李 姫鎬 著『 夫・金大中とともに ~苦難と栄光の回り舞台~』を読んでいて、ふと思い出したことがある。
韓国では日本よりも男尊女卑の傾向が強かったようだ。
私の知人たちも嘆いていた。
金大中令夫人には、三人の息子さんがおられる。
長男のところには 3人の娘さんが授かった。
そして、お孫さんも 3人とも娘。
韓国ではこれまで男中心の社会であったが、今は三人娘が生まれると“金メダル”と喜ばれる。 息子ばかりだと“木メダル(もくメダル)”というジョークが流行と聞く。
女史の長男のお嫁さんが「お義母さんが夢見た“女中心”の社会がきたようだ。よかったね」と、言われそうだ。
【写真】 『 夫・金大中とともに 』~苦難と栄光の回り舞台~ 李 姫鎬 著 米津篤八 訳。朝日新聞出版 刊。 2009.11.30.第1刷発行。@2800e