暑い日の午後、町屋暮らしを愉しむ女性(ひと)の本、
「京都がくれた小さな生活」麻生圭子著 集英社刊を読む。
作詞家 麻生圭子さん。
今は京都の町屋での生活(くらし)ぶりが注目され、女性誌のグラビアやテレビに時どき紹介されている。
本書は京都に住み、7年間の町屋での生活エッセイ。
うらやましい雑貨、骨董や生活ぶりが、いっぱい出てきてあこがれる。
その中のひとつ。 李朝喫茶「李青」は、以前いろいろな雑誌にも紹介され、一度は行ってみたいと思っている。
著者も「ぜひお寄り下さい」と言っておられるので、ますますあこがれのひとつとなった。
語彙(ごい)が豊富。 ことば使いもきれいな、日本語がちりばめられていて感心する。
さすが本業、作詞家。
何度も読み返したい一冊・・。
【写真】京都がくれた「小さな生活」。 (集英社be文庫)
2003.5.26.初刊 集英社発行。@695E