『がんに負けない、あきらめないコツ』 鎌田 實著。
寸暇を惜しんで読んだ。
著者のものは、以前に『がんばらない』を読んでいたり、テレビやラジオで見たり聴いたりして、親しみがあった。
この本の内容は、著者と乳がんにかかった女性との往復書簡です。
この中でいくつかの“目が点になる”考えさせられることばに出合いました。
人間にはがんになる遺伝子がある。
他にも がん抑制遺伝子もある。
できるだけ人間はポジティブな生き方をして、がん抑制遺伝子をオンにしておくと良いそうです。
ナチュラルキラーという名の細胞がある。
これはがんと闘ってくれる免疫機能をもつ細胞です。
これを増やすには、きれいな花や緑を見たり、よく笑ったり、音楽を聴いたりすると増えるとか。
また、食事も 栄養があってもまずくてイヤイヤより、楽しんで食べるほうが身体にとっては良い。
病気を治す一番大きな力は、治ろうとする希望だそうです。
昔から「病は気から」ということでしょうか。
※【写真】『がんに負けない、あきらめないコツ』 鎌田 實 著。2006年朝日新聞社刊。
※※『がんばらない』 鎌田 實 著。2000年集英社刊。