継鹿尾山・寂光院は、もみじ寺というだけありもみじが多いが、巨木の銀杏(イチョウ)もある。
色づいた葉が 止め処も無く風に舞って散っていた。
銀杏、ポプラ、プラタナス、ケヤキなどの葉が散る様子を「黄落」という。
わが家の大きなケヤキの木も、今、黄落期ということか。
ずいぶん前に読んだが、佐江衆一著『黄落』という、
実母の介護の様子を書いた小説があったことを思い出した。
わたしにとって「黄落」という言葉は、
”さみしい”と同義語・・。
【写真】佐江衆一・著『黄落』新潮文庫1999年9月刊。@580E