うつわのみせ「大文字」店主 内木孝一・著
『 内木孝一の 一生使える器選び 』 講談社・刊
「ご飯は左、汁は右」に置くもの。
これは主婦なら誰もが知っている。
だが、どうして・・ということは、わたしは知らなかった。
これは鎌倉時代半ば、道元がお坊さんたちに向けて食事作法を説いた「赴粥飯法(ふくしゅはんぽう)」という本にも書かれているとか。
ご飯が左とされたのは、日本では左の方が尊ばれたから。
主食であるご飯の方が、格が上。
そこでご飯が左、汁は右となった。
本書は京都の老舗陶器店主・内木孝一氏が、
盛り付けやテーブルコーディネートのこんなポイントまで教えてくれる。
器好きの人には うれしい本。
【写真】「うつわのみせ 大文字」店主 内木孝一・著『 内木孝一の 一生使える器選び 』 講談社・刊 2008.8.28. 第1刷発行 @1400e