平成23年1月15日中部経済新聞の「手しごと探訪」。
きょうのお目当ては「加賀指ぬき」・・と紹介記事があった。
「加賀指ぬき」。
加賀友禅の針子さんが 生地を傷めないようにと、
端切れと残り糸で作った、と伝えられる裁縫道具。
一年半前のこと、
知人から この加賀の指ぬきを作られる方を紹介された。
それまで「加賀指ぬき」のことは まったく知りませんでした。
ジグザグに絹糸を渡しながら、表面が埋まるまで かがって作る。
わたしは この繊細で緻密な模様の美しさに、びっくりした。
その時「体験しますか?」と言われたが、
わたしには とうていできないので、あきらめた。
その後、加賀の指ぬきは、その方のブログで拝見している。
いつも きれいな色と、さまざまな模様の変化に驚き、
目の保養をさせてもらっている。
また、日本の伝統美のひとつに出会い、気付くことができた。
ひよこさん ありがとう。
【写真】 いずれも中部経済新聞2011.1.15.号から