近ごろ、流行なのか、町屋風のカフェや ごはん屋さんなどで、
古道具に花が活けてあるのを よく見かける。
わたしも見かけると「すてきだなあ」と。 うちでもまねてみようか、と思う。 でも、道具がなかなか見つからない。
何年か前、韓国の友人宅にあった道具(石のナベ)。
「欲しいなあ」と言ったら、「持って行きなさい」と言われた。
「どうしてこんな古いものが 欲しいの?」とも。
でも とても重い。 飛行機に乗って帰るので・・あきらめた。
本著は、美術館を経営する方らしく、いろいろな道具(ジャンク系というか、古道具系の):金物、木や竹製の道具に活けた 野の花が美しい。
また、一輪の花によって、道具が活きている。
好きな人には、見とれる一冊。