俵 萌子・著 『 人生、捨てたもんやない 』 海竜社・刊
著者・俵 萌子さんは2008年11月になくなられた。
俵さんが亡くなる直前まで執筆されていた、最後の本。
俵さんの本は ほとんど読み、人生の先輩として、また あこがれの生き方として、わたしは尊敬している。
10年くらい前、陶磁資料館の友の会機関紙の編集をしていたとき、館の用事で 俵さんと手紙のやり取りをしたことがある。
今は 絵葉書1枚と、「俵萌子美術館」の招待状2枚を贈っていただき、(今もまだ使っていませんが)大切にとってある。
著者は 本当に強い女性(ひと)。
離婚、乳がん、肺がん、うつ病、交通事故被害。
息子さんは障害者。どれも すごいハンディを乗り越えてこられた。
わたしは(いまは 何もないが)辛いことが起きれば、この本を 読み返そう・・。
【写真】 俵 萌子・著 『 人生、捨てたもんやない 』 海竜社・刊。
2009.3.18.第1刷発行。 @1429e