「 里山の自然と その保全 」の講師:田端英雄先生の話・・・。
「里山とは 林業的自然と農業的自然がセットになった自然の構造である」と言われた。
たとえば ため池に住む水生昆虫の行動を調べていると、5月~7月までは ため池から出て田んぼにいる。
そこで子育てをして7月~8月に ため池に 戻ってくるのだとか。
それが休耕田とかで田んぼが無くなると、水生昆虫は住みついて子育てできるところが無いので、昆虫は居なくなる。 鳥も居なくなる。
また 日本には陸上に5500種の高等植物がある。
そのうち 四分の一に 絶滅の危機。
したがって野ウサギ、イシガメが 棲めなくなり、数が激減した。
ゆえに、林業や農業を変えないと、里山の自然は保全できない。
よくわかったが、さて 私にできることは何だろう・・。