『 人生、捨てたもんやない 』を読み直していて、
「結婚したいと思う瞬間」の章に、心打たれた。
「・・・・・
また、ある日の夜明け。 眠れない夜だった。
明けがた。 胸を締め付けられるように さびしかった。
理由は無い。 私という 存在の孤独。 そんな感じだった。
こんなとき、隣りに 温かい胸があったら・・。
たぶん、結婚って、そういうことのためにするのだと思うよ。
・・・・・」
なんと うまく表現されるのか、と つくづく思った。
わたしは さらに、今は亡き 俵 萌子さんに あこがれた。
【写真】 『 人生、捨てたもんやない 』 俵 萌子・著
2009.3.18.第1刷発行。海竜社・刊。@1429e
【写真上】 新聞記者時代の俵萌子さん。(本書さし絵から)