恵那へ行くと、横井照子ひなげし美術館へ行く。
この美術館は、最近よく訪れる坂折棚田に使用されていた石積みを取り寄せ、建物は上宝村と清見町から百年近い板倉を移築して造られたもの。
この地の景色に溶け込んでいる。
春から夏に訪れれば、真っ赤なひなげしが見られる、と聞いた。
この11月は、「横井照子リトグラフ展~四季のうた~」が開催中。(会期 ~11月30日)
わたしは横井照子氏の、カラフルな、生き生きとした作品も好きだ。
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もうひとつの楽しみは、ひなげし美術館に飾られている「花器」。
係りの人に尋ねると、ここの花器は「近藤精宏氏」の作品が多いとか。
今回 訪れたときは、粉引きの白い花器が飾られていた。
流れるような線が美しく、陶然と見入る・・。