NHK-BSで「こんなすてきなにっぽんが」という番組を見た。
大分県竹田市では、現金収入の一つとして100年前から、
サフランの花を栽培している。
驚いたことに土の上ではなく、風通しのよい小屋の中で、球根から花を咲かせている。
これは竹田市独特の栽培法だ。
今ごろの季節(仲秋のころ)になると、あやめに似た薄紫色の花が咲く。
一つひとつの花から めしべのみ摘み取る。
この作業はたいへん根気がいる。
摘んだめしべは コタツの中で乾燥させる。
あれだけの花から ほんの少しだけしか 採れない。
高価なわけだ。
わたしはパエリアを作るとき以外に、使用方法を知らない。
サフラン酒、サフランティーにして飲むとおいしい と番組は言っていた。
【写真】 サフランの栽培函。サフランの花。花びら。めしべ。