日経新聞(3.30.)朝刊の「春秋」欄。
「昨年9月に佐渡で自然に放たれたトキが、雄はすべて佐渡に留まっているのに、雌は全部本州に渡り、離れ離れになってしまったそうだ。・・行動がこうもはっきり分かれたのには わけがあるにちがいない・・。」
ここまで読んだとき、
今の人間社会と同じではないか・・、
男の子が気が弱いというか、女性とコミュニケーションがとれなくて、結婚活動(婚活)のために花婿修業をするなどの社会現象と。
こう思いめぐらしていると、
「男女交際の大切さを説いた福沢諭吉」が「動物でも雄、雌、両方が居てこそ楽しい」と書いている、という。
ひと(人)もさまざまだが、おひとりさまで人生を終わるのは 味気ないのでは、と老婆心ながら思える。
【写真】日本経済新聞1面「春秋」欄。2009.03.31.付け。