わたしがこの本を読もうと思ったのは、著者・林 真理子氏のエッセイを読んだことがないので、一冊ぐらいは読みたかったからです。
実際に読んでみると、わたしが思ったように、著者の性格が よくわかりました。
一度、何年か前 講演と言うより公開対談を 目の前で聞いたことがあり(だれとの対談だったか忘れたが)、ずいぶん強い女性という印象を持ってました。
本書からは、強い女性の描写が多く出てきて、おもしろかった。
著者は、言いたいことを歯に衣を着せて物を言う女性ではないようで、それが反って読み手には小気味よい。
林 真理子女史は、どんどん「いい女」になられました。
【写真】 林 真理子・著 『 強運な女になる 』 中央公論新社・刊
1997.5.7.初版発行。@1300e