普茶料理のおけいこの日。
部屋に入るとすぐに、かわいい瓶が積んであるのが目に入った。
先生が「Tさん(わたしの名)、ごまだれの素を 作ったよ!」と。
ついに商品化(?!)
ゴマを摺って、しょうゆと砂糖を加えたものだが、
これが 単純なようで 奥が深い。
先生は、すり鉢でゴマを擦り続けて、肩が痛いとか。
ゴマもよく擦ればよい ということではなくて、
舌ざわりと 微妙なしょうゆの分量など、
長年作り続けた経験が、おいしさの秘訣のよう。
「ギャラリーで販売するようになったが、おかげで すぐに売れてしまうの」と うれしそう。
ラベルのデザインもシンプルの中に気品がよい。
わたしもさっそく こくのあるゴマの味を愉しませてもらった。
【写真】岐阜県可児市 兼山1418:「ギャラリー かねやま」にて。