李 姫鎬 著『 夫・金大中とともに 』~苦難と栄光の回り舞台~
著者は2009年8月死去された金大中・元大統領令夫人。
若い頃は社会運動をされていた。
また梨花女子大学講師もされていた。
この女性ほど 波乱万丈の生き方をしている女性も少ないだろう。
夫が死刑囚、息子が学生であったころのあたりは、同じ女性として 涙して読んだ。
苦難と栄光の距離の大きさも体験された、数少ない女性・・。
内容は重いが、自分の幸せより、他人のことを思いやれる魅力的な女性。
さすが一生のことを書かれたもの。
長くて、文章も読み応えがあり、何日間もかかって読みました。
【写真】 『 夫・金大中とともに 』~苦難と栄光の回り舞台~ 李 姫鎬 著 米津篤八 訳。朝日新聞出版 刊。 2009.11.30.第1刷発行。@2800e