キムチ前線がやって来た。
11月の下旬にソウルを訪れたとき、路地脇のあき地で、
おばさんたち5、6人が、おしゃべりしながら、
山積みされた白菜で キムチを漬けている光景を見た。
韓国人のCさんによると、大量のキムチを一度に漬けるので、
近所の主婦が集まって共同作業をするの。
日本流に言えば井戸端会議しながらの作業で、にぎやかで楽しい。
今の若い人は共同でする人は少ないし、買い求めている人も多いよ、と言っていた。
この時期 白菜を運ぶトラックは、渋滞道路もバスなどの優先車線を走れる。
キムチボーナスが出る会社もあるそうだ。
Cさんはマンションに引っ越したので、
キムチの保存は甕(かめ)から「キムチ冷蔵庫」に変えた。
冬には寒いところでベランダの外側も二重窓になっている。
冬はベランダに置いてもいいのよ、と笑っていた。
日本でも最近は好まれて、よく食べる人が増えているようだ・・。