田辺聖子・著 『 楽老抄Ⅲ・・ふわふわ玉人生』 集英社・刊
この人ほど いくつになっても夢を見て生きている人もないと思う。
本書を読んでいると、知性的な内容だが、 つい スヌーピーや人形に話しかけている、夢見る乙女が想い起こされる。
幼い頃から、人形はもとより小石や木切れまで使って(空想の世界で)会話させたり動かしたりするのが好きだったというから、 今(小説を書く)は その延長の世界だろうか。
作家生活40年。単行本 250冊。 驚くべき数の著作に 目を見張る思いである。
【写真】田辺聖子・著『 楽老抄Ⅲ・・ふわふわ玉人生』集英社・刊 2008.12.10.第一刷発行。 @1300e
地域ホームページ犬山羽黒の管理人が日々の出来事を語る。家事から趣味の読書、陶芸まで百聞は一見に如かずの記。
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