この本の書評を読んで、すぐに読み始めた。
雑誌『ミセス』は1961年に創刊されたというから、
わたしは創刊の2年後くらいから ずーっと読んでいる。
自分がミセスになったばかりのわたしには、
すべてがあこがれの世界であった。
最近は読むというより、きれいなページを眺めると言ったほうが合っているが・・。
そのころ作家:獅子文六氏のエッセイが掲載され、
その魅力に惹かれ、氏の小説は全部読んだという記憶がある。
本書の中セピア色になっているバックナンバーの写真を見ながら、
これだけ長く続いている雑誌も少ないなぁと思った。
【写真】金井美恵子・著『昔のミセス』幻戯書房・刊。
2008.8.5.第1刷発行 @1900E
月間雑誌『ミセス』 発行所:文化出版局