2009年11月から始まった日本経済新聞の朝刊の小説。
辻原 登・著「 韃靼(だったん)の馬 」が まもなく終わる。
わたしは これを読むのを楽しみに、毎朝起きている。
李氏朝鮮の日本使節団としての「朝鮮通信使」を軸として、
日本から朝鮮半島、モンゴル、中央アジアへと舞台が展開していく。
江戸時代の中期、ひとりの対馬藩士(主人公)の、「一身二生」(ひとつの体で 二つの生を生きる)の生き方に、ひやひやしながらも スリルがあって、おもしろかった。
【写真】 日本経済新聞連載「 韃靼の馬 」