴史・景観と、ここの地この家の人たちの暮らし。
後世に伝えたいこと・・、いまを便利に暮らしたいこと・・、
町並みという貴重な財産の伝承が どうまとまるのか、むつかしい・・と思った。